コレクション展
2階常設展示コーナーでは、新津美術館の所蔵品を紹介しています(観覧無料、開催日は開館日に準じます)。
2024年度コレクション展
コレクション展1 三冨與一(みとみよいち)展
2024(令和6)年3月20日(水曜・祝日)~5月16日(木曜)
休館日 4月1日(月曜)、8日(月曜)、15日(月曜)、22日(月曜)、5月7日(火曜)
観覧無料
企画展に併せて、肖像や静物などを精緻に描いた新潟市西蒲区出身の洋画家・三冨與一[1889~1968年]を特集します。
三冨は、新潟県庁勤務を経て画家を志し、1916年 27歳で上京。太平洋画会で洋画を学びました。1920年の帰郷後は、弥彦、三条、長岡などの新潟県内、晩年には再び東京に拠点を移して、画家として活躍しました。実物を見て描くことにこだわり、遠方から肖像画の依頼を受けた際は現地で滞在制作したほか、好んで画題とした目白、木菟、文鳥などは自宅で飼育していました。「三冨の鯉」と称され評価の高かった錦鯉は、新潟県旧北魚沼郡川口町[現・長岡市]に通って取材したといいます。
本展では、錦鯉や金魚、季節の花々、裸婦、身近な風景などを活き活きと描いた、当館所蔵の全10点をご紹介します。
2024年度コレクション展1 出品リスト(PDF:473KB)
コレクション展2 自然と生きる
2024(令和6)年5月25日(土曜)~7月7日(日曜)
休館日 6月3日(月曜)、10日(月曜)、24日(月曜)
観覧無料
自然と人はどのような関わりを持ってきたのか。アイヌの儀礼を描いた中野雅友《イヨマンテ》などからご紹介します。
コレクション展3 色彩の交感
2024(令和6)年7月20日(土曜)~9月29日(日曜)
休館日 7月22日(月曜)、29日(月曜)、8月5日(月曜)、19日(月曜)、26日(月曜)、9月2日(月曜)、9日(月曜)
観覧無料
「色彩の魔術師」と称されたシャガールにちなみ、夏に見たい彩度の高い作品をセレクトします。
2023年度 コレクション展
コレクション展1 美術館で小旅行
2023(令和5)年4月15日(土曜)~6月18日(日曜)
休館日 月曜日(ただし4月24日、5月1日、6月12日は開館)
観覧無料
ルネサンス期イタリアの建築家レオン・バッティスタ・アルベルティは、著書『絵画論』(1435年)の中で絵画を「開いた窓」に見立てました。アルベルティが論じたのは遠近法についてですが、それに限定せずとも、絵画は別世界への窓として鑑賞者に開かれていると言えるかもしれません。
新潟地域ゆかりの美術を主軸のひとつとする当館のコレクションには、地元作家が異国に取材した作品がいくつか所蔵されています。アジア、アフリカ、ヨーロッパ。今回ご紹介する作品は、私たちをこのささやかな展示室から世界各国へと誘います。
今日日しばらく気軽に海外旅行に出かけられない社会情勢が続いていました。所蔵品に描かれた光景や事物を通して彼の地に思いを馳せ、旅行気分をお楽しみください。
2022年度コレクション展1 出品リスト(PDF:85KB)
コレクション展2 白のエスプリ
2023(令和5)年7月1日(土曜)~8月27日(日曜)
休館日 月曜日(ただし7月17日、24日、8月14日は開館)、7月18日(火曜)休館
観覧無料
本展では、ユトリロ展にちなみ、「白」を特徴的に用いた所蔵品を紹介します。
花嫁衣装に使われるように、白は、無垢やけがれのないものを象徴する色です。「白」という言葉は、何もない、何も加工されていない状態や無罪であることを指し、英語の「White」は善意や純粋を意味します。ときに、白が使われる作品からは、こうした印象を抱くこともあるかもしれません。
光を表すときにも白は使われます。最も光が当たっている部分(ハイライト)を描くのに白の絵具が用いられ、あるいは白黒写真では光に晒された明るい部分が白く印画紙に写し取られる――最も明度の高い無彩色である白は、光そのものを示す色とも言えます。
清らかな白、空白としての白、光を表す白。作品に用いられた「白」の意義やはたらき、その真髄(エスプリ)に注目してご覧ください。
2023年度コレクション展2 出品リスト(PDF:73KB)
コレクション展3 心のビタミン 絵本原画
2023(令和5)年9月9日(土曜)~11月5日(日曜)
休館日 月曜日(ただし9月18日、25日、10月9日、23日は開館)、9月19日(火曜)、10月10日(火曜)休館
観覧無料
心の栄養とも言われる絵本。1997年のブラチスラバ世界絵本原画展出品作を中心にご紹介します。
これまでのコレクション展
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