曽我・平澤記念館
最終更新日:2022年7月26日
竹林を挟んで旧笹川家住宅に隣接する、モダンな造りの建物。曽我・平澤記念館です。
旧笹川家住宅から続くコロネードは、まるで別の次元へと誘うトンネルのよう。半円をモチーフにした1階ギャラリーの奥に、曽我・平澤両氏をそれぞれに偲ぶ記念室があります。遺品や文献図書類がここに展示され、両氏の人となりを知ることができます。ホール上の2階は企画展示室です。2人の偉人を輩出した旧味方村を広く紹介するスペースとして、郷土芸術家の作品展など、さまざまな催しに利用されています。望楼へ登れば、旧笹川家住宅や越後平野の眺め、ふるさとの景観がぐるりと見渡せます。
平成3年10月に完成したこの記念館は、旧味方村出身の2人の名誉村民-曽我量深師と平澤興博士の功績と遺徳を称え、永く後世に継承するために建てられました。
曽我 量深 (そが りょうじん)
明治8年(1875年)、旧味方村生まれ。仏教思想家。
真宗大学、東洋大学、大谷大学で教授を歴任。
昭和16年(1941年)、東本願寺最高の学階である真宗大谷派講師を任ぜられる。
昭和26年(1951年)、大谷大学名誉教授に就任。
昭和36年(1961年)、大谷大学学長に就任し、以後6年の任期を務めた。
昭和40年(1965年)、勲三等瑞宝章を受章。
昭和46年(1971年)6月、96年の生涯を閉じる。
平澤 興 (ひらさわ こう)
明治33年(1900年)、旧味方村生まれ。
大正13年(1924年)、京都帝国大学医学部を卒業。
研究を重ね、昭和5年(1930年)に新潟医科大学教授に昇進。
脳脊髄の錐体外路系の研究が世界的に認められ昭和21年(1946年)に京都帝国大学へ。
昭和26年(1951年)、日本学士院賞を受賞。
昭和32年(1957年)、第16代京都大学総長に選ばれる。
平成元年(1989年)6月、89年の生涯を閉じる。
お知らせ
喫茶コーナーは当面の間休止いたします。
喫茶コーナーは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、当面の間休止いたします。
入館される皆さまへのお願い
入館の際は手指の消毒やマスクの着用、お客様同士の間隔を保つなど感染拡大防止にご協力くださいますようお願い申し上げます。
※発熱や咳・喉頭痛などの症状がある方は入館をご遠慮いただきます。
所在地・連絡先
所在地
〒950-1261
新潟市南区味方213-1
連絡先
電話:025-373-6600
施設の概要
開館時間
午前9時から午後5時
休館日
- 月曜日(休日の場合は翌日)
- 休日の翌日(土曜日が休日の場合、火曜日)
- 年末年始(12月28日から翌年1月3日)
駐車場
無料(20台)
アクセス
【自動車】
北陸道巻潟東ICより白根方面へ約20分、JR新潟駅より国道8号白根経由で約40分
JR燕三条駅より国道8号白根経由で約30分
【バス】
新潟駅前周辺バス乗り場から新潟交通バス「青山」行き約25分、「青山」から味方・月潟線で約40分
「笹川邸入り口」下車徒歩3分
観覧料(旧笹川家住宅と共通)
※土曜・日曜・祝日は小学生、中学生は無料
個人
大人(高校生以上):500円
小・中学生:300円
団体(20人以上)
大人(高校生以上):400円
小・中学生:200円
障がい者の観覧料免除について
次表に該当する場合は観覧料が免除されます。
手帳の種類 | 免除対象 | 観覧料 |
---|---|---|
・身体障がい者手帳 |
本人 | 無料 |
・身体障がい者手帳(第1種身体障がい者) |
介助者 | 手帳提示者1名につき1名無料 |
・窓口にて手帳の確認をさせていただきますので、個人ごとにご提示ください。
・手帳の種類は身体障害者福祉法、療育手帳制度要綱または精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に基づき交付された手帳となります。
・障害者手帳アプリ「ミライロID」のご提示でも免除が適用されます。
対象施設・対象者 | 免除方法 |
---|---|
障がい者支援施設の入所者・通所者及び引率職員 | 下記様式による |
障がい福祉サービス施設の通所者及び引率職員 | |
障がい福祉ホーム利用者と引率職員 | |
精神病院・施設の入所者・通所者及び引率職員 |
休憩場所のご案内
ホールにささやかな喫茶コーナーを設置しています。
ほっと一息、休憩タイムにお立ち寄りください。
フォトギャラリー
曽我・平澤記念館1
曽我・平澤記念館2
曽我・平澤記念館3
上記画像についてはオープンデータとして公開しています。
関連リンク
公の施設評価
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