市営住宅のアスベストの状態に危険性はありません

最終更新日:2017年6月26日

 平成29年6月12日、昭和31(1956)年から平成18(2006)年頃に全国で建設された公営住宅における、吹付けアスベストの使用についての報道がありました。新潟市においては、平成17(2005)年度に市内の市有施設の使用実態調査結果を公表しましたが、あらためて、新潟市営住宅の安全性についてお知らせします。
【2017年6月15日公表】

新潟市営住宅における使用状況

  • 平成17年度に市内の市有施設を対象に吹付けアスベスト使用実態調査を実施
  • 上記調査及び国からの調査依頼により、市営住宅における調査を実施

調査方法

  • 図面にてアスベスト含有の可能性がある吹付け材の有無を確認
  • 吹付け材が確認された住宅の維持管理状況を確認

調査結果(平成17年度時点)

  • 市営住宅60団地433棟5521戸中、アスベスト含有の可能性がある吹付け材を使用しているのは、11団地48棟818戸、4附帯施設(集会所、受水槽室、電気室、ポンプ室)でした。
  • 住戸専用部分及び集会所については、建設当初から囲い込み処理(注釈)済みのため、危険性はありません
  • 集会所以外の附帯施設については、露出吹付け材が使用されていますが、分析の結果、3施設ともアスベストは含有していないことを確認しました。

(注釈)囲い込み処理(工法)とは、飛散防止処理の一つで、吹付けアスベストが使用空間に露出しないよう、板状材料等で完全に覆うことによって粉じんの飛散防止、損傷防止等を図る処理です。
参考文献:既存建築物の吹付けアスベスト粉じん飛散防止処理技術指針・同解説(一般財団法人日本建築センター)

調査後の対応

  • 囲い込み処理済の住宅は、今後の改修等において分析調査の上、引き続き、適切に処理・管理を行います。
  • 平成28年4月に県から移管された旧県営住宅についても、危険性はありません。上記同様、適切に処理・管理を行います。

対策済み住宅一覧【2017年6月26日追加】

 アスベスト含有の可能性がある吹付け材を使用した住宅の一覧です。囲い込み処理済みのため危険性はありません。
 なお、平成17年時点でアスベスト含有の可能性があるとしていた11団地、4附帯施設のうち、その後アスベストが含有していないことが判明した5団地、3附帯施設を除き、新潟県から移管された住宅を追加しています。

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