数値で見る違い

最終更新日:2012年6月1日

数値でみるペットボトル入り飲料類と水道水の違い

近年、スーパーマーケットなどでよく見かけるペットボトル入り飲料水、そのほとんどは「ナチュラルミネラルウォーター」に分類されています。
新潟市の水道水と一般的に市販されているナチュラルミネラルウォーターの中から代表的な商品の分析結果を掲載していますが、各商品毎に数値の大小はありますが、新潟市の水道水にも自然のミネラルが程よく含まれ、ナチュラルミネラルウォーターと遜色ないことが分かります。
実は水道水とペットボトル入り飲料水との決定的な違いは、その殺菌方法と言えます。加熱殺菌を行うペットボトル入り飲料水に対し、水道水は塩素注入による殺菌を行っています。
殺菌のために入れられた塩素は、味覚に対してはマイナス要因の一つとなり「おいしくない」と言われがちですが、一度冷蔵庫で冷やしてみてください、市販のペットボトル入り飲料水と変わりなくご賞味いただけます。

品質表示(品名)の分類

ナチュラルウォーター

<原水>
特定水源より採水された地下水
<処理方法>
ろ過、沈澱及び過熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの

ナチュラルミネラルウォーター

<原水>
特定水源より採水された地下水のうち、地下水で滞留または移動中に地層中の無機塩類が溶解したもの(鉱水・鉱泉水等)
<処理方法>
ろ過、沈澱及び過熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの

ミネラルウォーター

<原水>
特定水源より採水された地下水のうち、地下水で滞留または移動中に地層中の無機塩類が溶解したもの(鉱水・鉱泉水等)
<処理方法>
ろ過、沈澱及び過熱殺菌以外に次の処理を行ったもの
複数の原水の混合、ミネラル分の調整、ばっ気、オゾン殺菌、紫外線殺菌等

ボトルドウォーターまたは飲用水

<原水>
飲用適の水(純水・蒸留水・川辺の表流水・水道水等)
<処理方法>
処理方法の限定はない

「ミネラルウォーター類(容器入り飲料水)の品質表示ガイドライン」より抜粋

分析結果

カルシウム

  • 水道水:6.1mg/L
  • 国内産(A社):24.7mg/L
  • 国外産(B社):12mg/L

マグネシウム

  • 水道水:1.6mg/L
  • 国内産(A社):5.1mg/L
  • 国外産(B社):7.9mg/L

ナトリウム

  • 水道水:9.6mg/L
  • 国内産(A社):18.1mg/L
  • 国外産(B社):11mg/L

カリウム

  • 水道水:1.5mg/L
  • 国内産(A社):0.5mg/L
  • 国外産(B社):5.8mg/L

有機物質

  • 水道水:1.6mg/L
  • 国内産(A社):0.4mg/L
  • 国外産(B社):0.4mg/L

蒸発残留物

  • 水道水:67mg/L
  • 国内産(A社):176mg/L
  • 国外産(B社):128mg/L

pH値

  • 水道水:7.6
  • 国内産(A社):7.6
  • 国外産(B社):7.1

1L当りの単価

  • 水道水:0.114円
  • 国内産(A社):133円
  • 国外産(B社):133円

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水道局 総務課

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