令和3年度　特定健康診査実施状況

特定健康診査の対象者は、新潟市国民健康保険に加入している40歳以上の人です。

この結果は、令和3年4月から令和4年3月に特定健康診査を受診した人の数値です。
（注意）国への法定報告数とは異なります。

詳細については、冊子「新潟市国民健康保険　特定健康診査結果（令和3年度）」をご覧ください。

新潟市国民健康保険第二期特定健康診査等実施計画の令和3年度目標受診率は53パーセントです。
受診率（実績値）は34.8パーセントでした。（対象者数130,439人、受診者数45,389人）

江南区が最も高く38.8％、北区が最も低く31.6%となっています。

男性の受診率は31.7パーセント、女性の受診率は37.5パーセントでした。
すべての年代で、女性の受診率が男性よりも高くなっており、男女とも60歳代までは年代とともに上昇しています。

受診者に占めるメタボリックシンドローム該当者は20.4パーセント、予備群は10.9パーセントであり、およそ3人に一人がメタボリックシンドローム該当者または予備群となっています。

メタボリックシンドローム（該当・予備群）の割合を男女別でみると、女性よりも男性が高くなっています。
男性は60歳代で51.2パーセントと最も高く、男性の健診受診者の半数がメタボリックシンドロームの該当者または予備群となっています。女性はおおよそ5人に一人が該当者または予備群であり、年代とともにその割合が増加しています。

特定健康診査の結果、特定保健指導の対象となった人の割合は10.0パーセントでした。
内訳は、積極的支援2.0パーセント、動機づけ支援8.0パーセントでした。

特定保健指導対象者の割合は、男性では40代で最も高く、年代が上がるとともに対象者割合は減少します。
女性は、50歳代前半が最も高く、その後は年代が上がるとともに対象者割合は減少します。
また、全体では男性が女性の約3倍となっています。

項目別では、血圧・脂質・血糖の順で基準値を超える人が多くなっています。

血糖有所見者の割合は、全体では20.9パーセントで前年度より0.2ポイント減少しました。
男女とも、年代が上がるとともに増加しています。

血圧有所見者の割合は、全体では51.7パーセントで男女とも、2人に一人が血圧の所見があります。
40歳代では、男性は女性の2倍以上となっていますが、年代が上がるとともに性差は縮小しています。

脂質有所見者の割合は、全体で26.3パーセントで昨年度より0.2ポイント増加しています。
男性は、年代とともに緩やかに減少、一方、女性は年代とともに緩やかに増加しています。