先輩パパの育休体験記
最終更新日:2025年11月26日
新潟市男性の育児休業取得促進事業奨励金を利用した先輩パパに育児のこと、家庭のこと、仕事のことなどをお聞きしました。
※このページの内容は奨励金の制度の利用者からいただいた「育児休業に関する体験記」を元に作成しています。
育休を取得したきっかけは?
- 妊娠中から産後と体調の不安定な状態の続いていた妻の負担を軽減させたいこと、また家族との時間を大切にしたいと思ったから。(20代、36日間取得)
- 私の今の環境では両親に子どものお世話を協力してもらうことは難しく、妻の家事育児の負担がかなり重くなってしまうから。(20代、55日間取得)
- 初めての育児に早く慣れたいという気持ちがあったから。(20代、92日間取得)
- 妻が里帰りをしないと決めたから。また、出産直後からの育児や家事は大きな負担となるため、夫婦で協力する必要があると感じたから。(30代、62日間取得)
家事・育児はどうしてる?
家事・育児の分担について
- 上の子の育児があるので妻にはできるだけ体を休めることと、赤ちゃんのお世話に専念してもらい他は私が担当すると話し合って決めた。(40代、35日間)
- 分担を決めてはいなかった。無理のない範囲でやれることをやる、協力しあうことの意思疎通は日ごろの話し合いでできていたと感じた。(30代、40日間取得)
- 私たちはお互いの仕事を列挙し確認した。夜のミルクは私が担当し、家事については隔日で分担する形を取った。お互いに負担を軽減しながら行えたと思った。(30代、62日間取得)
- 妻は主に体を休めることに専念する。夫は上の子2人の保育園の送迎や新生児の沐浴、寝かしつけを行い、上の子たちが妻と触れ合える時間も確保できるようにした。家事は妻の実母に手伝いをお願いし、食事等は生協やミールキットなどを利用できるようにした。(30代、92日間取得)
気持ちの変化
- 妻と育児をしていて子供の成長をともに感じることができたり、お互い苦手なところを補い合い、些細なことでも相談し合うことで父親としても自覚や責任を強く感じた。(20代、55日間取得)
- 正直、生まれる前も、生まれた後も子供がいる実感や、子供への感情をあまり持つことができなかった。しかし、育児休業を経て子供に関心と慈しみを持つことができ、今では可愛くて仕方がない。自身の価値観を変え、視野を広げる貴重な時間となった。(30代、37日間取得)
- 育休を終えてまずは「大変」の一言。やってみなければわからない部分はすごくあった。妻の偉大さ、出産の大変さに対して今まで以上に感謝する気持ちが強くなった。(30代、92日間取得)
育休前後の仕事のやりくりは?
仕事の引継ぎ
- 事前に引き継ぎリストを作成のもと上司と同僚で確認打合せをした。(40代、35日間取得)
- 直前まで育児休暇取得に悩んだがチームメンバーが後押ししてくれて取得。業務の棚卸を行い、チーム内で近い業務を担当しているメンバーにOJTで引継ぎ。引継ぎが難しい属人的業務は休業期間が1ヵ月だったため引継ぎは行わず業務を止めた。(30代、37日間取得)
- 職場の上司、同僚、部下と連携を取り、私がいなくても仕事が回るようにした。私が担当していた業務を抽出し、同僚に提示したので、何かあった時は柔軟に対応してくれた。周りの協力がありスムーズに業務がすすみ育休を取得することができた。(30代、62日間取得)
復帰後の職場環境など
- 休業中に比べると時間の制限があるため、時間の使い方や事前の準備を意識するようになり、より家事・育児への意欲が高まった。(20代、36日間取得)
- 会社の皆様のサポートや理解のおかげで大きな問題もなく休業することができた。休業前の会社からの説明や資料の確認がスムーズにできたおかげかと思う。(30代、177日間取得)
- 日々の業務に支障はなかったが、トラブルが起きた際の対応など、具体的に伝えることができれば、スムーズに作業できたのではないかと感じた。(20代、31日間取得)
家事・育児・育児休業について思うこと
- 父親の育児休業がなければ育児のスタート時点で主体は母親になりがちで、その時点で父親はどうしてもサポート役に回るようになってしまう。だが親の育児は“手伝う”ものではなく父親と母親の両方が主体となって行うものだと思う。このことを改めて実感することができたこともよかったことの一つだと感じた。(30代、177日間取得)
- 一昔前とは異なり、男性の育休が推進されるようになった。ただ周囲に私が育休を取ることを伝えると、「えらいね」を驚かれることが多い。今後、男性育休がより当たり前とされる世の中になることを願っている。(20代、92日間取得)
- これから誰かが取得する際には、率先して協力しようと思う。欲を言えば、もう少しだけ長く育休できたらな、と思うくらい充実した育児休業だった。(30代、40日間取得)
妻からのコメント
- 平日は夫が出社前と帰宅後にミルクやおむつ替え、子どものお風呂などを進んで行っているため、日々の負担が軽くなり、とても助かっている。また、互いに前向きに育児に取り組んでいるからこそ、育児の悩みを二人で共有でき、私や子供の心の安定に繋がっている。
- 身体がまだ辛く気持ちも不安定な時に、自分でするのが難しいことを担ってくれ、助かった。子どもの日々の変化や子育て、子供との生活をどのように作るかを話し合うことが出来、出産前から「自分がしなきゃ」と思っていた気持ちが少し軽くなった。
- 初めての出産で、睡眠不足と回復しきらない身体にくじけそうだったが、夫に支えられ協力しながら乗り越えることができた。初めての育児を二人で試行錯誤することでチームワークが上がったと思う。夫は家事育児なんでもできるが、特に料理の腕前がめきめきと上達し、作ってもらう食事が楽しみだった。毎日子どもの成長を一緒に見守ることができた貴重な時間だった。
- 育児休業中に夫にはたくさん助けてもらった。子供が生まれてから今までの期間で私が考えている“こうしたい”を共有でき1人でいる時よりもスムーズに日々の育児ができたと思う。子供といる時間が増えたので以前よりも親子の仲が深まったと思う。家事に関してははっきりと分担をせずに行っているが、夫が進んで取り組んでくれたので感謝している。
育児休業体験記
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