令和2年度第7回協議会会議録

最終更新日:2020年12月11日

日時:令和2年10月22日(木曜)午後1時30分から
会場:江南区役所 302会議室

1 開会

○土田地域総務課長補佐
 本日は、お忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。定刻になりましたので令和2年度第7回江南区自治協議会を開催させていただきます。
 当会議につきましては公開することとし、記録作成のため録音及び撮影をさせていただきますのでご承知おきください。
 資料の確認をお願いします。
 (資料確認)

○土田地域総務課長補佐
 本日の会議について、小形委員、小野委員、横田委員、高橋委員から欠席のご報告をいただいております。

2 会長あいさつ

○土田地域総務課長補佐
 それでは、開会に伴いまして、はじめに、小林会長からご挨拶お願いいたします。
 (会長あいさつ)
○土田地域総務課長補佐
 次に報告に入りますが、ここからの進行は小林会長にお願いいたします。

3 報告

(1) 令和2年度 江南区教育ミーティングの開催について
○小林会長
 早速、はじめさせていただきます。ご意見、ご質問のある方、毎度のことですが、簡潔明瞭、挙手の上、お願いしたいと思います。
第1に、令和2年度の教育ミーティングの開催について、佐久間教育支援センター長からご説明をお願いしたいと思います。
○佐久間教育支援センター長
 いつもお世話になっております。教育支援センター佐久間でございます。私からは、令和2年度江南区教育ミーティングの開催についてご案内させていただきたいと思います。
 お配りいたしました資料1をご覧ください。皆様ご存じのとおり、区の教育ミーティングにつきましては、区自治協議会の委員の皆様と区担当教育委員、教育委員会事務局職員が意見交換、懇談を行うことによって、区の特性や地域における実情を把握し、教育施策に反映できる体制づくりを目指して、毎年開催を行っております。例年、7月と1月に開催をしておりましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、7月の開催は見送らせていただいておりました。このたび、12月の自治協議会の開催に合わせまして教育ミーティングを開催させていただくことで決定いたしましたので、ご案内させていただきます。
 最初に日時、会場ですが、令和2年12月24日(木曜)自治協議会開催前の午後1時30分から1時間程度を予定しております。会場は、こちらの302会議室でございます。
 次に出席者ですが、江南区自治協議会委員の皆様と江南区担当教育委員、教育委員会事務局職員です。なお、教育長と記載がございますが、出席できなくなりましたのでご了承をお願いいたします。
 次にミーティングの内容ですが、一つ目といたしまして、「これからの時代の学校教育について(タブレットを活用した授業)」と題しまして、国のGIGAスクール構想を受けた本市の対応状況について説明させていただきます。
 今ほどGIGAスクール構想と申し上げましたが、これについて簡単にご説明させていただきます。GIGAスクール構想は文部科学省が提唱する構想で、令和元年度から令和5年度までの5か年の計画として、学校における児童生徒、一人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備するといったものでございます。今年度の国の補正予算においては、一人1台端末の整備の前倒しや、家庭でもつながる通信環境の支援など、災害や感染症の発生等による学校の臨時休校等の緊急時において、ICTの活用により、すべての子どもたちの学びを保障できる環境を整備することとしております。
 本市においても、この国の補助金を活用いたしまして、ハード、ソフトの両面で整備を進めております。予定といたしましては、来年1月ころから、児童生徒、教職員などにおける利用の練習を含めた運用が行われる予定となっております。教育ミーティング当日には、タブレットを活用することで授業がどのように変わってくるのかなどの実演も含めましてご説明させていただく予定となっております。GIGAスクール構想の説明については以上です。
 次に内容の二つ目といたしまして、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けまして、新しい生活様式を踏まえた学校運営について、教育委員会、学校の取組みを説明させていただきたいと思っております。
教育委員会からの説明後、質疑応答、意見交換をさせていただきたいと思っております。
教育ミーティング当日に使用する資料についてですが、事前に送付させていただく予定としております。
 最後に、教育ミーティングを欠席される場合につきましては、大変恐れ入りますが、準備の都合上、12月21日月曜日までに教育支援センター宛てにご連絡をお願いしたいと思います。
○小林会長
 ありがとうございました。今ほどの説明内容で、ご質問等ございませんか。
 12月24日、自治協議会前に開催するということでございますので、皆さん、ご出席をお願いしたいと思います。

(2) 令和3年度特色ある区づくり予算に係る各部会からの意見・提案について
○小林会長
 続きまして、二つ目の「令和3年度特色ある区づくり予算に係る各部会からの意見・提案について」、各部会から説明、発表をお願いしたいと思います。
 まちづくり部会の見田部会長、お願いいたします。
○見田委員
 まちづくり部会としての意見・提案についてご説明申し上げます。
 既存事業関連ですけれども、事業全体としまして、今年度は、ご承知のように新型コロナウイルス感染症の影響で実施できない事業が少なからずあったということで、事業評価がなかなかできにくいという事情もありますので、令和3年度は、必要な見直しがあれば行いながら、これは3密回避、あるいは新型コロナウイルス感染症に対するリスク回避、低減を図りながらという意味を含んでおります。基本的には継続実施をしていただきたいという意見が調整されたところでございます。
 次に個別事業なのですけれども、そのうち「江南区ぐるっと巡って発見・体験ツアー」に関してですけれども、これもイベントが実施できない中で代替事業として取り組みました「半額還元キャンペーン」がありますけれども、非常に苦境が続く飲食業界への支援として効果的だったのではないかという受止めはしておりますけれども、参加店舗、実施回数をこれから増やすなど、予算拡充も含めた形で事業の継続をしていただきたいという意見がございました。
 また、亀田まつりの代替で行われました「風鈴まつり」も亀田縞のPRにつながっていたと思っておりますけれども、半額還元キャンペーン参加店舗の店先に亀田縞の風鈴を設置するなど、こういう地域資源を活用する形で、飲食店支援と亀田縞のPRという相互の取組みです、これの機運醸成につなげていただければという意見がありました。
 続いて、新たな取組みへの提案・意見ですけれども、実はこれは事業提案というものではありません。施策レベルのまちづくりの方向に関して2点ほど、どちらかと言えば問題提起的に意見が出されたということでご理解いただきたいと思います。
 1点目は、江南区の文化資源であります俳句誌の「まはぎ」がありますけれども、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、実はこれは創刊100周年を視野に入れて、俳句、これは亀田郷を中心に今も非常に盛んなわけですけれども、これを幅広い分野で活用するような「文化のまちづくり」を考えてはどうかということが1点目です。2点目が、江南区のポテンシャルの向上と産業、文化との発展を企図して、江南賑わい広場館、これは勝手なイメージですけれども、こういう江南賑わい広場館のような場を漠然とイメージして、人や物、文化の交流を核とする「賑わいと活性化の新拠点づくり」を考えていただければどうなのかということで、これら2点につきまして、まさに長期的視点で調査研究をお願いできればという問題提起的な意見と提案でございます。
○小林会長
 ありがとうございました。今ほどの説明で、ご質問等ございませんか。
 なければ、次に安心安全部会、山崎部会長お願いします。
○山崎委員
 安心安全部会です。8月、9月の部会で意見・提案を求めました。
 はじめに既存事業への提案・意見ですが、二つございます。
 一つ目は、「江南区安心・安全な地域づくりの推進事業」についてです。区役所や各コミュニティ協議会でそれぞればらばらに災害時の物資や資機材などを備蓄していることと思いますけれども、それぞれが備蓄している用品をリスト化して共有していただきたいと思います。共有することによりまして、自分たちの地域に足りないものの把握や新たな発見などがあるかと思いますし、災害時には区内全体で共有することも可能となり、バランスの取れた備蓄ができるのではないかと思います。また、各地域の各避難所に整備されている物資は少ないということを区民へお知らせいたしまして、足りないものは各自で用意してもらえるような広報をしていただきたいと思います。また、今年は新型コロナウイルス感染症もあり、地域での防災訓練ができていません。やはり感染症対策などについても不安であるため、新型コロナウイルス感染症にも対応した避難所運営の訓練を、江南区が見本となって実施していただきたいと思います。
 二つ目は、「地域で子育て~見守る目、見守る心~」事業についてでございます。この事業の目的である、地域全体で子育て支援を応援する機運を醸成させるためには、事業を継続させることが一番重要であると思います。子育て支援をしている人の想いと支援が欲しい人の想いに差があるという意見もございました。実際の声を聞くような機会を作ったりして、地域全体で子育てしやすいまちになっていく仕組みができていくといいと思っております。
 次に、新たな取り組みへの提案・意見です。昨年もこの場で意見させていただきましたけれども、防犯カメラ設置にかかる説明会の開催でございます。防犯カメラは抑止力にもなりますし、何か事件があったときに有効だと考えております。防犯カメラ整備補助金もありますけれど、そもそも、どこに設置すると効果的なのか、設置にはいくらかかるのか、リースすると安いと聞くがどうなのかなど、設置に関する知識や維持管理、運用方法などのノウハウがないので、勉強会があると地域の中で話し合いも進みやすくなると思います。新型コロナウイルス感染症の関係で集まることは難しいこともありますので、説明会という形でなくとも、これまでに設置した自治会の事例紹介やマニュアルなどの整備でもよいと思います。例えばこの自治会ではどういうところに取り付けて、録画したデータは誰が管理をして、維持にかかる費用はいくらかかるのかなど、どのような運用方法をしているのかということが分かるものがあるといいと思います。
 最後に、その他の意見・提案でございます。こちらも昨年意見提案をした区役所だよりへの防災Q&Aは、今年4月から定期的に区役所だよりに載せてもらっておりますけれども、安心安全部会の委員が日頃から思っている防災に関する疑問についての回答を、区役所の防災担当が書いて掲載しているものです。この取組みは住民の意識醸成につながると思いますので、引き続き、安心安全部会からQを提出しますので、継続していただきたいと思っております。Q&Aがある程度集まった段階で冊子にして配布などしたほうがいいのではないかと考えております。
○小林会長
 ありがとうございました。今ほどの内容につきまして、質問等ございませんか。
 なければ、次の環境・教育部会の横木部会長、お願いします
○横木委員
 環境・教育部会です。既存事業への提案・意見で5点ほどあります。
 まず、「「農」に親しむと」いう事業は、家族形態が変化していく中で伝統食が受け継がれていないように思う。伝統食の良さを若い世代に向けてPRできないか。また、作物に愛着をもつには、苗を育て、収獲し、調理体験しなければ難しいのではないか。親子で年何回かに分けた講座などを検討していただきたい。これは意見ということでありますが、こうした意見がありました。
 2番としては、「「江南区をPR」ジュニアサポーター」という事業です。市、県内でも、県内は特にそうかもしれませんが、江南区を知らない人がいるために、市内、県内へPRをする機会が必要ではないかという意見がありました。
 三つ目が「地域商業化活性化支援」。三・九マルシェの出店者も買い物客も高齢化してきており話題性に乏しいため、若い世代が来たくなるような工夫ができないか。また、区には三・九の市(いち)以外にも各地区に市(いち)があるので、その辺にも留意して事業を実施していただきたいという意見がありました。
 四つ目が「みんなで語り、考える 使いやすい公共交通」。公共交通は不便だという思い込みがあるため、各地区で高齢者向けに試乗体験やルート、時刻表の見直しに向けた住民アンケートを実施してもいいのではないか。なかなか公共交通すぐに利用するようになるということは難しいとは思いますが、もう少しその辺を含めて詰めていきたいと思います。
 五つ目が「いい汗 いい食 江南健幸ライド」。開始して数年経過したが、最近は区外の人や自転車愛好者が多いため、区民が気軽に参加できない。区民の健康づくりにつながるように対象事業を改めて検討していただきたい。区民の人よりも区外の人が多く利用しているようですので、区民の人を優先してほしいというような提案、意見であります。
 新たな取り組みへの提案・意見ということで、区内の伝統芸能の継承、保存活動への支援。新型コロナウイルス感染症の影響で区内各地域の催事が中止となり、神楽や民謡等は発表の場がないため継承が危ぶまれている。江南区文化会館を発表の場とし、映像化するなど保存活動への支援ができないか。新型コロナウイルスの感染などの状況に応じた支援を検討していただきたいという提起がありました。
○小林会長
 ありがとうございました。今ほどの説明内容ついてご質問、ご意見はありますか。ございませんでしょうか。
 とにかく、今年度は新型コロナウイルス感染症の関係で、いろいろな行事、イベントが中止になっております。やはり来年度の課題というものは、相当、これから真剣に考えていかないとなかなか進展していかないのではないかと思いますので、各委員の方もその辺、心して取り組んでいただければと思います。
 また、事務局におかれましては、各委員から今提案された内容、意見等につきまして、来月の自治協議会で区としての対応について説明をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○土田地域総務課長補佐
 事務局で対応をまとめまして、来月の自治協議会の場で発表させていただきたいと思います。
○小林会長
 よろしくお願いいたします。
 以上、報告事項はこれで終わりになりますが、そのほかに皆さんから何かご意見、その他、全体にございませんでしょうか。
なければ、連絡事項等ございましたら、事務局からお願いしたいと思います。

4 連絡事項・その他

○土田地域総務課長補佐
 事務局より4点ご連絡をさせていただきます。はじめに、江南区民福祉大会について、古泉健康福祉課長よりご連絡いたします。
○古泉健康福祉課長
 江南区健康福祉課の古泉です。
 皆様にお配りいたしました令和2年度江南区民福祉大会のチラシをご覧いただきたいと思います。毎年、江南区社会福祉協議会と共催して開催しております江南区民福祉大会を、11月28日土曜日の2時から江南区文化会館音楽演劇ホールで開催いたします。今年も2部構成で開催していきたいと思います。1部には社会福祉功労者表彰式を行いまして、2部には江南区曙にございます発達クリニックぱすてるの和田有子医師から、発達障がい児者の支援をテーマにした講演をしていただきます。今年は新型コロナウイルス感染症対策として、時間の短縮および参加人数を縮小しての開催となります。また、講演会については、後日、江南区社会福祉協議会のホームページで動画配信を行っていきたいと思いますので、そこでも見ていただくことができますので、ご覧いただきたいと思います。
○土田地域総務課長補佐
 次に、「市長とすまいるトーク」についてでございます。ご案内させていただきましたが、11月16日の月曜日、午後7時から8時になりますけれども、江南区役所の3階大ホールにおきまして、「コロナ禍における新潟市の未来に向けた取組み」をテーマとして開催させていただきます。先に送付させていただきました出欠確認票の提出をされていない委員におかれましては、事務局へ提出をお願いいたします。
 次に、自治協議会委員改選についてご連絡いたします。
○祝地域総務課係長
 地域総務課の祝です。自治協議会委員改選についてご説明いたします。
 昨年度4月からスタートしました第7期江南区自治協議会につきましては、来年3月をもって2年の任期が終了となります。自治協議会委員につきましては、自治協議会委員で構成される委員推薦会議におきまして、構成団体の選考あるいは公募委員の選定、各団体等から選出された委員候補者の自治協議会本会議に推薦するという役目をつうじまして、本会議の承認をもってそれが決定されるという流れとなっております。4月からの第8期の委員改選に向けまして、来月から順次、その委員推薦会議を開催させていただく予定です。
 なお、推薦会議の委員につきましては、皆さん、お忘れの方が大半だと思うのですけれども、第7期がスタートした昨年5月に、本会議の場で推薦会議の委員につきましてご報告をさせていただいております。一応発表させていただきますと、1号委員から6名と2号、3号委員から4名ということになっておりますが、1号委員、コミュニティ協議会選出の委員の皆様の中では、東小学校区コミュニティ協議会の渡辺啓子委員、西小学校区コミュニティ協議会の間島委員、横越コミュニティ協議会の今井委員、曽野木地区コミュニティ協議会の櫻田委員、両川地区コミュニティ協議会の横木委員、大江山地区コミュニティ協議会の山崎委員が1号委員の推薦会議委員となっております。2号、3号につきましては、和澄委員、湯田委員、高橋委員、あとは長谷部委員が入っておりましたが長谷部委員を除く3名の方、合計9名の方で推薦会議が構成されますので、来月に入りましたら皆さんに日程調整等をさせていただきまして、来年度の改選に向けて候補者を出してもらう団体の選定等について意見交換をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○土田地域総務課長補佐
 最後の連絡です。このあとの部会の開催についてご連絡させていただきます。このあと、本会議終了後に第5回目の部会を開催いたします。まちづくり部会委員の皆様は3階の301会議室、環境・教育部会委員の皆様は2階の203会議室、安心安全部会委員の皆様はこの会場でお願いいたします。お手数ですが、移動の際はご自分の名立てをお持ちになって移動をお願いいたします。事務局からは以上です。

5 閉会

○中野副会長
 お疲れ様でした。本日、予定されていました議事はこれで終了いたしましたので閉会いたします。
 次回、令和2年度第8回目の自治協議会は、11月26日(木曜)の午後1時半からの開催となります。会場はこちらの会場、302会議室を予定しております。よろしくお願いいたします。お疲れさまでした。

(終了)

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江南区役所 地域総務課

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