令和2年度第5回協議会会議録

最終更新日:2020年10月14日

日時:令和2年8月27日(木曜)午後1時30分から
会場:江南区役所 大ホール

1 開会

○土田地域総務課長補佐
 本日は、お忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。定刻になりましたので令和2 年度第5 回江南区自治協議会を開催させていただきます。
 当会議につきましては公開することとし、記録作成のため録音及び撮影をさせていただきますのでご承知おきください。なお、本日の会議は取材のため報道機関が入っておりますので併せてご承知おきください。資料の確認をお願いします。
 (資料確認)
○土田地域総務課長補佐
 本日の会議について、小形委員、長谷部委員、高橋委員から欠席のご報告をいただいております。

2 会長あいさつ

○土田地域総務課長補佐
 それでは、開会に伴いまして、はじめに、小林会長からご挨拶お願いいたします。
 (会長あいさつ)

3 報告

(1) 令和3年度特色ある区づくり予算について
○小林会長
 それでは、次第に則って進めてまいります。毎度のことながら、ご意見等ある方は挙手のうえ、簡潔明瞭にお願いしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 はじめに、令和3年度の特色ある区づくり予算について、各課長から詳細についてご説明をお願いしたいと思います。まず、全体説明として、藤崎課長よろしくお願いいたします。
○藤崎地域総務課長
 地域総務課長の藤崎です。資料1-1をご覧いただきたいと思います。令和3年度特色ある区づくり予算の概要について説明いたします。
 基本的には、令和2年度の予算編成と変更点はございません。「特色ある区づくり予算の基本的な枠組について」でございますが、区独自の課題解決、そして区が持つ魅力や特性を生かした取組みなどを実施する、向かって左側の区役所企画事業、それと区自治協議会が提案いたします地域課題解決に必要となる新たな事業、そして既存の取組みとの連携を図ります区自治協議会提案事業、以上2つの柱となっております。
 限度額につきましては企画事業と提案事業合わせて2,900万円となっております。内訳はそれぞれ各区の事情に合わせて配分できることとされておりますが、江南区におきましては令和2年度企画事業、下に書いてありますように15事業で2,400万円、提案事業4事業で500万円を予算化したところでございます。これが1枚目の説明でございます。予算編成に向けました詳細なスケジュールにつきましては、のちほど説明をさせていただくこととします。
 次に1-2をご覧ください。こちらは、令和2年度の区役所企画事業を整理した一覧表となっております。表頭の区分欄に部会区分とございます。これにつきましては、所管する分野に該当いたします部会を整理したものでございまして、このあと本会議終了後の各部会にて意見交換を行う際の目安として活用いただきたいと思います。
 1枚おめくりください。令和2年度特色ある区づくり事業実施状況でございます。各事業につきまして、今ほど申し上げた15事業につきまして、現在までの状況につきまして、順次担当課長より説明をさせていただきますのでNo.1からお聞き取りいただきたいと思います。まず、No.1から産業振興課長お願いします。
○塚本産業振興課長
 産業振興課長塚本でございます。本年度の特色ある区づくり事業の実施状況につきまして、当課が実施しております事業についてご説明いたします。はじめに、ご承知のとおり、私どもが実施する区づくり事業のほとんど、すべてと言っていいのですけれども、これは交流人口の拡大や地域の賑わいづくりといったものを目的にしたものがほとんどでございます。このたびの新型コロナウイルス感染拡大の状況は、まさに逆風を受けた状態となっておりまして、その中でも事業の趣旨、目的を最大限精査いたしまして、当初予定しておりました事業内容と若干差違がある部分もございます。そういったことを予めご承知のうえお聞きいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、A3横長の資料の1からご説明したいと思います。NO.1、江南区「食」のブランド強化・発信でございます。当初、梅産地の将来を語る意見交換、梅まつりの開催、梅をはじめとする区の農産物を使った商品開発やフードメッセ等の見本市への出展を支援するものでございましたが、現時点におきまして、梅産地との意見交換会はやはりコロナの影響で延期という状態になっております。また新たな商品開発につきましては現在、二つの商品開発を目指して実施中ということでございます。
 次に、出展の支援についてです。資料にもございますが、江南区の一番のイベントであります旬果旬菜いきいきフェスタにつきましては、先般、実行委員会を書面開催いたしまして、意見交換といいますか、実施の可否について議論をさせていただきました。非常に多く来場者がありまして、新型コロナウイルスの感染防止の三密の対策が非常に取りにくいということ。また、仮に発生した場合、特に農業団体からのご意見ですけれども、農産物への風評被害ということが計り知れないこと、既に市場のお祭りのほうが中止を決定していたということから、今年度において旬果旬菜いきいきフェスタは中止となりましたので、この場を借りてご報告をさせていただきたいと思います。
 なお、フードメッセにつきましては、現時点におきまして開催予定ということでございますので、これにつきましては状況を注視しながら出展の可能性を考えていきたいと考えております。来年度に向けた方向性は記載のとおりでございます。
 次に、No.2、地域ブランド亀田縞の販売拡大でございます。主に、国内に留まらず、海外市場拡大に向けた取組み、服飾専門学校や他の産地、異業種などのコラボなどさらなる知名度アップを図る取組みを進める事業でございます。現在、この度の新型コロナウイルス感染が世界規模に蔓延しているということから、海外での展示会の出展ということが非常に困難であること。また、これまで支援を受けてきた県からも、海外の展示についてもいいのだけれども、やはり地域に密着したブランドとして確立をさらに進めるべきではないかというようなご助言もいただいております。
 そういったことを受けまして、今年度から私ども区役所、商工会議所、また生産者の皆さん、消費者でもある地域のコミュニティ、この場合は亀田東小学校区コミュニティ協議会ですけれども、こちらと連携して組織を立ち上げまして、今年度中に亀田縞のタペストリーの制作をしていこうと。そのタペストリーをまちなかに、特に商店などにお願いして掲示させていただくことで日常的にまちを彩るというような産地アピールという形に実施することを、先般、協議会で決定させていただきました。併せまして、やはり亀田地域におきましては、歴史と伝統に基づく、いわゆる地域のアイデンティティの象徴でもございますので、そういったものを今後、地域の子どもたちにより継承する意味でも、これまでは個人の活動で総合学習などにご協力いただいていた部分が多かったところですけれども、今後は協議会を前面に出して、子どもたちの総合学習の支援にさらなる力を傾注しようということで、今後進めていきたいと考えております。
 続きまして、次ページでございます。No.3、「農」に親しむでございます。江南区の親善大使をモチーフとした農産物の収穫加工体験、これにつきましては先ほど来申し上げているとおり、新型コロナウイルスの影響ですべて中止という形にさせていただきました。地場産品の給食連携につきましては、じゃがいも、きゅうり、トマトなどこの地域の特産物を題材に、7月30日に東曽野木小学校におきまして実施いたしました。おいしいフォトコンテストは去る8月17日から9月30日までにかけて、今年も募集をしております。区内の直売所のスタンプラリーは、10月からの実施に向けて、現在チラシを制作中でございます。農産物PRパンフレットの作成から、今後より視覚的に訴えるという意味で、動画の制作に切り替えて、どういうコンテンツにするかということを現在調整中でございます。最後に市民グループの連携につきましては、若手農業者や商工会議所青年部などと連携いたしまして、彼らの目指す目的とするものをサポートしながら事業化の可能性を現在、協議している最中でございます。来年度の方向性はこのとおりでございます。
 続きましてNo.4、文化芸術の創造・発信でございます。これは、本年5月に公募型プロポーザルを実施し、委託業者を選定いたしました。今年度は、一つ目の事業を年明けの2月14日、2回目を、近いのですけれども2月28日に実施するということで、内容は最初に行うほうが声優の神谷明さん、2回目が国語学者の金田一秀穂さんを講師とした講演会を実施するという形で現在、業者と調整中でございます。方向性につきましては記載のとおりでございます。
 次に次ページ、No.5、地域商業活性化支援でございます。亀田三・九の市と周辺商店街で賑わいづくりに向けた取組みを行うもので、主に三・九マルシェという形で、昨年度から実施してございます。これにつきましても、事業主体となる亀田三・九の市および本町商店街誘客推進協議会に私どもは参画いたしまして、三密を防止することを前提に、今年度の取組みについて今、議論いたしました。三・九マルシェは、まず集まっていただけるお客様の大半が高齢者であるということも加味いたしまして、中止という形にさせていただきました。
 そのほか、先般報道もされたのですけれども、かめだ祭りが中止になったということから本当に寂しい夏だということを地域の方からもご意見をいただきまして、商工会議所と一緒になりまして風鈴祭りと称して、商店街の道路沿いに風鈴を設置し音でまちを彩ろうということを現在、実施してございます。併せて、昔のかめだ祭りの写真を発掘し、それをパネル化して、商工会議所が商店に設置をさせていただいておりますし、私ども、亀田駅東西自由通路におきまして、先ほどお話した風鈴、亀田縞のバトンという表現し難いのですが、しゃれた布を展示といいますか。開札口を出てすぐそれが目につくような形で自由通路を彩ってございます。地域交流センターのギャラリーにおきまして、かつての亀田郷の懐かしい風景写真展なんかも併せて実施をしているという形を現在とってございます。来年度に向けても記載のとおりの形で、地域の方々といろいろ意見交換をしながら考えていきたいということを実施したいと考えております。
 最後に、No.6、江南区ぐるっと巡って発見・体験ツアーでございます。この事業は江南区の歴史的な祭礼や風景、町並みなど様々な観点から、江南区の魅力を発信し、来街者いわゆる交流人口を拡大しましょうという趣旨のもとで企画された事業でございます。新型コロナウイルス感染拡大防止という言葉を再三使用して、誠に申し訳ございませんけれども、残念ながら記載されている事業はすべて取りやめとさせていただきました。
 ただし、事業の趣旨でもある江南区の魅力を改めて区民の皆様から再発見、知っていただきたいという思いから、コロナによる外出自粛により致命的な影響を受けた飲食業に緊急事態宣言後の5月18日から商工団体ならびにNPOと一緒になりまして、お弁当のテイクアウトを実施する紹介や、また弁当まつりと称しまして、できる限りの配達、注文、発注といった形の取組みを行ってまいりました。弁当まつりにつきましては、企業、団体の皆様から大変ご協力いただきまして、延べ114名の事業者の皆様から、期間中昼食、夕食合わせまして1,261個の弁当を発注いただいたという形で実施をいたしました。
 また、江南区の食の魅力の一つである、今ほどの割烹仕出し店の弁当まつりに続きまして、現在同様の実行委員会のメンバーで区内飲食店に参加をお願いし、8月1日から9月13日にかけて半額還元キャンペーンを実施してございます。ちなみに、第1回の抽選会が先般ございました。当選者数は100名、これは3回やるのですけれども、100名の予定だったのですが、応募総数が当初少なかったらどうしようかという考えもあったのですが、蓋を開けたら1,000名を超える応募をいただきました。大変ご好評をいただいております。これを機会に、残りの期間少なくなってございましたので、委員の皆様方からも参加店のお店で飲食を4,000円以上いただきまして、ご応募いただければありがたいと考えております。
 来年度に向けた方向性ですけれども、基本的なぐるっと巡って発見・体験ツアーの企画、これはその後コロナ状況下に応じてカスタマイズしないといけないとは思っているのですが、これまで江南区内の商工団体、ここは一堂に会して何かをするという実はスキームがございませんでした。今回、コロナという影響下の中で急ごしらえではございましたけれども、商工会議所、商工会、NPOと私どもが組んだ企画というのは、やはりこれまでにない取組みもできましたし、それぞれの強みを発揮できたと考えております。せっかくの機会ですので、災い転じてではございませんけれども、この集まりをさらに江南区の魅力発見、発信、再認識といった事業を来年度、このスキームを枠組で進めていきたいと現在考えてございます。以上、産業振興課所管の特色ある区づくり事業の実施状況です。走り走りで申し訳ございません。こういう形で現在、実施しております。以上でございます。
○小林会長
 続きまして、建設課でしょうか。
○西山建設課長
 建設課長の西山でございます。よろしくお願いいたします。建設課が担当いたします事業の実施状況について説明をさせていただきます。資料4ページをご覧いただきたいと思います。建設課分は、No.7、No.8、No.9の3件になってございます。No.7、(仮称)小阿賀野川フィッシング大会、No.8、いい汗いい食江南健幸ライドにつきましては、新型コロナ感染症拡大防止の観点から、今年度は開催を中止したというところでございます。来年度につきましては、いずれも対策を講じたうえで開催をしたいと考えているところでございます。なお、健幸ライドの部分につきましては来年度の開催に向けまして、サイクリングロードの路面表示の修繕を行って準備をしたいと考えているところでございます。
 続きまして、No.9、江南区未来づくりプロジェクトでございます。これにつきましては、前回の自治協議会で本庁の都市計画課から説明がございました都市計画マスタープランの区別構想の更新内容と整合を図りながら今後の作業を進めていきたいと考えているところでございます。来年度につきましては、今年度取りまとめました成果をもとに、より具体的なプランを策定していきたいと考えているところでございます。
○藤崎地域総務課長
 地域総務課でございます。5ページのNo.10、「江南区をPR」ジュニアサポート事業でございます。目的から申しますと江南区の魅力発信、そして文化、スポーツのさらなる振興につなげたいという目的で事業を興しております。内容につきましては、全国大会などに出場します文化・スポーツ分野で活躍する小中学生をサポーターとして任命して、江南区をあらゆるところでPRしていただこうと。この任命の要件でございますが、区役所選出枠ということを今年度からは設けていまして、特段全国大会ではなくて、それに準ずるような形でもいいのではないかということで一つ新設されたものでございます。これまでの実施状況でございますが、軒並み全国大会が中止となっていることから事業実施、いわゆる従来の要件の全国大会に出場するというものに合致するということはなかなか困難でございます。今後、冬の大会が想定されますけれども、開催状況を踏まえて制度の周知をさらに図っていきたいということでございます。また、来年度に向けての方向性につきましては江南区の認知度の向上について、相対的にもう一度改めて検討する必要があるのではないかと考えております。
 次にNo.11、みんなで語り、考える、使いやすい公共交通についてです。こちらは、区民がより使いやすい公共交通の実現というものにつなげていくということで、四つの柱をもとに事業を展開しております。一つ、区バス、住民バスの共通回数券の検討、実践を図っていきたい。二つ目、江南区区バス乗車体験学習会を催す。三つ目、新たな手法による運行形態の構築に向けた支援、シニア半わりりゅーとの作成の支援の四つについてやっていきたいという形でスタートいたしました。現在の実施状況でございますが、共通回数券につきましては区バス、カナリア号、横バスで実施を調整中でございます。次の、バス乗車体験学習につきましては、学校にも希望を取りまして、現在東曽野木、早通、亀田東小学校から実施をするという希望が届いております。また、三つ目の新たな手法による運行形態の構築につきましては、社会福祉法人の送迎車両を利用しました互助による輸送、これを大江山の大渕地区で運行できるよう、ただいま健康福祉課、コミュニティ協議会、民生委員・児童委員などの関係者と検討を進めているところでございます。また、シニア半割りゅーとにつきましては、9月末を目途に南部営業所へ貸切バスを運行しまして、利用方法の講習とともにシニア半わりりゅーとの新規作成の支援を行う予定としております。
 また、来年度に向けた方向性でございます。3点書かれております。公共交通空白・不便地域の解消、さらなる利便性向上、みんなで支える地域づくり、これらの視点で事業を継続していきたいという思いでございます。
 次のページ、No.12、江南区安心・安全な地域づくりの推進でございます。文字どおり防災、防犯、交通安全全般にかかりますこれをもとに資機材の整備を含む活動支援。また、避難所運営にかかります研修会、イベントでの啓発。また、避難所体制で必要な物品の整備、中学生を対象としたジュニアレスキュー隊と称します講習会の開催を目的としております。それぞれ進捗状況が書かれておりますけれども、上半期の啓発活動については各種イベントなどが軒並み中止になっておりますが、下半期は状況を踏まえて実施をする予定としております。また、感染症対策にかかります必要物品につきましても順次配備し整備を図る予定としております。また、ジュニアレスキューにつきましては9月からすでに実施予定校が三つ入っております。また、調整中2校ということで現在、実施に向けて作業を進めております。
 来年度に向けた方向性でございます。区民、特に中学生の防災意識の向上、避難所運営に必要な物品の整備といろいろ課題が多ございますが、地域が主体となった安心安全な地域づくりを行うため、引き続き継続実施していきたいという思いでございます。
○古泉健康福祉課長
 この4月より、健康福祉課長を務めております古泉と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当課所管の区づくり事業について説明したいと思います。3事業あります。まず、最初に資料6ページ、表の下のNo.13をご覧ください。共生のまちづくり「ともにアート展」です。障がい者が作成したアート作品を亀田駅などに展示し、多くの方に鑑賞してもらうことで障がい者への理解を深め、共生社会についての機運情勢を図る事業でございます。江南区として、共生のまちづくりを進めるため8月5日付けで福祉、商業、行政の関係者などで、行政を構成員とする江南区共生のまちづくり推進連絡会を設置いたしまして、アート展開催に向けての協議、検討を行っているところでございます。10月31日から11月23日まで、亀田駅で開催する予定であります。初日の10月31日にはオープニングセレモニーということで行うことを予定しております。魅力あるアート展の開催を目指し、準備を進めているところでございます。
 来年度に向けた方向性といたしましては、江南区の共生のまちづくり推進に向けまして、推進連絡会の関係者と連携いたしまして、引き続き障がい者への理解、促進を図るとともに農、福、商相互連携した取組みを実施していきます。
 次に二つ目、7ページのNo.14、地域で子育て~見守る目、見守る心~でございます。地域全体で子育てを応援する機運を醸成するとともに、父親の子育てへの参加の促進、子育て世代に必要な情報の発信など子どもたちが健やかに育つまちづくりを推進する事業でございます。地域での子育てを応援したい方に、子ども・子育て応援バッジを配付するとともに、子育てを応援したい方と応援を必要とする方々の交流会を通じて、地域での子育て支援につなげていきます。パパノートにつきましては、父親の子育て参加を目的に江南区オリジナルで作成したもので、母子健康手帳を交付する際に渡しています。今年度は区内の児童福祉施設や出生届の手続きなどの期間にパパノートを利用した方の声を聞きまして、効果、検証を行う予定にしております。
 また、江南区子育て情報アプリでは、プッシュ通知を通じて不審者情報など地域の安心情報を速やかに発信しております。来年度に向けた取組みといたしましては、現事業を継続するとともに、徘徊高齢者情報なども発信するなど市民が地域を見守る取組みを検討していきたいと考えております。
 次に、三つ目、No.15、江南区ふれあい・ささえあいプランの推進です。江南区地域福祉計画の基本理念、「みんなでささえあい安心して暮らせるまち江南区」の実現を目指し、区民、福祉団体、コミュニティ協議会、区社会福祉協議会、区役所などが協働いたしまして、地域福祉の推進を図る事業でございます。令和2年度の実施についてですが、江南区ふれあい・ささえあい交流事業は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年度については中止といたしました。江南区福祉大会につきましては、新型コロナウイルス感染防止に配慮しながら、11月28日土曜日に開催する予定にしております。障がい者施設のネットワークの推進、授産品の魅力向上については新たな授産品を作ることを今現在検討しております。子どもたちの居場所の活性化については、魅力あるイベントの企画のほか、子どもたちへアンケートを実施いたしまして、ニーズの把握に努めていきたいと思っております。思春期の子育て体験につきましては、曽野木中学校での実施を予定しております。
 来年度に向けた方向性については、区内の地域福祉を推進するため事業を継続して事業実施をしていきたいと考えております。
○藤崎地域総務課長
 それでは、各事業の説明を終わらせていただきまして、次に資料1―3をご覧ください。A4縦の令和3年度特色ある区づくり予算編成スケジュールについて、ご説明いたします。昨年度と同様のスケジュールを想定しております。本会議終了後、区役所企画事業につきましては、部会で所管いたします事業を中心に提案や意見を検討していただくこととしております。それと同時に、各委員個人からも提案、意見募集を行います。資料1-3の2枚目をご覧ください。別紙と書かれておりまして、特色ある区づくり予算にかかる事業の提案等についてと書かれている書類が入っていると思います。これを使っていただきまして、9月8日火曜日まで地域総務課企画広報グループまでご提出いただきたいというご依頼でございます。
 また先ほどのスケジュールをご覧いただきたいと思います。9月の自治協議会では9月24日と打ってありますが、昨年と同様、先に部会を午後1時30分から開催いたしまして、部会の意見を取りまとめていただき、そのあと午後3時から本会議を開催いたしまして、各部会から検討状況を報告していただくこととしております。最後にご案内があると思います。
 また、部会で議論が足りない場合、これにつきましては各部会において、10月の自治協議会までの間に臨時に部会を開催していただきたい、意見をまとめていただきたいということでございます。なお、10月の自治協議会で各部会から提案、意見を発表していただきます。そのあと、事務方が対応案について整理いたします。ついては、11月の自治協議会で提案、意見に対する対応案を事務方から説明をさせていただきます。そのあと、事業および予算案を調整いたしまして、12月の自治協議会におきまして、特色ある区づくり予算にかかる事業に関する意見聴取を行う予定としております。なお、提案事業につきましては、企画事業と連携を図っていく必要があることから、区が実施すべき部分、また自治協が取り組める部分を整理しながら事業を検討いただきたいと思います。
 昨年度と同様、部会で議論したものを本会議で提案、発表するというやり方を行いますが、活発な意見交換を通じまして、事業効果が高まるような来年の予算編成ができればと考えております。

○小林会長
 ありがとうございました。今ほど、4課長から詳細の説明をいただきました。全体を通して質疑をお受けしますが、何かございませんか。コロナの関係で、だいぶ今まで計画していた事業等が延期や取りやめというような形になっていることは事実です。かといって、これに代わるものはなかなか大変だと思うのですが、今ほど藤崎課長から説明があったように、時期のことも考えながら変更を立てなくてはならないという観点から、今4課長から説明をいただいた内容について、疑問点が相当おありではないかという気がしますけれども、いかがでしょうか。
○横木委員
 両川地区コミュニティ協議会の横木です。特色ある区づくり予算の実施状況の中の6ページのNo.12、江南区安心・安全な地域づくりの推進というところで、令和2年度の実施(予定)状況の中で、交付決定、1コミュニティ協議会(両川)となっておりますが、これについての詳細の内容をお聞きしたいのですが。
○藤崎地域総務課長
 こちらにつきましては、交付決定1コミュニティ協議会(両川)となっておりますが、LEDの導入でございます。
○横木委員
 場所はどこに。
○藤崎地域総務課長
 あとでご報告をいたします。
○小林会長
 ほかにございませんか。私から一つ。No.12江南区安心・安全な地域づくりの推進は、防災士の活用等を併せて積極的に考えたほうがいいのかという気がしますので、ご提案したいと思います。江南区の防災士は相当おられると思いますので、もう少し防災士の方が活躍できる場といいますか、活用してスムーズな運営ができるような方向で検討していただければありがたいという気がしております。
○坂井委員
 亀田小学校校区の坂井でございます。同じくNo.12の件で確認したいと思います。安心・安全に関係する活動というのは、避難所、避難訓練だとかいろいろあるのですが、今年はコロナの関係でなかなかそういったイベントができないということで、いろいろどんな形で盛り上げていくかということで苦慮しているのですけれども、一つの方法として、今年はなかなか皆さんとイベントや訓練をやるということはなかなか難しい状況になっています。むしろ、コロナと共存してやっていかなければいけない。コロナと共存しながら、そういった避難所のあり方だとか、あるいはもう少し広く見てコミュニケーションの取り方だとか、そういったことを考える年になるかなと考えています。それを、地域の人たちといろいろディスカッションをするにおいて、何かマニュアルとか教材ではないけれども、何かあると話をしやすいとこんなふうに考えているわけです。何かありましたら、ぜひ。
○藤崎地域総務課長
 今、おっしゃるとおり、軒並み中止を受けた現在の状況でございます。しかしながら、このままいくわけではございません。ある程度、1歩でも2歩でも再開、そちらに1歩でも前進するような形で、市としましても考えておりまして、6月補正とか今後予定されております9月議会がございます。その中で避難所におきましては、物品の備蓄ですとかいろいろな形でコロナ対策を含めた中で整備を図っております。防災訓練についてこれまでは、軒並み中止になっていましたが、今後ぼちぼちやれるような状況になっています。坂井副会長が言われるように、やれる方策を探りながら何とか形として残して、皆さんと協議しながら、またいろいろな形で話し合いをしながらwithコロナでもないのですけれども、何とか前進していき、再開に向けた支援をしていきたいと考えております。
○湯田委員
 No.14、地域で子育て~見守る目、見守る心~の中で、交流会の開催と自主活動化ということで、交流会の開催を予定されているということですが、もう一度具体的な詳細が分かっていたら対象とか内容を教えていただきたいと思います。
○古泉健康福祉課長
 交流会の開催についてです。子育てを応援したい方と応援を必要とする方の交流会、意見交換会ということで、これから年度中に1回開催したいと今、場所を含めて定員を設けて開催しようと思っております。また、お呼びする方、参加される方につきましては、応援バッジを交付した方にはまず必ず案内をしようということ。また、広くご案内を申し上げたいということで、例えば子育て支援センターの方とか子育てサークルの方、いろいろな団体の方にも参加していただきたいと思っておりますが、会場の都合とコロナ対策を考えながら実施したいと考えております。
○山崎委員
 大江山の山崎です。私もNo.14です。来年度に向けた方向性の中に、徘徊高齢者情報の発信とあるのですけれども、どういうふうなものか、もう少し中身を教えていただきたいです。
○古泉健康福祉課長
 今、皆様もご存じのとおり、高齢者がどんどん増えておりまして、徘徊高齢者の情報も警察から区役所等にいろいろ、徘徊SOSという形で情報がきているところで、それをもっと地域の方々からも見守ってもらうために、賛同される方にその情報を発信しようかということを検討したいと思っております。今年度は、地域で子育てという題名でございますが、来年度は地域で見守るみたいなそんな形で考えて、高齢者分野の高齢者の徘徊の部分も地域で見守っていきたいと考えております。
○中野委員
 No.3、「農」に親しむのところで、先ほど、市民グループ等との連携で若手の方たちと連携した取組みでPRを検討中というお話のところで、たしか動画を作成中とおっしゃっていたと思うのですけれども、それは年度内に作成して発信をする予定ということですか。
○塚本産業振興課長
 おっしゃるとおりです。
○中野委員
 その発信の方法というか、動画をどういうふうな形で地域の皆さんが見られるのかを教えていただけたらと思います。
○塚本産業振興課長
 ユーチューブに載せて、そのURLを広く知っていただきながら、SNSで拡散しながらユーチューブでまずご覧いただくということを今現在、想定しております。
○中野委員
 ユーチューブを見る年齢がわりと限られているのかとも思ったので、ユーチューブ以外でも何か見られることを考えていますでしょうか。
○塚本産業振興課長
 今現在、何を題材にするかというところの話は進めているのですけれども、どういう発信の仕方をするかというところまでは、実は話が及んでございません。ただ、一般的にスタンダードなものはユーチューブではありますが、おっしゃるとおりいろいろなツールがございして、例えばインスタグラムとか今話題のティックトックというのでしょうか。そういったSNSでも動画発信が可能だという時代ですので、まさに若手の農業者、商工会議所青年部との議論になりますので、そういった発信ツールについては彼らのほうが詳しいのかと思っております。そういった意見を聞きながら、ユーチューブをベースとしながらいろいろな発信方法を進めていろいろな方に見ていただきたいと考えています。
○中野委員
 ありがとうございます。
○小林会長
 ほかはございませんか。この場ですから、忌憚のないご意見を頂戴したいと思います。よろしいでしょうか。全体を通して今の磨く、活かす、守る。
 これについて区長から一言総括をお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○米山区長
 江南区長です。お世話になっております。ご存じのように、今年度についてはコロナウイルスにまさに意表をつかれ、予算編成段階でここまで影響がでてくると思っていなかったというところで、今その予算をどういうふうに使って効果的に取り組めるかと四苦八苦というか、はっきり言うと対症療法的なものも含めてやらざるを得ないといった内容になってございますが、これからの取組みといった部分でも書かせていただいております、来年度についても、今のコロナの状況、それからワクチンとか薬といったところも不明確、不確定な部分がある中で、コロナを前提として取り組まざるを得ない、考えていかざるを得ないという状況ではあります。ただ、今年と違うのは、先ほど言ったとおり、今年は意表をつかれてどうしましょうというわけですけれども、来年はコロナを前提としながらもしっかり準備して、どういうことができるかということをきちんと煮つめて予算を作れる。そこは、同じコロナを前提としていても全然違うのではないかと思っております。いろいろできること、まだまだ限られる部分はあるかと思いますけれども、そういった中で、皆さんと知恵を出し合いながら、ぜひ来年度は今年よりもしっかりと取り組むように、できるようにしていきたいと思います。うまくいけば、ワクチンの開発によって、コロナからの危機といったところから立ち直ることができれば。縮小していたものを拡大することは非常に楽に、私はできると思っております。そうすれば、今年度予定したいような事業も含めて、皆さんと一緒になって取り組めていければと思っておりますので、そこら辺、またアイディアとかそういったものがございましたら、ぜひたくさん出していただいて、よりよい来年度の予算にしていければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○小林会長
 ありがとうございました。急に言って申し訳ございません。ほかにないようですから、次に移らせていただきます。

(2) 新潟市国民保護協議会委員の推薦について
 次に、(2)新潟市国民保護協議会委員の推薦のことについて、事務局より説明をお願いしたいと思います。
○藤崎地域総務課長
 私から、新潟市保護協議会委員の推薦について説明いたします。資料2をご覧ください。新潟市におきましては、国民保護法に基づきます、新潟市国民保護計画を平成19年4月1日から施行しております。これにつきましては、新潟地域にかかります、国民の保護のための組織に関する重要事項を審議するため協議会を設置しており、計画の変更にあたってもこの協議会で審議することとなっております。江南区自治協議会からは、山崎委員にご就任いただいているところでございます。この度、8月31日をもって、任期2年が終了することから、後任の委員につきまして、自治協議会宛てに推薦の依頼が来ているところでございます。次回の任期は令和2年9月1日から、令和4年8月31日までの2年間。ちなみに、会議は年1回程度と聞いております。また、出席された場合は市の条例に基づき報酬が支払われることになっております。以上を踏まえて、ご推薦をいただきたいというものでございます。
○小林会長
 今ほどの件ですが、委員推薦につきましては第7期から依頼があった附属機関の目的に沿って、関係する部会から委員を選出するというような形になりますので、部会からの選出をお願いしたいと。今回につきましては安心安全部会が担当になりますので、安心安全部会から本日の部会でどなたか委員を決めていただきたいと思います。ついては9月の定例会議でご報告をいたしますので、本日安心安全部会の皆さんでご協議くださるようにお願いしたいと思います。
(3) 江南区自治協議会各部会の報告について
 次に、資料3に沿って部会の報告をお願いしたいと思います。まず、まちづくり部会の見田部会長お願いいたします。
○見田委員
 前回のまちづくり部会の会議概要について、報告させてもらいます。内容ですけれども、まずは前回に引き続きまして、令和2年度の取組みについて意見交換を行ったというものですけれども、その中で主な意見です。今ほども行政からお話がありましたように、様々なイベントが中止されているという状況の中で、大体の取組みとして、皆さんご承知の江南区親善大使がありますので、江南区親善大使のキャラクターを活用して、子どもたちにマスクに貼付をして江南区のPR、直接的には特産物のPRをしてはどうかということで、リスクの部分についても非常に少ないわけですので提案がありまして、結果的にはマスクに貼り付けはなかなか難しい面もあるのですけれども、貼り付けが可能なもので事業者から見積もりを取って検討を進めてみましょうということになりました。
それから、公共交通に関する勉強会ですけれども、これについても講演会が実施の方向で検討してみようということで、内容については特定の地域に特化した内容ではなくて、江南区全体を見たときの区バスのあり方とか住民バス、目的バス、デマンド交通なんかあるわけですから、広い視点でどのような手法が可能なのかというものを中心にして、いろいろと意見交換をしたところでして、講師について想定する講師は事務局でも想定があったものですから、その方と接触してもらって、まずは事務局から講師の予定の方の確認だとか、またリモートでの講演でしょうか、こういうものも可能かどうか検討しようという方向になりました。
 結果は今お話しましたように、想定している講師に、講演会について打診をしていただいて、今後の日程等これから検討しましょうという方向性になったと思います。
 最後に、その他ですけれども、建設課で都市計画マスタープランにおける区別構想の更新ということで、建設課で案を今後作成して、その部会にも両方情報提供するということですので、これまでのまちづくりの方向性を捉えた中で、これまでの10年間を新たに育むべき内容を加筆する形としたいと説明を受けたところでございます。日程は定かではありませんが、今後これについての議論が進められるということになったところです。
○小林会長
 ありがとうございました。続いて、安心安全部会の山崎部会長お願いします。
○山崎委員
 安心安全部会です。第2回安心安全部会の会議内容について、ご報告いたします。今年度の部会で取り組む事業について意見交換を行いました。今年も、各地で想定を超えるような雨が降っておりますけれども、被害がでていることから、信濃川、阿賀野川、小阿賀野川の中で囲まれている江南区も例外ではなく、いつ災害が起こってもおかしくないのではないかということで、大雨に対しての備えや広報、勉強会などを検討していってはどうかという意見がありました。
 それから、大雨のときのハザードマップや避難所の周知、自宅にあるもので、災害時に活用できるものの紹介などをやったらどうかというふうな意見がございました。ほかには、避難所の運営をどうやってやるのかよく分からないということで、避難所運営の訓練などができたらいいのではないかというような意見もございました。事務局にある地域総務課の防災担当とも相談しながら、事業を検討していきたいと思っているところでございます。
○小林会長
 ありがとうございました。続きまして、環境・教育部会の横木部会長、お願いします。
○横木委員
 環境・教育部会の会議概要を説明します。まず、はじめに事務局からの話で、オンラインゲーム等の取組みについては実施場所のインターネット環境のハードの面で難しいのではないかという報告がありました。また、子どもたちの文化・スポーツについては、スポーツ系は代替の大会等があるのですけれども、文化系部活の代替がないということがある。
 それから、他区ではありますが、区役所庁舎等で美術の絵画とか合唱の発表会をやっているところがある。また、イベントの実施にとらわれないで、部会の所管分野についての議論を、時間を設けてその中から取組みを検討してもよいのではないかという意見がありましたので、この辺は考えたいと思っております。
 また、全体の主な意見として、フロアカーリング体験交流会、体力測定イベントを予定していると。前回では決められなかったので、また今回に持ち越しになっておりますが、基本的には中止を前提としてその他の取組みを検討したほうがよいとなった。また次年度以降に状況を見て、それを復活してもいいのではないかとか、フロアカーリングを楽しみにしている子どももいるので、別の形でも子どもたちがかかわれる取組みを実施したいという意見がありました。
 その他の取組みについても、全体にコロナということがありますので、子どもたち自身が社会貢献を感じてもらえるような取組みとか、絵画展示などの活動はどうかとか。あと、親善大使のぬり絵も、展開しておりますが、その絵を提供してもらって展示する。あと、昨年度終わっていますが、子ども達の声を聴くプロジェクトということで、実施から数年経っております。改めて、文書で子どもたちに地域の魅力や課題をあげてもらい、それを環境・教育部会の広報紙として作成してみてはどうかと。以上のような意見がございました。
○小林会長
 ありがとうございました。今ほどの3部会の内容についての確認、ご質問はございませんか。報告事項はこれですべて終わったのですが、全体を通して何か、ご質問やご意見等はございませんか。
○坂井委員
 亀田小学校区コミュニティ協議会の坂井でございます。確認したいのですけれども、回覧板というのは以前、1日と15日ということで月2回でしたけれども、最近になって、月1回15日ということになったわけですが、その辺どうしてそういうふうになったのか説明をいただけたらと思います。何かといいますと、地域の情報伝達、一番身近でなじみ深い回覧板という存在です。私どもはコミュニティ協議会活動をするに際しても、そういった情報の伝達というのは回覧板を頼ってということになっているわけでございまして、その辺のところがどうしてそういうふうになったのか説明をいただけたらと思います。
○藤崎地域総務課長
 今ほどの回覧板の件でございますが、新潟市の場合は自治会を担当している所管は市民協働課でして、各区の住民の方から市民協働課宛てに感染症防止のため、いわゆるコロナの感染症防止のため回覧を一定期間停止してほしいとか、あるいは必要文書とは思えないものが回覧されている。この時期に本当に必要なのか。危機管理がなっていない。また、一方では、コロナの感染症防止の観点から回覧を停止するようというふうなご意見があったと聞いております。それを受けまして、町内の行政連絡文書のあり方を所管課で検討した結果、できるだけ回覧を少なくし、不要不急の回覧を抑え、ホームページや区だよりなどでの周知を徹底したい。そうさせてほしいと庁内に指示が渡ったわけでございます。その関係で回覧数が少なくなったという背景が一つあるかと思います。
 一方では、江南区の地域総務課宛てにいろいろな形でお声をいただいているのも現実でございました。様々な意見をこれまでもいただいており、制度については区内の方、そして毎年いろいろなご意見をいただいて、見直しの時期に来ているという懸念も持っておりました。しかしながら、一方ではコロナの状態で全体数の回覧の文書が少なくなっているという状況から現在、先ほど坂井副会長が言われたように、一つの情報伝達の場、地域での大事なツールだとは理解しておりますが、全体的に回覧数が少なくなり、また、従前は1日と15日の2回ということで話をしておりましたが、先ほど来申し上げますようにこちらもいろいろな声を聞いております。したがって、それを不要不急ではなくて、緊急性の面から考えて、それを1回15日だけというふうに、言明はしませんができるだけそちらに移行できないかという気持ちを持っておりました。しかしながら、緊急性のあるなし、あるいは判断していただいて、私どもと協議していただく形になるのですが、どうしても早い時期ということであれば、2回という形で委託もしておりますし、自治会への事務委託費も全然減る、2回が1回になるかということで事務委託費も軽減するような話もございません。従前どおりでございます。したがって、基本ライン従前どおりという形でご理解をいただきながら、しかしながら今のこの状況下も踏まえて回数を減らしていく、全体数を減らしていくということで今、動いて考えているということでご理解をいただきたいと思います。本当に、回覧というのは情報伝達のツールということで非常に大事なことだと理解しておりますが、何分にもよろしくお願いしたいと思います。
○小林会長
 今ほどの説明で、たしかにコロナ禍でこういう状況になっています。コミュニティ協議会選出の方も多いと思いますし、自治会、町内会、いろいろなところで回覧板、通達文書は回っていないと思います。それでも、今の課長の説明をよく理解されまして、何か問い合わせがあった場合に説明をお願いしたいと思いますので、よろしくご協力お願いしたいと思います。
 私から1点です。8月 20日に今年度第1回目の自治協議会の会長会議がございました。こういう状況下で、八つの区の各会長からいろいろ意見は出たのですが、何せコロナ禍で事業がなかなか進まないとどこも苦慮しているということで、できる限り事業目的の範囲内で内容を変更するなど、手を替え品を替えながら進めていきたいのだというようなお話がございましたけれども、具体的な結論が出るような話ではございませんでした。今後、意見交換をしたうえで、各自治協議会でお互いに検討していく必要があるのではないかというようなことです。先回のその会議の詳細については、来月の自治協議会で事務局からまとめていただいて、ある程度皆さんにご連絡できるような形を取りたいと思っております。いわゆるオンライン会議というようなことを、ある区でやってみたのだというところもありました。実際、オンライン会議といっても、これから30人の委員の方がお互いに環境下が整っているかどうかというような問題も考慮しながら、考えていかなくてはないのではないかと思いますので、今皆さんにお配りしたアンケートを9月8日までにお出しいただくように重ねてお願いしたいと思います。詳細については、また次回のこの会議でまたお話をさせていただきたいと思います。
 以上でございますが、ほかによろしいですね。それでは、事務局にお返しいたしますので、お願いいたします。

4 連絡事項・その他

○土田地域総務課長補佐
 ありがとうございました。事務局より2点、ご連絡をさせていただきます。まず、1点目ですが、最初にお話もありましたけれども、区役所の庁舎のエレベーターの更新工事についてお知らせいたします。令和2年9月10日から10月30日の間、工事のためエレベーターが利用できないことになります。9月、10月の自治協議会の際にご不便をおかけいたしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。
 2点目になります。今後の部会の開催について、ご連絡いたします。このあと、本会議終了後、第3回目の部会を開催いたします。まちづくり部会委員の皆様は2階の201会議室へ、環境・教育部会委員の皆様は1階の多目的ホールになります。安心安全部会委員の皆様はこの会場でお願いいたします。また、いつもお手数ですけれども、移動の際はご自分の名立てをお持ちになって移動をお願いいたします。

5 閉会

○中野委員
 本日予定されていた議事は、これで終了いたしましたので、閉会といたします。次回は9月24日木曜日、令和2年度第6回目の自治協議会、昨年度と同様に本会議の開催前に部会を1時半から開催することとし、本会議は午後3時からの開催となります。本会議の会場はこちらのホールを予定しています。各部会の会場については、このあとの部会でご確認をお願いいたします。お疲れ様でした。

(終了)

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