このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動


本文ここから

北区役所だより 第291号(令和元年5月19日) 2ページ

最終更新日:2019年5月19日

ふるさと自然と文化

北区郷土博物館所蔵作品展「人間はどこにいる?」

 福島潟を中心として豊かな自然に恵まれた豊栄地区では、写生や水彩画の制作がさかんに行われてきました。こうした地域の背景を反映して、豊栄市博物館を前身とする当館には、自然を描いた作品が数多く収蔵されています。
 それに対して、人間を主題として取り組んだ作品の数は多くはありません。しかし風景画に人間が登場しないからといって、その世界が人間と無関係だということではありません。そこに人間の存在や暮らしを見出すことのできる作品も多くみられます。「人間を描かない」という意図によって、作者の人間への関心が逆に浮かび上がってくる作品もあります。また、人間を主題とした作品においても、作者の意図やメッセージは多様に表現され、決して一様ではありません。
 この展覧会では、9人の作家による12点の作品を展示し、それらの作品世界を通して「人間」の存在とそのありようを見つめる機会とします
 出品作品から2点を紹介しましょう。
 羽田信彌(はだしんや)は、農民や労働者の困窮生活と彼らの闘争を題材とした版画を通して、日本の近代化が生み出した社会の矛盾を示しました。しかしこの母子像において作者の意図はそのこと以上に、労働する母親の大きなボリュームのなかに母子の生のすべてを包含(ほうがん)させることにあったように思います。
 齋藤満栄(さいとうみつえい)が描き出した「ドーム」では、そこに描かれた来訪者たちの姿が、風化したドームの外壁と溶け合って、“その時そこにいた”人間の存在の痕跡(こんせき)や気配を私たちに感じさせます。
 「人間はどこにいる?」を手がかりに、作品・作者との対話を深め、美術作品の表現を一層深く味わってください。

北区郷土博物館 学芸員 神田 直子

齋藤満栄「ドーム」(2006)

齋藤満栄「ドーム」(2006)

羽田信彌「乳も出ない」(1970)

羽田信彌「乳も出ない」(1970)

所蔵作品展 「人間はどこにいる?」

出品作家 上田桑鳩(そうきゅう)、齋藤満栄、高野常与志(つねよし)、高橋清、富岡惣一郎、長沢明、羽田信彌、本間公司、味方海山(みかたかいざん)
日時 6月1日(土曜)から7月15日(祝日)午前9時から午後5時(月曜休館)
問い合わせ 同館(電話:025-386-1081)

学芸員による作品鑑賞会

日時 6月9日・30日、7月14日(日曜全3回)午後1時半から2時半
申し込み 当日直接会場

健康増進普及講習会

にいがた未来ポイント対象事業
問い合わせ 健康福祉課健康増進係(電話:025-387-1340)

イラスト

 バランスの取れた食事や簡単な運動で健康づくりを始めませんか?
テーマ ちょいしおで寿命延伸 野菜たっぷりメニュー
日時 6月24日(月曜)午前10時から午後1時
会場 早通コミュニティセンター
内容 健康についての講話、簡単な運動、調理実習
対象・定員 先着20人
参加費 400円
持ち物 エプロン、三角巾、筆記用具
申し込み 6月12日(水曜)までに食生活改善推進委員 竹村(電話:025-386-1798)

みなさんの健康のために(6月)

問い合わせ 健康福祉課健康増進係(電話:025-387-1340)

育児相談

6月 会場 受付時間
19日(水曜) 豊栄健康センター 午前9時半から11時
25日(火曜) 北地域保健福祉センター 午前9時半から11時

内容 身体計測、栄養相談、計測のみも可
対象・定員 乳幼児と保護者
持ち物 母子健康手帳
申し込み 当日直接会場

離乳食講習会

はじめての離乳食

会場 豊栄健康センター
日時 6月7日(金曜)午後1時半から3時(受付開始午後1時15分)
内容 離乳食の始め方
対象・定員 生後5カ月頃の乳児の保育者先着20人
申し込み 5月22日(水曜)から6月5日(水曜)までに市役所コールセンター(電話:025-243-4894)

ステップ離乳食

会場 豊栄健康センター
日時 6月7日(金曜)午前10時から11時半(受付開始午前9時45分)
内容 2回食、3回食への進め方
対象・定員 生後6カ月以降で2回食・3回食に進もうとしている乳児の保育者先着25人
申し込み 5月22日(水曜)から6月5日(水曜)までに市役所コールセンター(電話:025-243-4894)

その他

  • 股関節検診・母体保護相談、1歳誕生歯科健診、1歳6カ月児健診、3歳児健診(3歳6カ月頃に実施)は該当者に個別案内をしています。
  • 1歳誕生歯科健診時に、同会場で「ブックスタート」(初めての絵本体験)を実施します。
  • はじめての離乳食は偶数月は豊栄健康センター、奇数月は北地域保健福祉センターで実施します。

健康相談(栄養相談あり)

内容 保健師・栄養士による個別相談
健康診断の結果記録票のある人は持参してください。
予約者優先になります。予約がなくても相談できますが、お待ちいただく場合があります。

6月 会場 時間 申し込み
11日(火曜) 北地域保健福祉センター 午後1時半から3時 北地域保健福祉センター(電話:025-387-1781)
26日(水曜) 豊栄健康センター 午後1時半から3時 健康福祉課地域保健福祉担当(電話:025-387-1345)

メタボ予防運動講座(予約制)

にいがた未来ポイント対象事業
内容 運動の習慣化を目的とした講話や実技
対象・定員 他の運動教室、運動サークルなどに参加していない人

6月 会場 時間 申し込み
11日(火曜) 北地区公民館 午後1時半から3時(受付開始午後1時15分) 北地域保健福祉センター(電話:025-387-1781)
26日(水曜) 豊栄健康センター 午後1時半から3時(受付開始午後1時15分) 健康福祉課地域保健福祉担当(電話:025-387-1345)

※ほか参加条件あり。申し込み時に確認してください。

ござはなレポート

回を重ねて40回目の大作戦

 4月13日(土曜)に、40回目となる福島潟クリーン作戦が行われました。
 貴重な自然環境を保全するため、福島潟環境保全対策推進協議会の呼びかけで毎年行われ、近隣自治体や各種団体などからボランティアおよそ700人が集まりました。
 快晴に恵まれ、厚着では汗ばむ陽気のもと、さまざまなごみを拾い集めた結果、その総量はおよそ1.6トンでした。また、作戦中の散策はウォーキング代わりにもなり、約5,000歩を稼ぐいい運動となりました。

桜並木を歩く参加者

桜並木を歩く参加者

潟の中もきれいに

潟の中もきれいに

いつもとは少し違う非日常的な気分を

 4月14日(日曜)に「ダイヤモンド・プリンセス」(約11万トン)が、4月30日(祝日)には新潟港に寄港したクルーズ船の中で過去最大となった「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(約16万トン)が新潟東港に初寄港しました。
 寄港当日の岸壁では、出迎えをする人や普段はあまり見ることのできない大型客船を近くで見ようと訪れた人などでにぎわいました。乗客は出迎えに笑顔で手を振り、新潟駅に向かうバスや県内の観光地を回るツアーバスに乗り込んでいきました。
 「ダイヤモンド・プリンセス」は、11月15日(金曜)にも同港に寄港予定です。

ダイヤモンド・プリンセス

ダイヤモンド・プリンセス

クァンタム・オブ・ザ・シーズ

クァンタム・オブ・ザ・シーズ

目次へ

本文ここまで

サブナビゲーションここから

注目情報

    にいがた魅力発信

    情報が見つからないときは

    サブナビゲーションここまで


    以下フッターです。

    • twitter
    • facebook
    • video
    〒950-3393 新潟市北区葛塚3197番地 電話 025-387-1000(代表)

    開庁時間

    月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時30分(祝・休日、12月29日から1月3日を除く)

    外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。新潟市役所コールセンター 電話:025-243-4894 午前8時から午後9時
    © 2017 Niigata City.
    フッターここまでこのページのトップに戻る