自動体外式除細動器(AED)の適切な管理等の実施について

最終更新日:2021年7月1日

 平成16年7月に非医療従事者による使用が認められて以降、急速に普及したAEDですが、一方で適切な点検が行われず、緊急時に使用できない事態が懸念されます。
 いざという時に適切に使用できるよう日頃から点検しましょう。バッテリーや部品などは、正常に働く期間が決まっています。設置してから年月が経過している場合には、使用期限が切れていないか確認しましょう。日頃の点検が、大事な命を救います。

点検の内容について

1.点検担当者の配置

設置したAEDの点検担当者を決め、日常点検を定期的に行いましょう。

2.インジケーターの確認

AEDには、正常に動くかどうかを示すためのインジケーター※が付いています。
日常点検する際にはインジケーターの表示を確認し、記録しましょう。
※AEDの状態を確認するためのランプや画面

3.消耗品の交換

AEDの電極パッドやバッテリーには使用期限や寿命があります。
これらの消耗品の交換時期がわかるよう表示ラベル※を付けましょう。
表示ラベルにしたがって、使用期限が来たら、交換するようにしましょう。
※製造・販売会社から提供されます。

4.耐用期間の確認

AED本体の耐用期間は、使用環境、稼働時間や使用回数などを考慮し、製造・販売会社が設定しています。
耐用期間はAEDの添付文書、取扱説明書に記載されておりますので、必ず、確認しておきましょう。

5.AEDの設置情報登録及び更新

AEDの設置場所についての情報を共有し、いざという時の救命効果を高めるために、一般財団法人日本救急医療財団へAEDの設置情報の登録及び更新※を積極的に行ってください。
※登録方法及び更新方法等につきましては、お手持ちのAEDの販売業者または日本救急医療財団にお問い合わせください。

このページの作成担当

保健衛生部 地域医療推進課

〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号(新潟市総合保健医療センター2階)
電話:025-212-8018 FAX:025-246-5672

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