新潟市創業支援等事業計画
最終更新日:2022年4月1日
新潟市創業支援等事業計画について
新潟市では、地域の創業を促進するため創業支援等事業計画を策定し、市及び支援機関(新潟IPC財団、商工団体、地域金融機関等)が連携し、創業を支援しています。なお、これから創業を行おうとする方または創業後5年未満の方が、「(1)特定創業支援(創業に必要な知識習得のための創業相談、セミナー等)」を継続して受けた場合は、創業時、創業後に様々なメリットがあります。
(1)特定創業支援等事業
特定創業支援等事業のメリット
特定創業支援等事業による支援を受け、市から証明書の交付を受けた場合、以下のメリットを受けることができます。
※メリットを受けるには証明書の交付を受けた後、各窓口(金融機関・法務局等)で手続きをする必要があります。
メリット | 内容 | |
---|---|---|
1 |
中小企業開業資金(創業関連保証)を借入れる方に対し、3年間の利子を市が全額負担します。また、保証料の補助対象となる借入限度額が、1,000万円から2,000万円まで拡大されます。 |
|
2 |
創業サポート事業(店舗・オフィス)の補助率拡充 | 特定創業支援を受けたことの証明書をお持ちの方は、補助率が拡充されます。 |
3 |
市内で株式会社等を設立する際の登録免許税が半額になります。創業前の方または創業後5年未満で法人成りする個人事業主が対象で株式会社のほか、合同、合名、合資会社も対象です。 |
|
4 |
小規模事業者持続化補助金(創業枠)の補助上限額の拡充 |
補助金申請の際に特定創業支援を受けたことの証明書を添付することで、補助上限額が50万円→200万円に引き上げ |
5 |
|
新創業融資制度の自己資金要件を充足したものとして、利用することが可能です。(別途、審査あり) |
6 |
|
新規開業支援資金の貸付利率の引き下げの対象として、同資金を利用することが可能です。(別途、審査あり) |
7 |
起業家の先輩が集まるコワーキングスペースのお試し利用ができます。 |
注記1:メリット1は、市内で6か月以内に創業もしくは会社設立により創業をする方、市内で開業後6か月未満の方が対象。
注記2:メリット3は、創業前の方、創業後5年未満で法人なりする個人事業主が対象。
注記3:メリット5は、創業前、創業後税務申告を2期終えていない事業者が対象。
注記4:メリット7は、サービスをご利用の際は、事前連絡が必要です。詳しくは株式会社ニイガタ移住計画(025-233-6605)へご連絡ください。
メリットを受けるまでの流れ
メリット受けるまでの流れ
特定創業支援等事業による支援
証明書の交付を受けるには、以下の支援により、「経営」、「財務」、「人材育成」、「販路開拓」の4つの知識を習得するため、4回以上、かつ1か月以上にわたり、継続的な相談窓口の利用やセミナー等の受講が必要となります。
例 創業相談窓口を、6月1日(経営)、6月10日(財務)、6月20日(人材育成)、7月1日(販路開拓)を利用
支援事業 | 支援内容 | |
---|---|---|
|
専門人材が4つの知識(経営・財務・人材育成・販路開拓)について、個別相談(無料・事前予約制)を行います。 |
|
商工団体、地域金融機関等における創業相談窓口 |
||
創業セミナー | 事業を成功させるための短期集中型セミナーやビジネスプランを作成するための連続セミナー等を実施しています。 | |
![]() |
||
創業塾 |
![]() |
|
創業アカデミー | ||
創業コミュニティ |
組み合わせ実施の例 | ||
---|---|---|
新潟IPC財団(創業相談) | × | 新潟IPC財団(創業セミナー) |
新潟IPC財団(創業相談・創業セミナー) |
× | 新潟商工会議所(創業相談・創業塾) |
新津商工会議所(創業相談) |
||
亀田商工会議所(創業相談) | ||
市内15商工会および新潟県商工会連合会(創業相談・創業セミナー) | ||
第四北越銀行(創業相談)、第四北越リサーチ&コンサルティング(創業相談) |
||
大光銀行(創業相談・創業塾) | ||
新潟信用金庫(創業相談) | ||
新潟縣信用組合(創業相談・創業アカデミー) | ||
ニイガタ移住計画(創業コミュニティセミナー) | ||
新潟商工会議所(創業相談) | × | 新潟商工会議所(創業塾) |
例:特定創業支援の証明書の交付要件(1か月以上かつ4回以上)を満たす組み合わせ
新潟IPC財団(相談):経営9月17日、財務9月27日、人材育成10月12日
新潟IPC財団(セミナー):販路開拓10月16日
証明書交付の手続き
提出書類等
認定特定創業支援等事業により支援を受けたことの証明に関する申請書(PDF:320KB)
認定特定創業支援等事業により支援を受けたことの証明に関する申請書(エクセル:40KB)
令和3年2月1日より申請書の押印が不要となりました。
注意事項
登録免許税の減免を希望される方は「商号(屋号)」、「本店所在地」「資本額」が確定した後、証明書の申請手続きをお願いいたします。登記時に、「商号(屋号)」、「本店所在地」「資本額」が証明書に記載したものと異なるとメリットを受けることができません。
新潟市特定創業支援等事業に関する証明書交付に係る要綱(PDF:204KB)
提出方法(窓口・郵送またはメールにてご提出ください)
〒951‐8554 新潟市中央区古町通7番町1010番地古町ルフル5階
新潟市経済部 産業政策課
メールアドレスsangyo@city.niigata.lg.jp
(2)創業支援等事業
支援事業 | 支援内容 |
---|---|
新潟若手商人(あきんど)塾 |
店舗経営者やこれから開業を目指す方を対象に、運営・企画立案を自主的に行い魅力ある店づくり・まちづくりについて、研究・討論する場を提供します。 |
中小企業開業資金 |
市の特定創業支援等事業の支援を受け、市内で6か月以内に事業を開始するか、会社を設立する個人または、市内で開業後6か月未満の方は、運転資金、設備資金として2,000万円以内まで融資が受けられます。 |
創業サポート(店舗) |
創業(創業3年未満の人を含む)または第二創業を行う人に店舗賃借料を補助します。対象業種は小売業、飲食サービス業、生活関連サービス業 |
創業サポート(オフィス) |
創業予定または創業3年未満の人に事業所賃料を助成します。対象業種は情報通信関連産業など |
|
創業を意識するきっかけを増やすとともに、創業に向けた一歩を踏み出しやすい環境づくりを進めます。 |
支援事業 | 支援内容 |
---|---|
|
創業サポートデスクでは、専任の担当者が創業計画書の作成についてのアドバイスや、創業に関するさまざまな情報提供を行っています。 |
(3) その他関連情報
公益財団法人 にいがた産業創造機構(NICO)(外部サイト)
新潟県の産業支援機関である「にいがた産業創造機構(通称NICO)」はこちらから
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。