最終更新日:2018年11月2日
<認知症予防講演会~今日からできる脳の強化>
「50歳を超えても脳は若返る!」―この言葉を耳にしたとき、これまで思いこんでいた「脳は年とともに衰える…」との考えが180度転換し、希望を持ちました。
この言葉は、9月30日に西蒲区自治協議会の主催により開催された「認知症予防講演会~今日からできる脳の強化」において、講師の医学博士・加藤俊徳氏がお話されていた冒頭の一言でした。講演では、加藤氏が医師になってから独自の脳診断技術を開発して1万人以上の患者さんを助けてきた経験から、具体的な事例紹介や、実際に今日からすぐに実践できる脳のトレーニング方法などを参加者と一緒になって取り組むなど、分かり易く、実感できる内容で、約800名の参加者の皆様からは終始笑顔と笑い声が絶えませんでした。
また、講演の前には、「にしかん健康プロジェクト」で取り組んでいる「にしかんみんなの体操」を西蒲区運動普及推進委員の皆様のリードにより参加者全員で実践しました。毎日の生活の中で「脳トレ」と「体操」を取り入れることで、認知症予防・介護予防に役立てていただければ幸いです。
加藤博士の講演の様子
にしかんみんなの体操の様子
<ONSEN・ガストロノミーウォーキングin岩室温泉>
角田山が秋色に彩られはじめ、心地よい季節が訪れています。
今年は、夏の猛暑や台風などにより自然災害に見舞われながらも「実りの秋」を迎えられたことに、生産者の皆様への感謝の思いが尽きません。
この実りの秋に、西蒲区の食、自然、歴史・文化を最大限に満喫してもらおうと、10月14日に「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin岩室温泉」を開催しました。当日は清々しい秋晴れのもと、区内外から約200名の参加者でにぎわい、地元のボランティアの皆様をはじめ、北国街道まち歩きガイドの会、観光関係者と一体となって「おもてなしの心」で運営にあたり、地元の子どもたちの「いわねちゃんダンス部」も歓迎のダンスで花を添えてくれました。
自然に囲まれた全長約7キロメートルのコースでは、国指定重要文化財である種月寺や石瀬神社など歴史・文化をたどりながら、コース中7か所に設けられたガストロノミーポイントで地元の旬の食材を生かしたおいしい料理、果実、地酒、ビールなどを堪能。ゴールした後は、300年以上の歴史を誇る岩室温泉でゆっくりと疲れをいやしてもらうなど、まさに「五感」で楽しんでもらうイベントでした。
旬の食材を堪能しました
歴史・文化をたどります
私も参加しました
人口減少、少子・超高齢化が課題となっている中、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるまちづくりを進めるとともに、地域経済の活性化のために交流人口拡大にも力を入れ、2019年秋のJRデスティネーションキャンペーン、そして2020年東京オリンピック・パラリンピックを目指し、大いに西蒲区の魅力を国内外に発信していきたいと思っています。
西蒲区長 鈴木 浩行
月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時30分
(祝・休日、12月29日から1月3日を除く)
※部署、施設によっては、開庁・開館の日・時間が異なるところがあります。