37 裏門(乾天門)

最終更新日:2020年2月14日

裏門(乾天門(けんてんもん)

裏門の向かいには水引堀(みずびきぼり)があり、味方江(あじかたえ)につながっていました。堀は大きく深く、年貢米を搬入する舟が通りました。どの家にもかけ堀(水路)があり、用排水のほかに水運としても使われていました。昭和8年(1933)の耕地整理の後で、堀のわきに馬車の通る道路が作られ、水陸両用の運搬方法に改良されました。

裏門(乾天門(けんてんもん))からみた土蔵群

裏門から通路がのびており、両側に土蔵が建ち並んでいます。左側は米蔵、飯米蔵、雑蔵、右側は三戸前口土蔵、奥土蔵です。
建物の向きや大きさがそれぞれ少しずつ異なり、一方で基壇や下屋庇が連続しており、町並みのように見えます。
奥土蔵は文政2年(1819)の火災前からありました。雑蔵は文政4年(1821)に建てられたと考えられます。米蔵には慶応3年(1867)建築の棟札があります。飯米蔵は明治になってからのものといわれています。

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