最終更新日:2013年6月14日
金子孝信は、東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科を主席で卒業し、将来を嘱望されながら、太平洋戦争の開戦からわずか半年後の昭和17年5月に26歳の若さで散った新潟市出身の画家である。
亡くなる2年前の卒業制作「季節の客」は、高く評価され、学校買い上げとなり、現在も東京藝術大学に所蔵されている。
昨年、潟東樋口記念美術館を会場に、金子孝信の作品展を開催したことが縁で、このたび、潟東樋口記念美術館で金子孝信作品コーナーを新設しました。
今回は、構想段階の素描から大下絵、そして本画とその変遷をたどれるように展示しました。
本画が完成されるまでに、どの部分が強調され、どの部分が消去され、また彩色を施すことによって明らかとなる部分などを、十分観賞してください。
月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時30分
(祝・休日、12月29日から1月3日を除く)
※部署、施設によっては、開庁・開館の日・時間が異なるところがあります。