水の色いろいろ

最終更新日:2012年6月1日

水の色は何色?・・・
やはり水色でしょうか。実際には無色透明なものですが絵に描く時はやはり青系統の色を使ってしまいがちです。
海や湖が青く見えるのは、水面まで届いた光に含まれるさまざまな色のうち、波長が短く散らばりやすい「青い光」を多く見ているためで、反対に波長の長い「赤い光」は水中で吸収されやすい性質があるからです。
空に七色の橋を架ける虹も、空中の水滴により光りが屈折して見えるもの、これも水の色といえるでしょう。
では、「水道水の色は?」と聞かれたら、もちろん無色透明と答えます。
水道水の色についてよくあるご質問をまとめてみました。

浴槽の水が青く見える

海や湖が青く見えることと同じ現象です。
特にアイボリー系やホワイト系の浴槽ではこの現象がよく見られます。屋外で見ると無色です。

氷の中が白く見える

水が凍るときには外側からしだいに凍るため、水に溶けていた空気やミネラル分は中央部に集められ、白くなってしまいます。
白い物質は空気やミネラル分によるもので、安全性については問題ありません。

白い水が出る

水道水を勢い良く出すと、じゃ口の内部に空気が入り込み気泡になります。
気泡が小さいと水は白く濁りますが、コップなどに入れるとしだいに下のほうから透明になってきます。

洗面台や浴室のタイルが青くなる

給湯設備などに使用されている銅管類からわずかに銅が溶けだし、それを含んだ水が蒸発するときに、石けんカスなどと反応して洗面台やタイルの目地に残り、部分的に青くなります。
青くさせないためには、手入れをこまめにすることが大切です。水道から青い水が出ることはありません。

洗面台や浴室のタイルがピンク色になる

空気中には数多くの細菌やカビなどの雑菌が存在しています。これらの中でピンク色の色素を形成する細菌が、汚れや湿気の多い浴室などで繁殖したためです。
湿気の多いところでは、清掃や換気を十分に行なうことをお勧めします。

ふきんが紫色になる

ふきんが紫色になるのは、空気中に多く存在する雑菌が付着し繁殖したためです。
汚れや湿気を帯びたふきんは雑菌が繁殖しやすくなっていますので、洗った後よく乾燥することをお勧めします。

桃色に発色する試薬

水道水は、各家庭のじゃ口における遊離残留塩素が0.1mg/リットル以上必要と法律で義務づけられています。
塩素はコレラや赤痢などの伝染病の細菌だけでなく、O-157のような病原性大腸菌も死滅させ、水道水による水系伝染病感染を防いでいます。
このため、塩素と反応する試薬を水道水に入れると桃色に発色します。この場合は安全な水道水の証拠といえるでしょう。

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