最終更新日:2019年1月23日
つけましたか?住宅用火災警報器!
近年、住宅火災による死者数が急増し、特に死者の半数以上は高齢者となっています。
また、6割の人が「逃げ遅れ」が原因で亡くなっていますが、その理由としては夜間の就寝中に火災が発生していることが多いことも原因となっています。
火災警報器を設置することによって早めに火災の発生を知ることができ、逃げ遅れずに助かる可能性が大変高いことから、住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。
住宅火災による死者数は建物火災による死者数の約9割に及びます。
住宅用火災警報器の設置は義務です!
新潟市火災予防条例により、平成23年6月1日からすべての住宅に設置が義務付けられました。
※ 寝室とは、普段就寝している部屋のことで、来客が就寝する部屋は除きます。
※ 階段は、踊り場の天井又は壁に設置します。
火災警報器の中心を壁(はり)から60センチメートル以上離します。
換気扇やエアコンなどの吹き出し口から1.5メートル以上離します。
天井から15~50センチメートル以内に火災警報器の中心がくるようにします。
換気扇やエアコンなどの吹き出し口から1.5メートル以上離します。
火災警報器は、消防・防災設備業、ホームセンター、家電販売店などで取り扱っています。
タイプによって違いますが2,000円から10,000円程度です。
住宅用火災警報器とは、火災により発生する煙を感知し、音声や警報で居住者に火災の発生をいち早く知らせるものです。
住宅用火災警報器の一部製品に不具合が発生するおそれがある旨の報告が、販売店であるマックス株式会社及び越智産業株式会社からありました。
不具合の内容は、表示されている電池の寿命よりも極端に短い期間で電池切れを生じるもので、製造過程における何らかの不備による可能性が高いと考えられます。マックス株式会社及び越智産業株式会社では、対象製品に関して、自主回収・無償交換を進めています。対象機種は、以下のホームページでご確認ください。(詳細は、下記にお問合わせください。)
(煙感知型)
(熱感知型)
火災警報器お客様相談ダイヤル
電話:0120-301-359 FAX:03-3669-8135
受付時間 月曜~金曜(祝日・指定休日を除く)9時から17時30分
マックス株式会社 URL: http://wis.max-ltd.co.jp
越智産業株式会社URL: http://www.ochisangyo.co.jp
● 住宅用火災警報器を設置したことで火災により命を落とさずに済んだ事例が寄せられています。その一部を紹介します。
マンションに住んでいる男性(60歳代)が飲酒して帰宅し、煮物の入った鍋をガスコンロにかけたまま寝入ってしまいました。そのため鍋が空だき状態となり多量の煙が発生、住宅用火災警報器が鳴ったことにより隣人が気づき119番通報しました。消防隊が駆けつけた時には、男性は酩酊した状態で、住宅用火災警報器の警報音に気づいていませんでした。消防隊は隣家のベランダ伝いに進入し男性は無事救出されました。
火元家人である一人暮らしの女性(60歳代歩行困難)が1階寝室で寝ていたところ、住宅用火災警報器の警報音で目が覚め、自宅の電話で119番通報しました。通報した後は自力で玄関まで移動し、すぐ近くに住んでいた家族の助けにより避難することができました。その後家族が初期消火を試みましたが失敗、住宅は全焼してしまいました。
月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時30分
(祝・休日、12月29日から1月3日を除く)
※部署、施設によっては、開庁・開館の日・時間が異なるところがあります。