アン・グラハム Anne GRAHAM

最終更新日:2020年2月25日

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作家・作品

アン・グラハム Anne GRAHAM

アン・グラハムは「共同体」「場所」「歴史」を通じ、一種の肖像となるインスタレーションを作りだす。制作にあたって、被写体をインタビューし、所有物や写真を含む複雑な集合体をつくり上げることで、グラハムの作品は外観より被写体の人生を写し出す。各作品は美的要素と独特な命を有するだけでなく、制作過程という「パフォーマンス」の残余や副産物から生まれる迫力も持つ。
最近まで滞在していたスウェーデンのサンドヴィーケンでは、その地に暮らす独創的な女性たちの肖像を制作し、“Entanglements”(「しがらみ」)という名の展覧会を開いた。それらの肖像は被写体の個人的な側面を凝視しながら、見る人の共感を呼ぶ普遍性を含む。

主要作品
2014年「Entanglements」(スウェーデン)、2012年「Shinohara’s House II」(水と土の芸術祭2012)、2010年「Constructed City、Constructed Memories」(中国)、2002年「Memory and Things」(オーストラリア)

Shinohara's House(2009)

Shinohara's House

海3
Shinohara's House(2009)
アーティスト:アン・グラハムAnne GRAHAM
会場:その他のエリア
廃村(角海浜)から移築された茅葺き民家で、失われた村の風土と記憶を呼び覚ます。鑑賞者が自ら流し入れる米の流下音は、波音を意識させる。かつての集落と海(水)との厳しい関係の歴史を見つめ、未来を考えるきっかけになる。

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