新潟市遺跡発掘調査速報会2018を開催しました

最終更新日:2019年4月26日

最新調査成果が語る新潟市の歴史

展示の様子

大橋康二先生の講演会

報告の部の様子

 平成31年2月24日(日曜)新潟市民プラザにて、新潟市遺跡発掘調査速報会2018「最新調査成果が語る新潟市の歴史」を開催し、150名を超える市民の皆さまからご参加いただきました。
 午前は平成30年度に実施した発掘調査5件の調査成果について、各調査担当者による発表を行いました。午後は佐賀県立九州陶磁館の名誉顧問である大橋康二先生から「出土陶磁器からみる近世新潟町の繁栄」と題した講演を行っていただきました。講演会の前には、近世新潟町についての基礎知識講座を行いました。 

当日の発表内容について

 当日の配布資料とスライドのデータ(著作権の関係で部分的に削除してあります)を以下からダウンロードできます。また、配布資料につきまては、残部がございますのでご希望の方は文化財センターにてお受け取り下さい。

質問への回答

当日会場でお配りした質問用紙への回答を掲載いたします。

講演への質問(講師からの回答)
質問 回答
近世新潟町跡で17世紀前半の出土例が少ないとのことですが、1655年に新潟町が移転される前の地点からは出土する可能性はありますか。 移転前の新潟町の場所は明瞭ではありませんが、可能性はあると思います。
輸出用コンプラ瓶と、形がよく似ている新潟市内の松郷屋焼との関係を教えてください。

コンプラ瓶と松郷屋焼は口の形状も体部の形状も似ていません。松郷屋焼の焼酎徳利が似せているのは波佐見焼の笹絵焼酎徳利です。波佐見焼の笹絵焼酎徳利は、江戸時代の終わり頃(18世紀末から19世紀)に作られ全国に販売されました。なお、コンプラ瓶も同じ波佐見で焼かれた製品です。

近世新潟町跡から出土した陶磁器のなかに、密輸品らしきものはどれくらいありますか。 出土品からは正規品か密輸品かの見分けがつかないので分かりません。
「富貴長春」や「成化年製」などの文字は、明治時代の作品にも刻まれていますか。 「富貴長春」は明治時代までは使っています。「成化年製」は江戸時代後期までで明治時代には使われていません。
「雪の輪」という文様は、どういうところが雪の輪なのでしょうか。 雪のふわふわした輪郭部分を器の縁に描いています。また、雪輪文は陶磁器以外にも着物の文様などに使われています。
大橋先生の調査研究は、過去の近世新潟町に関する調査全てを網羅しているのでしょうか。また、今後も続くのでしょうか。近世新潟町の発掘はもうこれで終わりでしょうか。 これまで近世新潟町で行われた調査のほぼすべてを網羅しています。今後の近世新潟町の発掘調査予定は分かりませんが、調査で出土した陶磁器などは今後も大橋先生にご教示していただく予定です。

お客様の感想

来場者アンケートからお客様の感想・ご意見をいくつかご紹介します。

講演「出土陶磁器からみる近世新潟町の繁栄」

  • 分かりやすくて面白かった。
  • 近世新潟町で出土した陶磁器のお話し、越後商人が活躍したであろう姿が連想され有意義な講演会でした。
  • 近世新潟町の繁栄がわかり、出土した陶磁器のような器を作りたいと思いました。

報告の部

  • 砂崩前郷遺跡や鼻形土製品などが見られて良かった。
  • 古津八幡山遺跡は、今後も成果が期待できると感じた。
  • 身近な地域に遺跡があることに、とても驚かされました。

このページの作成担当

注目情報

魅力発信:新潟市スキマ時間の楽しみ方

開庁時間

月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時30分
(祝・休日、12月29日から1月3日を除く)
※部署、施設によっては、開庁・開館の日・時間が異なるところがあります。

新潟市役所コールセンター 電話:025-243-4894 午前8時から午後9時
ページ上部へ