松くい虫被害と防除対策

新潟市は約58.6キロメートルの長い海岸線を有し、この海岸線に沿って帯状に保安林が連なり、その面積は1,086ヘクタールとなっています。
海岸保安林は、市街地や田畑を風潮害から守ってくれるほか、市民の皆さんの憩いの場、二酸化炭素の吸収源などの公益的機能をもつ、新潟のまちづくりには欠かせない重要な森林です。
新潟市では、保安林や里山を松くい虫被害から守るため、予防対策として動力噴霧器による地上散布、無人ヘリコプターによる薬剤散布、樹幹注入を実施しています。
また、駆除対策として春と秋冬の年2回、松くい虫により枯死した松を伐採し、くん蒸または破砕処理を実施しています。

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