美しい農村づくり事業

最終更新日:2018年4月1日

 かつての農村集落は四季折々の草花やハザ木、屋敷林などによって美しい景観が広がっていました。しかし、農村集落の都市化及び混住化の進展や農業の近代化にともない、美しい景観は失われつつあります。
 そこで農村集落で話し合いを行い、農村の魅力を再発見し、景観づくり活動に取り組むことで、通りかかる人々が寄り道したくなるような美しい農村の形成を目指します。さらに、農村集落の活性化を目標として、人や物の交流や文化の継承などの様々な取り組みを行います。

モデル地区

平成18年度に美しい農村づくり検討委員会を開催して6行政区6モデル地区を選定しました。


モデル地区

モデル地区における取り組み

西蒲区高畑

 高畑地区はモデル最初の地区として、平成19年、20年に活動に関するワークショップを行い、景観づくりのための写真コンテストやヒマワリなどの花植えを行いました。
 高畑地区は、集落の統一感のある景観づくりのために家印を軒先に飾っています。

北区居山

居山地区は平成21年に活動に関するワークショップを行い、隣接する金清水川の整備に合わせて、水路法面の維持管理の軽減や水路脇に桜を植栽したことからお花見ができる並木があります。

西区藤蔵新田

 藤蔵新田地区は平成22年度に活動に関するワークショップを行い、学生との交流及び集落の歴史について調査し、集落入口を花で飾ったりガードレール等を景観色に塗り替えたりするなど、様々な景観づくりに取り組みを行っています。
 また、藤蔵新田には田んぼを活用したビオトープが整備されており、周辺住宅地から子供たちが遊びに来る姿が見られます。

南区万年

 万年地区は平成23年に活動に関するワークショップを行い、集落の一体感を大切にしながら、住民が一丸となって植栽活動に参加しています。集落の入口には、看板を設置するほかに、立体花壇を造成して集落の魅力をアピールしています。
 

江南区木津

木津地区は平成24年度に活動に関するワークショップを行い、すでに盛んに取り組まれている景観づくりの活動に加えて、集落内の伝統文化を次世代に継承することをテーマにして、集落に残る文化の継承を目的とした看板設置及び屋号表札の設置をしています。

秋葉区市之瀬

 市之瀬地区は平成25年度に活動に関するワークショップを行い、集落に伝わる様々な伝統文化を継承するほか、農地で繁殖する珍しい鳥であるケリの保全に取り組みます。
 また、地区内に開設した直売所で、市之瀬地区の魅力をアピールし、ケリの舞う里市之瀬ブランドとして売り出していきます。

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