農業農村整備事業について

最終更新日:2024年4月1日

農業農村整備事業

2023年4月に第3期農業構想(2023~2030)を策定し、本市が目指す田園型政令市のイメージである「食と花の都」を継承しつつ、本市の強みである豊富な「食と農」の地域資源を最大限に生かし、農業者、農業関連団体、市民、食品関連産業に関わる事業者など様々な関係者による連携のもと、自然環境とも調和した未来につながる持続可能な農業を実現する都市を目指します。そして市民の誰もが本市農業の恵みを享受し続けられ、さらに次世代へしっかりと引き継げるよう農業・農村の進行に取り組みます。
その中で農業農村整備事業では、『「儲かる農業」に向けた農業生産基盤の整備・保全』のための土地改良事業として「優良農地の整備促進」、「低平地を支える基幹的な農業水利施設の整備・保全」の役割と、『地域資源を活用し、コミュニティの活力を創出』するため「多面的機能のさらなる発揮」という役割を担っています。

優良農地の整備促進

1.農地の大区画化・水田の汎用化の促進
意欲ある担い手への農地の集積・集約化による営農の効率化や生産性の向上を図るため、農業者をはじめ中間管理機構等とも連携し、農地の大区画化や水田の汎用化を推進します。
(1)大区画ほ場整備の推進
(2)暗渠排水等の整備による水田の汎用化の推進
(3)スマート農業を可能とする基盤整備の推進

2.きめ細やかな末端施設の整備
意欲ある担い手が今後も長く営農を継続できるよう、地域の多様なニーズに沿ったきめ細やかな整備を行います。
(1)末端施設の修繕・更新など小規模な土地改良事業への支援

低平地を支える基幹的な農業水利施設の整備・保全

1.施設老朽化に対する効率的な長寿命化対策の推進
農業生産の基礎となる農業水利施設は、近年頻発する極地的豪雨や地震などによる災害リスクに備え、農村地域のみならず市街地を含む地域全体の安心・安全な生活を守るために重要な役割を担っています。これら施設の老朽化が進む中、基幹的な農業水利施設の機能を安定的に発揮させ次世代に継承していくため、施設の機能診断・機能保全計画に基づいた計画的な補修や更新など既存施設の長寿命化対策を推進します。
(1)劣化状況に応じた補修や更新などの対策を実施

2.計画的な施設整備
地域の農業の現状及び今後の展開方向等を十分勘案しつつ、農業用水の効率的な安定供給や排水条件など高度な水管理を実現するため、計画的な農業水利施設の整備を推進します。
(1)農業水利施設の整備・強靭化の計画的実施

多面的機能のさらなる発揮

1.豊かな自然の保全と創出
信濃川・阿賀野川等の河川、福島潟・鳥屋野潟・佐潟等の里型、巻・岩室の山地、新津丘陵の里山など、豊かな自然環境を保全するとともに、産学官民連携による取り組みにより自然環境の質の向上を図ります。
(1)環境用水の導入を推進

2.魅力と活力ある田園集落づくりの推進
自然豊かな農村地域で快適な生活が営め、住み続けたい、住んでみたいと思えるような魅力と活力にあふれた田園集落づくりを推進します。
(1)多面的機能支払による農地維持活動、資源向上(共同)活動および資源向上(長寿命化)活動の支援

3.流域治水の推進
気候変動に伴い災害が激甚化・頻発するなか、農地・農業水利施設を活用して、あらゆる関係者との連携のもと、流域全体で行う協同の取組である「流域治水」を推進します。
(1)防災・減災力の強化活動を支援
(2)田んぼダムの取組の推進

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農林水産部 農村整備・水産振興課

〒951-8554 新潟市中央区古町通7番町1010番地(古町ルフル6階)
電話:025-226-1824 FAX:025-226-0028

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