4.新潟菜の花プランの推進
最終更新日:2012年6月1日
新潟菜の花プランでは、平成17年度から菜の花を栽培し、なたね油の学校給食での利用や、学校給食廃食用油のバイオディーゼル化(BDF化)を進め、公用車への利用拡大の取り組みを行っています。
平成19年度からは、家庭廃食用油の回収・BDF化を拡大するとともに、市民啓発として、菜の花プランを実施する小・中学校、自治会、市民団体などを募集し活動を支援しています。
バイオマスタウンの一つの取り組みとして位置づけることで、家庭廃食用油の回収率の向上など、さらなる推進を図っていきます。
関連施策
新エネルギーの導入促進 | 田園型都市の特徴を活かしたバイオマス資源の利活用の推進 |
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バイオマス等の活用 | BDF燃料の公用車利用による普及促進、廃食用油の回収 |
ごみの分別の徹底と資源化の推進 | 家庭系ごみの分別、資源物のリサイクル推進 |
静脈産業の育成 | 資源循環型社会を支える優良な事業者の育成、各種制度を活用した優良事業者によるリサイクル施設設置に対する支援 |
環境教育・環境学習の推進 | 地域や学校などと連携し環境教育・学習を推進 |
収集・運搬方法
給食施設などから排出される廃食用油については、廃棄物収集運搬事業者により、民間のBDF製造施設まで運搬を行う。
一般家庭から排出される廃食用油については、区役所・出張所などで拠点回収を行うほか、地域コミュニティの協力を得ながら、回収拠点をさらに設け、集団回収の取り組みを推進する。
変換方法
収集・運搬された廃食用油をBDF製造施設によって、BDFへ変換する。
利用方法
製造されたBDFを買い取り、軽油の代替燃料として公用車で使用する。
必要となる施設
BDF製造施設については、市内の民間施設を活用する。
循環イメージ
「菜の花→天ぷら油→廃食用油→BDF燃料→菜の花が二酸化炭素吸収」の循環サイクルは、「資源循環のわかりやすさ」があることから、市民啓発手段としてさらに推進する。
新潟菜の花プランのイメージ
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