ICT田植機(可変施肥田植機)による実証実験を開始しました
最終更新日:2017年9月22日
国家戦略特区の指定を受けた本市では、様々な民間事業者と連携プロジェクトを立ち上げ、革新的技術を活用したICT農業を展開していますが、このたび株式会社ヰセキ信越と連携し、ICT田植機(可変施肥田植機)を用いた田植えの実証試験を行うこととなりました。
平成29年4月29日(土曜)に有限会社米八の圃場において、各種センサを搭載したICT田植機(可変施肥田植機)による田植え作業を行いました。
プロジェクト概要
連携事業者
株式会社ヰセキ信越
有限会社米八
事業内容
- ICT田植機(可変施肥田植機)に搭載された各種センサにより、圃場の「深さ」や「肥沃度」などをセンシングしながら、土壌条件に合わせて設定施肥量を自動的に減肥調整し、過剰施肥を抑制することで、水稲の倒伏軽減と品質安定を図るとともに、タブレット上で圃場のマップ化を図り、「深さ」や「肥沃度」、「減肥率」を可視化。
可変施肥の効果
可変施肥を行った圃場
可変施肥を行っていない圃場
- 可変施肥を行った圃場に目立った倒伏は見られなかった。一方で可変施肥を行っていない向かい側の圃場では中心部に大きな倒伏が見られた。
- 土壌条件に合わせた減肥調整により倒伏が軽減され、収穫作業が楽になり、品質の安定化が図られた。また、肥料の施肥量が減り、コスト低減が図られた。
実証田の作土深・土壌肥沃度・減肥率MAP など
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このページの作成担当
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