市報にいがた　令和2年8月2日　2724号　1面

最終更新日：2020年8月4日

新型コロナウイルス感染症対策 No.7

　新型コロナウイルス感染症対策を実施しています。これにより、市民生活の維持安定を図ります。
　今後も迅速かつ柔軟に対応していきます。

※掲載情報は7月21日時点のものです。原則、月曜日から金曜日（祝日除く）に相談受け付け

「with（ウィズ）コロナ」で動き出す　文化芸術活動を支援

　私たちの生活に潤いを与える文化芸術活動が続くよう、「新しい生活様式」での再開を支援します。

問い合わせ　文化政策課（電話：025-226-2560）、文化創造推進課（電話：025-226-2624）

主催者向け　公演や発表会などの活動再開を支援

公演やサークルの発表会などでは「活動再開のガイドライン」の活用を

　皆さんに安心して活動を再開してもらおうと同ガイドラインを作成しました。活動の参考にしてください。

問い合わせ　アーツカウンシル新潟（電話：025-378-4690）

ガイドラインの主な内容

文化施設（劇場やライブハウス含む）での事業を行うときの留意点
文化芸術活動の練習や稽古の再開、教室運営に当たって注意すること、ほか

市主催　新しい生活様式で市民交流ステージなどを開催

出演者を募集　市民交流ステージ、ほか
　市民の文化芸術活動の再開に向けたきっかけを作るため、各区の文化施設やりゅーとぴあなどで市民交流ステージを10月から12月に開催します。市が会場を準備し、出演者を募集します。
※募集についての詳しい内容は別冊情報ひろば4面に掲載。観覧者募集は9月ごろに行います

「モデル公演」をインターネットで公開
　施設管理者や文化芸術関係者向けに開催する新しい生活様式での「モデル公演」の様子をYouTube（ユーチューブ）で公開します。サークル活動などの参考にしてください。

イベント開催時の施設利用料を補助

　7月1日から来年3月31日にコンサートや発表会などを開催した場合の施設利用料などを補助　※施設は市内公立施設、市の登録を受けた民間施設に限る。予算が無くなり次第終了

補助額　上限50万円（補助率は7月から9月全額、10月から来年3月半額）
申し込み　所定の申請書をアーツカウンシル新潟（中央区西堀前通6）へ

企画提案型文化芸術イベントを支援

　10月1日から12月31日に市内で開催する公演、展示会の開催費を補助

補助額　1件上限50万円
申し込み　8月24日（月曜）までに所定の申請書を文化創造推進課（市役所ふるまち庁舎）へ

利用者向け　サークル活動の再開について

　公民館などの社会教育施設やコミュニティ施設、文化施設などの貸館が再開しています。それぞれの施設で定める感染症対策の決まりやガイドラインなどに沿って活動してください。

インタビュー　文化芸術を守るために

　コロナ禍（か）―未知の感染症は、市民の文化芸術活動にも禍（わざわい）をもたらしています。「不要不急」という言葉に対して文化芸術は日常生活に直接必要ではないという印象から、自粛しがちな雰囲気になっています。その一方で人とのコミュニケーションの大切さが今まで以上に認識され、文化芸術の重要性が一層高まっています。
　今回進められるさまざまな文化芸術関連の取り組みは、コロナ禍が中長期化する中で、感染予防の対策を取りながら皆さんの文化芸術活動を再開していくものです。感染予防に「絶対」はありませんが、ただ萎縮して停止するのではなく、一人一人が正しく対策することによって、文化芸術による豊かな市民生活を取り戻していきましょう。

アーツカウンシル新潟　杉浦さん

相談してください

　アーツカウンシル新潟では「発表会をするので有効な対策を知りたい」「受けられる支援があるか」など、さまざまな相談に応じます。気軽に問い合わせてください。

利用者向け　取り組みの輪を広げよう　紹介します　私たちの「新しい生活様式」

音楽文化会館

問い合わせ　同館（電話：025-224-5811）

New Lifestyle, New Niigata　ロゴマーク

　当館ではサークル団体などへ練習のための貸館も行っています。利用者は当館の「予防のための注意事項」を守り活動しています。こまめな換気や利用者同士の距離を取ることはもちろん、発声や演奏は対面で行わず一列で一方向を向いて行うなど、注意と対応を呼び掛けています。

利用団体に聞きました
　6月からサークル向けの貸館が始まり、基礎練習を中心に活動を再開しました。「みんなで練習したい」という気持ちで待っていました。サークルで協力し合って注意事項を守り、気持ち良く活動していきたいと思います。

女声合唱団（フェリーチェ）　中村さん