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市報にいがた 令和2年3月1日 2714号 5面

最終更新日:2020年3月1日

みなとまち新潟 歴史探訪(31)

問い合わせ 歴史文化課 電話:025-226-2584

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明治時代・大正時代の新津油田と原油輸送

 明治時代、新津町(秋葉区)や関屋(中央区)には多くの製油所があり、主に新津油田から運ばれた原油が灯油や機械油などの石油製品に精製されていました。
 明治前期、原油は各鉱区から新津町までは樽に入れて背負うなど人力で、関屋までは荷舟(にふね)に移して能代川、小阿賀野川、信濃川を通って運ばれました。明治30年(1897年)に北越鉄道の沼垂駅・一ノ木戸(いちのきど)(現在の東三条)駅間が開業すると輸送手段に鉄道が加わり、新津駅と矢代田駅には原油貯蔵タンクが設置されました。
 鉄道開業後も、荷舟は川沿いの製油所に直接原油を運び込める利便性を生かして引き続き活躍しました。金津鉱区から小須戸町雁巻(がんまき)(秋葉区)の信濃川船着き場につながるパイプラインが敷かれ、輸送の効率化が図られました。時代と共に原油の輸送手段は近代化・多様化しましたが、川の荷舟は日本屈指の油田として繁栄した明治期・大正期の新津油田を輸送面から支えました。

原油を積んだ荷舟が能代川を行く
原油を積んだ荷舟が能代川を行く(新津図書館蔵)

新津駅前の原油貯蔵タンクと原油輸送車
新津駅前の原油貯蔵タンクと原油輸送車(新津鉄道資料館蔵)

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