市報にいがた 平成31年1月20日 2687号 1面
最終更新日:2019年1月20日
地域を守る消防団
もしものときに備え、地域防災の要として活動している消防団員に話を聞きました。
問い合わせ 消防局警防課(電話:025-288-3252)
防火の大切さを伝える
南区・南方面隊ひまわり隊 監物(けんもつ)あい子さん(上写真右)
入団のきっかけは?
南消防署の防火イベントで声を掛けてもらい6年前に入団しました。親戚に消防団員がいたこともあり、「消防団」を身近に感じていました。
主な活動内容は?
高齢者宅での防火指導、自主防災訓練への参加、防火の啓発活動などです。
応急手当指導で「分かりやすかったよ」と声を掛けてもらった時などに、消防団員としてのやりがいを感じます。
今後について
日中は事務員をしていますし、家庭もあります。家族の理解と仲間の協力のおかげで消防団の活動を続けることができています。今後も防火の大切さを地域の皆さんに伝えていきたいです。
女性で構成されるひまわり隊。防火広報の様子
訓練で有事に備える
北区・北方面隊濁川分団 諏訪秀典(すわひでのり)さん(上写真左)
入団のきっかけは?
家を建てたことを機に「地元に根を下ろし、責任を果たしていきたい」と思い、知人の紹介で13年前に入団しました。
主な活動内容は?
災害時の出動や各種訓練、消防車の整備などです。「消防団消防操法大会」に向け、春から夏にかけては毎日訓練をしています。そのほかにも放水訓練や、水害時に行う土嚢(どのう)積みなどの水防訓練も行っています。
今後について
火災出動の経験も数回あり、地域を守る大切さを実感しています。消防団に入団して良い仲間にも出会えました。
これからも仲間と協力し合い、有事の際にすぐに対応できるよう、訓練に努めていきたいです。
諏訪さんは消防ポンプを操作する機関係(がかり)。放水訓練の様子
消防団について
消防団は地域住民などで構成され、各消防署と連携して地域の安心安全を守っています。
火災などの災害発生時には自宅や職場から現場に出動します。市内では約6,200人が活躍しています。
平成30年度総務大臣感謝状を受けました
近年、少子高齢化から全国的に消防団員数が減少傾向にありますが、本市では地域の皆さんと各種学校の協力で、毎年入団者数が増加しています。定員に対する全国の充足率は約91パーセントですが、本市では96パーセントと高い状況です。
「消防団員」「女性消防団員」「学生消防団員」の数が相当数増加したとして、総務大臣から3部門の感謝状を受けました。
消防団員を募集
若さと元気のある団員を募集しています。対象は本市在住・在勤・在学で18歳以上の健康な人です。詳しくは最寄りの消防署に問い合わせてください。
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