市報にいがた 平成29年8月27日 2633号 2面
最終更新日:2017年8月25日
ニイガタ安吾賞 本市ゆかりの候補者の推薦を
「第2回ニイガタ安吾賞」の候補者を募集します。
坂口安吾は、反骨精神と挑戦者魂を持って文学をはじめさまざまな分野に挑み続けた本市ゆかりの作家です。同賞は、安吾の精神を具現している個人や団体を表彰し、活動を支援するもの。同賞をより身近なものとして親しんでもらえるよう、本市にゆかりがあることを選考基準に加えています。何事にも懸命に挑み続けた安吾のように、新しい時代や新しい分野を切り開き、私たちに元気や勇気を与えた候補者を推薦してください。自薦・他薦は問いません。
受賞者には賞金30万円を、受賞者の推薦者(1人)には、記念品として1万円相当の市銘産品を進呈します。
推薦方法 9月29日(金曜)までに所定の推薦書を、文化政策課(電話:025-226-2563)へ
※募集要項・推薦書は市役所本館・分館案内、区役所、出張所、公民館、図書館などで配布。市ホームページにも掲載。受賞者の推薦者が複数いた場合は抽選
問い合わせ 市役所コールセンター(電話:025-243-4894)
撮影:林忠彦
坂口安吾(さかぐち あんご、1906年から1955年)
作家。現在の中央区西大畑町に生まれる。1931年(昭和6年)に発表した『風博士』、『黒谷村』で新進作家として認められる。1946年(昭和21年)に発表した『堕落論』では人間の本質を鋭くえぐり、人々に衝撃を与えた
第1回受賞者は髙橋治儀(はるよし)さん
髙橋さんは北区の農家。昭和60年ごろからトマトの節水栽培に取り組み、平成12年には自家製野菜を使った「産地直食」のレストランを開業。農地法上の問題から一時休業するも、平成26年に本市が農業分野で国家戦略特区に認定されたことを契機に再びレストラン経営に挑み「ラ・トラットリア・エストルト」を新装オープン。
さまざまな困難を乗り越え、農業の新しい道を切り開いている姿が「現代の安吾」にふさわしいと評価されました。
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