平成31年4月19日 市長定例記者会見

最終更新日:2019年4月24日

市長定例記者会見

(表)開催概要
期日 平成31年4月19日(金曜)
時間

午前10時00分から午前10時32分

場所 新潟市役所(本館6階 執行部控室)

発表内容

質疑応答

配布資料

市長記者会見動画(4月19日開催分)

発表内容

1.「ゆめ・のせ・あがれ!寺山こい来いフェスタ」の開催について

 最初の案件は、「ゆめ・のせ・あがれ!寺山こい来いフェスタ」についてです。
 このイベントは、昨年4月のオープン以来、多くの方々からご利用いただいている東区の寺山公園において、子どもたちの健やかな成長を願い、市民の皆さまから無償でご提供いただいた「こいのぼり」を掲揚するものです。東区の強みである子育て支援や産業、ものづくりを、子どもの成長のシンボル「こいのぼり」を通して、広くPRすることを目的として、「区民のこいのぼりプロジェクト実行委員会」が開催いたします。
 4月26日(金曜)のオープニングイベントから5月26日(日曜)までの間の土日祝休日に、公園内の掲揚ポール10本に「こいのぼり」を掲揚します。併せて、フリーマーケットや飲食・物販ブースが出店するほか、東区の企業であります一正蒲鉾 株式会社や北越コーポレーション 株式会社などからご協賛をいただき、子どもから大人まで楽しめるさまざまな催しを開催いたします。
 詳細については配布資料のとおりですが、特に、注目いただきたいのは4月30日に開催する、巨大こいのぼりづくりです。
 大きな紙の上にこいのぼりを描くもので、誰もが自由に参加できるイベントとなっており、平成最後の日の良い思い出になるかと思います。
 多くの市民の皆さまのご来場をお待ちしております。

2.「児童福祉週間」の実施について

 次の案件は、「児童福祉週間」の実施についてです。
 5月5日の「こどもの日」から11日までの一週間は「児童福祉週間」と定められており、子どもたちの健やかな成長について考えることを目的に、毎年、全国でさまざまな取り組みが行われております。
 本市においては、この期間中に「G20新潟農業大臣会合」が開催されることから、世界の国と地域の方々への歓迎の気持ちを込めて、こども創造センターなど市内6施設で紙人形づくりのワークショップを開催いたします。
 また、配布資料裏面にもありますとおり、こいのぼりの掲揚や、「いくとぴあ食花」でのゴールデンウイークイベント、プールやアイスアリーナの無料開放など、家族で楽しめる催しが市内各地で予定されております。
 ぜひ、子どもさんと一緒に出掛けていただき、家族で過ごす時間を大切にしていただくことで、子どもや家族などについて考えるきっかけにしていただければと思います。

※保育施設の入園状況(平成31年4月1日)速報値

 案件は以上ですが、3件資料を配布させていただきました。
 1件目は、平成31年4月1日における保育施設の入園状況の速報値についてです。
 国定義の待機児童については、昨年度に引き続き「ゼロ」となりました。
 待機児童ゼロの維持については、施設整備による定員の拡充や、今回新たに、1次募集での未決定者を対象に、1次の決定時点で空きのある施設での調整を行ったことなどが大きな要因と考えております。
 少子化が進む反面、今後も年度途中の0、1歳児の入園は難しい状況が予想されますが、それぞれのご家庭の状況を確認しながら丁寧な対応に努めてまいります。

※大型連休中の市役所・区役所業務について

 2件目は、4月27日から5月6日までの大型連休中の市役所窓口等の対応についてです。
 基本的に、市役所は閉庁日となり、税や福祉などの一般的な窓口業務は、取り扱いを行わない期間となりますので、市民の皆さまにも、各種届出などの手続きを早めに行っていただくなどのご協力をお願いいたします。
 なお、連休中に開設する主な業務についてですが、戸籍届は、8区役所にて提出を受け付けます。特に改元前日の4月30日や改元初日に当たる5月1日は、婚姻届の提出が多数見込まれますので、職員を増員するなどして対応する予定です。
 住民票の写しなどの証明書は、NEXT21にありますパスポートセンターにて発行いたします。マイナンバーカードを利用したコンビニ交付サービスも通常どおりご利用いただけます。
 ごみの収集は、各ご家庭に配布しております収集カレンダーのとおりに通常実施するほか、急患診療センターを開設し救急医療に対応いたします。
 また、マリンピア日本海、みなとぴあ、図書館などの文化・スポーツ施設は、通常どおり開館いたしますので、ぜひ、ご来館いただきたいと思います。
 詳細は、配布資料のほか、「市報にいがた」4月21日号や市のホームページでお知らせいたします。

※ゴールデンウイークの主なイベントについて

 3件目は、ゴールデンウイークの主なイベントについてです。
 今月27日(金曜)からの、「春の新潟・音楽ウィーク2019」をはじめ、市内各所の観光施設などで、ゴールデンウイークに合わせたさまざまなイベントが行われます。
 また、新潟開港150周年を記念して、日本海側では初の「オープントップバス」『宙(そら)バス』が4月27日から運行を開始し、新潟のまちを巡ります。
 多くの方から解放感抜群のこのバスに乗っていただき、みなとまち新潟を楽しんでいただきたいと思います。
 多くの皆さまのお越しを心からお待ちしております。

質疑応答

市議会議員議選挙における事務ミスについて

(記者)

 発表事項とは関係ないのですけれども、2週間ほど前に統一地方選の前半戦として県議選、市議選があったわけですけれども、そこで東区の開票作業の大幅な遅れがあって、点検などをやり直して時間がかかったということと、期日前で代理投票に無効票が出るということもあったのですが、特に、開票作業の件で、あらかじめ候補者が同じ名字ですとか、発音が同じ名前の人がいるとか、事前に分かっていたわけですけれども、それでも混同してしまったということが起きたことへの市長としての受け止めと、なぜこういったことが起きたのかという分析をどのようにされたのか。今後、どのような再発防止策を講じていくのかいうことをお伺いしたいと思います。

(市長)

 まず、東区の期日前投票の方ですけれども、投票率向上や一票の大切さを啓発している中で、東区で期日前投票でのミスが発生して、有権者の大切な一票を無効にしてしまうという重大なミスが発生いたしまして、大変申し訳なく思っています。それから、今、ご指摘がありましたように、同姓あるいは同名、不明票(疑問票)が出るということはある程度予測できると私も思っています。そういった前提で適切な開票業務に当たっていく必要があるだろうと思っています。今回は、開票に当たって混入票が見つかったことから、終了が大幅に遅れたことは残念でありますけれども、すべての票を再点検することで適正な開票を終えたと認識いたしております。今後、選挙管理委員会には徹底した再発防止策を講じるように指示をしたところです。

(記者)

 今のところ具体的な防止策というのは現段階では特にないと。

(市長)

 きちんと確認をするということが、今回は単純なミスでしたので、それだけに皆さんに申し訳なく思っていますけれども、しっかりとダブルチェックをするということで、事務方から聞いております。

市議会議員議選挙の結果等について

(記者)

 市議選の関連なのですけれども、現職38人、元職4人、新人9人が当選したわけですけれども、結果についてはどのように受け止められておりますでしょうか。

(市長)

 まずは、当選された皆さまにお祝いを申し上げたいと思います。当選した皆さんの顔ぶれを見ますと、30代から40代の若い方々が多く当選されております。これからの時代を担う若さに市民の皆さんが期待してくださったのではないかと感じております。個人的にも、議員のなり手が少なくなっているという傾向の中で、こうした若い世代の皆さんが議員に挑戦をされて当選したということは、私個人にとっても大変うれしいことだと感じています。

(記者)

 その中で自民党の公認の方がけっこう議席を伸ばして、18人が受かっているのですけれども、そのあたりはどのように考えますか。

(市長)

 正確な分析をしているわけではありませんけれども、昨年の県知事選挙をはじめ、そうしたことに対する市民の皆さんの期待が市議選で少し表れたのかなと感想としては思っています。

(記者)

 その上で、市長も応援に行かれた方も多く受かっていると思うのですけれども、今後、議会とはどのような関係性で職務に当たっていきたいというお考えはありますか。

(市長)

 私が応援に行ったのは、政治家として頑張ってほしいというメッセージを皆さんにお伝えをしたくて、私なりに応援をさせていただきました。今後、昨年の選挙、保守分裂という形になりましたけれども、保守分裂をできるだけ早く解消して、市議会と両輪になって、活力ある新潟市を一緒に築いていきたいと思っています。

(記者)

 投票率が少し低かったかと思うのですけれども、その辺は、関心を喚起できなかったのではないかと思うのですが、ご感想がありましたらお願いします。

(市長)

 少し上がったのではなかったですか。

(記者)

 少し上がりましたね。上がっているのですけれども、市長選や知事選に比べると、依然として低いかなと。

(市長)

 おっしゃるとおりで、少し上がったという点では、市民の皆さんが市政への関心を持っていただいているのかなと思ったのですが、ご指摘のとおり、ほかの選挙と比べると低いということで、候補者の皆さんも新潟市の課題について、例えば少子化あるいは高齢化、人口減少対策といったものを今回のテーマとして訴えられたと思いますけれども、引き続き、市政の課題についてしっかり皆さんから訴えていただければと思います。

スマート農業について

(記者)

 来月にG20が控えていますけれども、中原市長は以前から、共同営農の推進、儲かる農業を進めていらっしゃいますけれども、今後、スマート農業をどのように儲かる農業につなげていきたいとお考えでしょうか。

(市長)

 G20がいよいよ間近に迫ってきまして、世界各国の皆さんから新潟の強みであるスマート農業を、ぜひ見ていただきたいと思っています。また、スマート農業を生かして、新潟の農業をさらに儲かる農業につなげていくということが大事になってまいります。ただ、現状はまだスマート農業を導入するにはお金がかかるといったような問題がありまして、早く一般の農家の方々にもスマート農業が導入できるような環境を着実に進めていく必要があると思っています。

(記者)

 先ほどのスマート農業の関係で質問します。一般の農家も導入できるようにしていく必要があるというお言葉がありましたけれども、そのためにどのようなことが必要だと市長はお考えでしょうか。

(市長)

 スマート農業を導入するに当たって、今現在はまだ普及していないわけです。スマート農業が広がっていないわけで、できるだけこういうものが広く普及して、誰でもスマート農業を導入できるような状況になっていく必要があると思っています。スマート農業は確かに非常に先進的な農業なのですけれども、まだ、多くの農家の皆さんが導入できるような状況でないわけですので、こういうものを一般の農家の皆さんに手の届くような状況をこれから国、県、市が協力しながら取り組んでいく必要があると思っています。

(記者)

 そもそもスマート農業がなぜ新潟市で必要とされているのかというところ、その基本的な認識を教えていただきたいと思います。

(市長)

 スマート農業によって、生産者の皆さんの負担の軽減にもつながると思いますし、農業は負担が大きいので、スマート農業によって負担が軽くなる。それから時間的なこと、例えばセンサーで、離れたところから水を管理できたりすれば、その分時間が節約できるわけですので、そうしたことを、例えば米だけではなくて園芸に振り向けるとかといったことができて、多様な農業を展開していくことができるのではないかと思っています。

(記者)

 市長が考える新潟市の農業の将来像というものが何かありましたら、教えていただきたいと思います。

(市長)

 今、私どもが進めているのが、米だけではなく、園芸も加えて、複合営農を推進して、儲かる農業を進めて行こうということでありますし、私は農家の皆さんが一般の方々と同じように(農家の皆さんの負担が軽減されて一般の会社員などの方々と同じように)、休日になったら、自分たちの生活を楽しめて、一般の方々と同じような生活ができるような農業になればいいなと思っています。

NGT48について

(記者)

 発表事項外なのですけれども、NGT48が現行の2チーム制を解消して、体制を刷新されるということを発表されていますけれども、市長のお考えをお伺いします。

(市長)

 何を解消するのでしたか。

(記者)

 2チーム制を解消して、21日の千秋楽公演の以降で体制を刷新するというお話が出ているのですけれども、その辺についてお願いします。

(市長)

 とにかく、21日に、事件以来久しぶりに山口さんが出演されるということですので、そのときに元気な姿を見せてくれればいいなと思っています。また、ファンの皆さんも、おそらく山口さんが出演されるということで、少しほっとされるのではないかと思っています。

(記者)

 現在、市で契約を保留されていたり、PR動画も削除していると思いますが、チーム体制を刷新されるということで、これに対して何らかの見直しをするお考えはありますか。

(市長)

 現時点では特に言えることはありません。今後、周囲の状況を見ながら判断していきたいと思います。

大型連休中の保育サービスについて

(記者)

 連休中の対応なのですけれども、他市町村でも保育園の開設日を設けたり、一時預かりを充実させたりされているところもあると思うのですが、新潟市としての対応と、その理由を教えていただきたいと思います。

(市長)

 担当からお願いします。

(行政経営課長)

 保育サービスについては、4月28日(日曜)から5月6日は暦どおりということで、休日、祝日の保育を担う休日保育というものが13園で通常どおり実施されるということでございます。休日保育については、対象児童で一部の要件もありますので、事前の登録が必要になります。その他は、一時預かりという形だと思いますが、コシジビルにある「子育て応援ひろば」ですとか、「プラーカスマイルランド」など五つの施設で短時間の保育を実施する形になっております。これも、事前の予約であったり、一部、利用についての要件がありますので、その辺についてはご注意いただきたいと思います。保育園全体の臨時開所についての考え方については、連休中は児童福祉週間ということでもありますので、できるだけお子さまと親御さんなどが過ごす時間を作っていただきたいと考えていることから、保育園、こども園などの保育施設は自主的な対応を除きまして原則暦どおりで、27日(土曜)のみの開所となっております。27(土曜)につきましては46の保育園で一時預かりを実施する予定となっております。こちらも対象が決まっているようなので、それについては注意していただきたいということでございます。

(記者)

 特別な対応はされないということだと思うのですけれども、こういった対応についていかがでしょうか。

(市長)

 (保育サービスについては)今、お話ししたとおりなのですが、(連休期間を利用して住民記録など一般の窓口業務に影響のある)システムの機器の更新も予定しておりますので、そういった形でしっかり対応できるのではないかと思います。

保育無償化の影響について

(記者)

 先ほど、保育施設の入園状況の速報値をいただいたのですけれども、それに関連してのお問い合わせなのですが、今年の10月から保育無償化が始まることになっているのですが、それに対して、今後、市として、特に待機児童対策というのは、保育無償化が現実的になってきた中で、法案の通過なども含め動きがある中で、保育無償化をこれから迎えるに当たって、市として対策として今考えていること、待機児童がどれくらい増えそうかといった見込みはどのように思っていらっしゃるのでしょうか。

(市長)

 まず無償化ですけれども、首都圏などでは待機児童問題が深刻で、無償化よりも施設整備の方、あるいは保育士の確保といったものを優先するようにとの声が出ていますけれども、新潟市では保育所整備が進んでいることから、無償化は子育て世代にとって有意義な制度だと思っています。無償化の対象である3歳児以上の子どもについては、新潟市の場合は、すでにほとんどの児童がいずれかの施設に在園しているということで、直接的な影響はそれほど大きくないと考えています。

(記者)

 今、保育施設に通っていない3歳以上の子どもが、新たに入園してくる数というのはどれくらいを見込んでいらっしゃいますか。

(市長)

 今、話したように、それほど多くないと考えています。具体的な数はどうでしょうか。

(保育課長)

 3歳以上のお子さんのうち、大体97パーセントが入られています。正確な数は押さえていませんが、残りの数についてはそれほど影響がないと考えています。

(記者)

 主な無償化の対象も3歳以上については、現状のキャパで収容可能ということなのですか。

(市長)

 そう思います。

塚田参議院議員の自民党県連会長の辞任について

(記者)

 先日、塚田参議院議員が副大臣に続いて県連会長も辞任されましたけれども、それについての受け止めと、参院選への影響をどのようにお考えか教えてください。

(市長)

 政治家の出処進退というのは自分で決めるものだと思いますし、今回、塚田参議院議員が先の不適切発言で県連会長を辞任しましたけれども、それは、自分自身としてけじめを付けられたのだろうと考えます。参議院選挙への影響は、私としては想像できないです。コメントができません。

参議院議員選挙での応援について

(記者)

 今の関連で、参院選で特定の候補を応援するとか、そういった考えはありますか。

(市長)

 今のところ、特に要請も来ていませんし、まだ先の話なので検討していません。

保育施設の入園状況について

(記者)

 先ほどの保育施設の入園状況に関連して、待機児童に含めない児童数の中に求職活動を休止しているとか、保護者の私的な理由により待機しているとか、そういった方の背景というのは、どのように受け止めていらっしゃいますか。

(市長)

 事務方から答えていただけますか。

(保育課長)

 「求職活動を休止している」につきましては、やはりご希望の保育園、近くの保育園に入れないのであれば、仕事をするのをやめて幼稚園に入れようとか、いろいろな方がいるかと思います。「保護者の私的な理由による待機」というのは、これも同じような要件で、例えば通える範囲であっても、特定の保育園、一番近いところがいいとか、地域のお子さんがいるところがいいとかということになって、ほかに空いているところを紹介できるにもかかわらず、そこについてはいいですという方がほとんどになりますので、そうしたものは国の定義では待機児童から外すということになっておりますので、保護者のニーズのところだと思います。

(記者)

 そうしたことを受けて、市長としてはどのように受け止めていらっしゃいますか。希望の保育園でないところになられた方もいらっしゃるわけですけれども、そういうことに対してはどのように受け止めていらっしゃいますか。

(市長)

 第一希望で、できるだけ早い希望の段階で入園することが可能であれば、それがベストだと思いますけれども、現実としてはなかなかそういうことがかなわないと。しかし、入園できないわけではないので、私としてはそれで致し方ないのではないかと思います。

市長にとっての「平成」について

(記者)

 おそらく平成最後の会見になると思うので、市長にお聞きしたかったのは、市長にとって「平成」というのはどのような時代だったでしょうか。

(市長)

 今、ぱっと思い当たりませんけれども、平成はいろいろなことがありましたね。皆さんが激動だとおっしゃっているように、私自身にとっても平成というのはやはり激動だったのではないかと思っています。子どもが生まれたことから始まって、個人的なことから、経済の変動も大きかったですし、政治的にもいろいろなことがあったので、激動の平成ということが言えると思います。

(記者)

 ご自身にとって一番何が大きかったですか。

(市長)

 やはり落選を経験したことでしょうか。

(記者)

 落選の経験の中で何か一番大きい経験というか。自分が学んだことというか。

(市長)

 学んだことは、ここでは教えられないな。

(記者)

 教訓というか。

(市長)

 一般論として、失敗から学ぶことは大きいのではないでしょうか。成功して学ぶことよりも、失敗して学ぶことの方が大きいと思いますし、成功と失敗と両方を経験することが、二つを経験することによって人間は大切なものを得られるような気がします。成功だけではなく、失敗も両方。そういう意味では、確かにつらい経験でしたけれども、今こうして、市長という立場に立っていられるのも、そういった経験があったからなのではないかと思います。

新潟駅周辺整備事業について

(記者)

 新潟駅周辺整備事業に関連して、鉄道を挟んで南北に横断する幹線道路が4本あるかと思うのですけれども、そのうち1本、新潟鳥屋野線が5月9日に開通するわけですけれども、高架化の意義などを考えると、ほかの3本で、今、見合わせている部分があるかと思うのですけれども、市街地の一体化を含めて、現時点ではどのようにお考えですか。

(市長)

 まずは、今、お話しになった新潟鳥屋野線が5月9日にようやく開通を迎えることになりまして、これは本当に待ちに待った道路だと思っています。渋滞の解消、南北の市街地の一体化ということが実現できますし、歩行者、自転車、両方道路ができまして、素晴らしい道路になって南北が行き来できるようになると思っています。残された3本があるのですけれども、やはり一つ一つなのではないでしょうか。

(記者)

 凍結している、見合わせている部分に関しては、現時点では見合わせると。

(市長)

 いずれ状況が許せば、凍結している3本の道路についても、今後検討はしていきたいと思っています。

過去の市長記者会見

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