第8回新潟市行政区画審議会会議録

最終更新日:2012年6月1日

平成17年8月24日

司会

 新潟市行政区画審議会を開催いたします。
 本日の出席状況でございますが、小林委員、末崎委員、羽田委員、与田委員、坂上委員、齋木委員の6名の委員から所用により欠席とのご連絡をいただいております。なお、熊谷委員につきましては、若干遅れるとのご連絡をいただいております。審議会委員が半数以上出席しておりますので、本日の会議が成立しておりますことをご報告いたします。
 それでは、開会にあたりまして、会長からご挨拶をお願いいたします。

長谷川会長

 新潟市行政区画審議会委員の皆様におかれましては、本当に暑い中、お集まりをいただきまして、まことにありがとうございます。
 前回、第7回では、第6回で整理をした課題につきまして皆様から様々なご意見をいただきました。そういったご意見を聞き取らせていただきまして、今回、答申に向けて皆様と検討するためのたたき台を作ってまいりました。
 本日は、このたたき台を中心にご審議いただきまして、最終的な答申案をまとめていきたいと願っているところでございます。
 皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

司会

 ありがとうございました。
 それでは、この後の進行は会長にお願いいたします。

長谷川会長

 議事に入ります前に、本日の次第と資料の確認を行いたいと思います。

事務局

 それでは、次第をご覧いただきたいと思います。
 本日の議事といたしまして、行政区画の編成についてと区役所位置について。
 資料でございます。
 資料1、行政区画の編成及び区役所の位置 答申(素案)でございます。
 資料2、行政区画の編成及び区役所の位置図 答申(素案)でございます。
 資料3、拡大図でございます。
 3-1、2区3区境界付近図。
 3-2、3区4区境界付近図。
 3-3、2区4区境界付近図でございます。
 資料に不足がありましたら、お申し出いただきたいと思います。

長谷川会長

 ありがとうございました
 それでは、審議に入りたいと思います。
 前回、皆様からいただきましたご意見を基に、副会長と私で答申のための素案を作成させていただきました。まず、それについてご説明申し上げたいと思います。
 これまでの経緯を簡単に振り返ってみますと、この審議会におきましては、市で行ってきた住民意見の結果や各地域の状況、それから将来のまちづくりの方向等、様々な角度から検討して、住民説明会に臨むための素案を取りまとめました。
 そして、地域の実情をきちんと把握して答申に反映させるために、素案を基に、住民の皆さんから意見を伺った所でございます。
 そういうわけで、住民説明会に臨んだ素案というものは、修正の余地を残す可能性をもたせたものでした。決して固定のもの、不変のものではなかったわけです。
 まず、その点を確認したいと思います。
 資料1ですが、これまでのそういった経緯、いろいろな観点を勘案いたしまして、住民説明会等で出された意見、それから説明会以後の2回にわたる審議会での審議の結果、各区の課題を整理したもの、そういったものを踏まえまして、住民意見を最大限尊重し、将来的な発展性、全体のバランスを考慮して、副会長と作成したものです。
 これから副会長より全体の説明をお願いいたします。
 なお、例の問題となっておりました中之口地区ですが、前回を思い起こしてみますと、6区のままで良いという意見が、どちらかといえば多かったような印象がございました。
 しかしながら、いろいろな経緯や住民意見の最大限の尊重、将来的な発展性や全体のバランス、こういったものを総合的に考えまして、また、前回ご欠席の委員の方々のご意見を改めてお伺いしたり、また、検討委員の方々の意見もいただきました。
 そういった中で、中之口地区は8区が良いのではないかと考え、いろいろな観点を総合的に踏まえて、この答申の素案を作らせていただきました。
 これから、副会長より詳しい経緯や背景を説明させていただきます。それをよくお聞きの上、ご審議をいただきたいと願っております。
 それでは、よろしくお願いいたします。

江村副会長

 それでは、行政区画の編成及び区役所の位置答申(素案)について説明させていただきます。
 本答申素案の構成ですが、1ページは、はじめにであります。2ページから10ページまでは行政区画の編成について、11ページは区役所の位置について、12ページは附帯意見という構成になっております。
 まず、1ページです。
 「新潟市行政区画審議会は、平成17年4月27日に「行政区画の編成」と「区役所の位置」について、新潟市長から諮問を受けました。
 諮問事項は、市民生活に身近で重要なものであるため、慎重な審議を進めてきました。
 審議会では、合計8回の会議を開催しました。また円滑な運営を図るために検討委員会を設置して5回の会議を開催したほか、現地視察も2回行いました。
 また、審議会では素案を公表して、素案に対する住民説明会を市内及び巻町の計22ヵ所で開催するとともに、市民の意見募集にも努めたところです。審議会ではこのような意見を踏まえて審議を重ね、本市における行政区画の編成及び区役所の位置に関する本審議会としての結論を得たものです。」
 2ページ以降は、行政区画の編成についてです。
 「行政区画の編成については、新潟市を8つの行政区に区画することとし、各行政区の区域は以下のとおりとします。
 なお、各行政区の名称は、便宜上、1区、2区、3区、4区、5区、6区、7区、8区と表示します。」
 以下は、各区の構成であります。
 1区、北地区事務所所管区域・豊栄支所所管区域・横越支所所管区域の一部。
 以下に、区内の町丁名を列挙してあります。1区については、素案のとおりです。
 2区、中地区事務所所管区域・東地区事務所所管区域の一部・石山地区事務所所管区域の一部・亀田支所所管区域の一部。2区については、一部素案を修正いたしました。
 3区、中央地区の一部・東地区事務所所管区域の一部・南地区事務所所管区域の一部・石山地区事務所所管区域の一部・亀田支所所管区域の一部。3区についても、素案を一部修正いたしました。
 4区、石山地区事務所所管区域の一部・南地区事務所所管区域の一部・横越支所所管区域の一部・亀田支所所管区域の一部。4区についても、素案を一部修正いたしました。
 5区、新津支所所管区域・小須戸支所所管区域。5区については、素案のとおりといたしました。
 6区、白根支所所管区域・味方支所所管区域の一部・月潟支所所管区域の一部。6区については、素案を一部修正いたしました。
 7区、中央地区の一部・坂井輪地区事務所所管区域・西地区事務所所管区域・黒埼支所所管区域・西川支所所管区域の一部・巻町の一部。7区については、素案のとおりといたしました。
 8区、岩室支所所管区域・西川支所所管区域の一部・潟東支所所管区域・中之口支所所管区域・味方支所所管区域の一部・月潟支所所管区域の一部・巻町の一部。8区については、素案を一部修正いたしました。
 11ページは、区役所の位置についてであります。いずれも素案のとおりといたしました。
 1区、豊栄支所。
 2区、中地区事務所。
 3区、新潟市役所本庁舎。
 4区、亀田支所。
 5区、新津支所。
 6区、白根支所。
 7区、坂井輪地区事務所。
 8区、巻町役場でございます。
 12ページは附帯意見をまとめました。これについては、素案についての住民意見を基に修正、加筆いたしました。
 「審議会では行政区画の編成などについて、鋭意検討し議論を重ねてきたところですが、以下の事項については、今後特段の配慮を払われることを要望します。
(1)政令指定都市移行に向けて、区役所の機能や行政区におけるまちづくりのあり方など「政令指定都市新潟」の姿について、積極的な情報提供に努め住民の理解を得るよう配慮すること。
(2)住民の利便性を考慮し、区内及び区間の交通網の具体的な整備を検討すること。
(3)河川の対岸に旧市町村地域が一部残る箇所、いわゆる「飛び地」を解消するよう、明瞭な地形地物である河川で区画した。
 しかしながら、1区とした横越地区の十二前地区については、当該地区住民の意見を市当局で確認の上、調整をすること。
(4)既存施設の活用を最大限行う方針で審議した結果、移行時の区役所位置を答申のとおりとした。しかしながら、施設によっては区における位置、施設規模、老朽度等課題が残るところもあることから、政令市移行後に住民の意向を踏まえて、適地への新設も含めて検討すること。
(5)区役所に出張所を設置することができるが、特に区役所から遠隔地にある地域については、区役所機能を補完する意味において出張所等を設置すること。」
 以上が、附帯意見です。
 続きまして、答申にあたって、を説明いたします。
 まず、13ページは審議経過です。
 14ページは行政区画編成基準、15ページは区役所設置基準です。
 16ページからは、本答申の考え方を述べております。
 「本答申に対する審議会の考えは、以下の通りです。
(1)区の数を8区とした理由
 審議会は、当初は区の数にこだわらないということを確認した上で検討を始めました。審議にあたっては、市が行った合計2回の区割りについての住民意見を踏まえつつ、「行政区画編成基準」と「区役所設置基準」に基づいて論点の整理を行い、以下の2点について最も重要であると判断しました。
 (1)今後のまちづくりの主体となるのは、そこに居住する住民であること。
 (2)その住民の意見を全体とのバランスをとる中で最大限尊重すること。
 その結果、地域の皆さんの意見を尊重するとともに、生活圏や動線軸、まちづくりの方向を考慮し、全体の調和をとるためには、8区が適当であるという結論となりました。
 効率性を考えれば区の数は少ないほうがよいと考えられますが、住民と行政が協働して今後のまちづくりを行うためには、
 (1)地域の繋がりを尊重し、コミュニティの力を生かすことが必要である。
 (2)住民が自らが属する行政区を身近に感じられる距離の範囲が必要である。
という点から、行政区は8区とすることが適当であると判断したものであり、このことは分権型政令指定都市の理念にも合致するものと考えます。
 また、区の数が増えることによる経費については、既存施設を最大限利用したり、行政改革を進めたりすることにより、適切な対応が可能と判断したところです。」
(2)は各区の考え方です。これは、住民説明会で皆さんとご一緒にご提示したもので変更はありませんので、説明を省略いたします。
 18ページをご覧ください。ここでは、審議会としての住民意見への対応や、素案を変更した箇所の変更理由などを説明しております。読み上げさせていただきます。
 「なお審議会では、行政区画の編成及び区役所の位置について、素案をもとに広く住民の意見を伺いました。意見は、市内全域から寄せられ、その内容は行政区画や区役所の位置はもとより、公共交通のあり方など多岐にわたるものでした。また歴史的背景や地縁的つながりを重視してほしいという意見が多く寄せられるなど、まちづくりに対する熱意が強く感じられるものでした。
 審議会では、寄せられた意見を踏まえ慎重に議論を重ねる中で、今後の新潟市がめざす分権型のまちづくりのためには、住民意見を最大限尊重する必要があると判断し、将来的な発展性や全体のバランスをも考慮する中で各々検討し、以下の箇所以外は素案のとおりとした。

2区・3区の境界について

 素案では、小学校通学区域を尊重して区画線としたところですが、「山木戸」を分断しないでほしいという意見、「紫竹」を分断しないでほしいという住民意見がありました。それら意見を受けて審議する中で、行政区が設置されても通学区域は変更されないことから、それぞれの地域の日常生活での一体性を尊重し、山木戸1丁目から8丁目及び紫竹1丁目から7丁目を2区とするよう区画線を変更いたしました。

3区・4区の境界について

 素案では、明瞭な地形地物である高速道路で区画したところですが、曽野木地区において、自治会の分断や亀田郷としての一体性を考慮してほしいとの意見が多く寄せられました。それら意見を受けて、地区の一体性の範囲をどの程度とするかや小学校の通学区域等を考慮に入れて検討を行った結果、高速道路と同様に明瞭な地形地物である鳥屋野潟放水路と県道新潟亀田内野線に区画線を変更しました。

2区・4区の境界について

 素案では、明瞭な地形地物である高速道路で区画したところですが、高速道路により江口地区の2世帯が区画線北側に位置することで2区となり、江口地区の大部分が含まれる4区とは異なる区に所在することとなりました。
 このことに対して、自治会や集落としてのまとまりを考慮するならば、江口地区を分断することは適当でないとの意見があり、その意見を受けて、この2世帯については4区に含めるよう区画線を変更しました。

6区と8区の境界について

 素案では、中ノ口川沿いのつながりや将来のまちづくりの観点、さらには新市全体の整合性を踏まえて、6区における協働を期待して中之口地区を6区として住民意見を聞くこととしました。
 この素案については、「歴史的つながり」などから8区を希望するという中之口地区の多数の意見が寄せられました。また、住民説明会においても同様の理由で多くの発言がありました。
 審議会においては、このような経緯を踏まえつつ審議する中で、住民の動線や将来的なまちづくりを重視すべきという意見、住民からの意見を重視すべきという意見、住民意見もすべてが8区というわけではないという意見が出るなど、この件については非常に長時間かつ多様な議論を重ねました。
 答申にあたっては、旧中之口村総合計画に見られるように、巻・潟東インターチェンジを核とした地域発展を長年にわたり希求してきたこと、西蒲原地域との歴史的、心理的な連帯感や今後のまちづくりの主体である住民の声を尊重するという観点から、中之口地区を8区にいたしました。
 なお、中之口地区が8区になっても、6区の考え方は変わるものではありません。また、6区の人口が5万人を割ることとなりますが、先行政令市にも5万人未満の区があるように、区の運営には問題がないと考えたところです。

河川による飛び地の解消について

 素案では、旧市町村界を重視し、河川対岸に旧市町村の一部が残る地域、いわゆる「飛び地」をそのままに行政区画の編成を行ってきました。
 この素案については、明瞭な地形地物である河川を区画線とすべきという住民意見が寄せられており、このような経緯を踏まえて審議をする中で、将来的なまちづくりの観点から、わかりやすい河川を区画線としました。
 ただし、居住者のいる地域については別途調整が必要と考え、附帯意見に盛り込んだところです。」
 最後の20ページは、区役所位置の考えについて述べております。これも、素案と変更ありません。
 以上で、答申素案の説明を終わらせていただきます。

長谷川会長

 ありがとうございました。
 それでは、この答申の素案をたたき台としてご審議をいただきたいと思います。

伊藤委員

 確認したいのですが、区ごとの町名記載の中で、○○町○丁目の一部というのが何十ヵ所かございます。
 同じ町名を分断する合理性と、不都合はないのかどうか検証する必要があると思います。

事務局

 今ほど伊藤委員よりお話がございましたが、特に高速道路を境界とした部分で、一部という所が出ております。
 これらのほとんどの部分が農地でございまして、居住者はおりません。ただ、山二ツは3区ですが、一部につきましては、高速道路を境に4区に入っております。大きな施設としては新潟刑務所が入っておりますが、それ以外の部分はほとんどが農地です。

長谷川会長

 行政上は、あまり問題にならないということでしょうか。

事務局

 私どもは、そのように考えております。

柳澤委員

 町名が全部出ていますが、7区の坂井輪地区事務所管内の中で、仲才という一つの独立した集落があるのです。これは、笠木小学校の真向かいにあります。そのことを行政側で見落として、連絡が遅れるということが、今まで私が知る範囲でも数回ありました。ここは、新川が出来た時に地籍が新通になったのですが、住所は仲才になるのです。その方達の耕地は、もっと新川寄りの所にあり、おそらく新川を掘る時に、そこの集落が今の居住地へ移動したのではないかと思うのです。
 地図上で明瞭になっているものもありますし、その辺りがはっきりとしていないこともあります。
 ナカサイというのは内野に載っているのですが、内野のナカサイというのは戸中才です。ですからその辺り、住民が見た時、また落ちているということのない様、もう一回精査をしていただきたいということをお願いしておきます。

長谷川会長

 この点はどうですか。

事務局

 ここの部分については、確認をさせていただきたいと思います。

小田委員

 一番大きな問題点でありました、6区と8区の境界の変更について発言をさせていただきます。
 「6区と8区の境界について」という文章では、非常に理路整然と表現をされておりますけれども、前回の審議会では、各委員の意見は素案どおりの6区に、というものが多かったように感じられました。確かに私自身も、各委員の発言をメモにとらせていただきましたけれども、相当の委員が新市の建設構想からして、素案のとおり6区に編入するのが妥当だろうとおっしゃっていたと記録しております。
 しかしながら、今回の文章を見ますと、住民意見を大いに尊重するという観点、しかも合併以前の中之口村総合計画、巻・潟東インターを核とした地域開発、これを大きく表現の中にとらえまして、8区への編入が妥当という、180度変わった結果になりました。
 各委員の意見を集約すると、6区素案のままということでまとまりつつあったにもかかわらず、このような表現になった経緯につきまして、今一度詳しくご説明をいただきたいと思います。

長谷川会長

 最初のご説明にも申し上げましたように、前回は確定したわけではございませんし、多数決をとったわけでもございません。その後、いろいろな点を考慮に入れるべきではないかということで、前回ご欠席された検討委員の方々の意見もお聞きした中、中之口地区は8区とする方が妥当ではないかと判断してこの案を作らせていただいたわけでございます。

江村副会長

 小田委員のおっしゃるのもごもっともであります。ただ、この件に関しましては、いろいろなやり方で住民の意見を伺いました。
 住民意見が全て理屈に合ったものかと言うと、そうではなくて、心情的なものとか、過去のいきがかりにこだわるものとか様々あります。しかし、中之口の場合には一貫して同じことをおっしゃっている。6区は困る、8区にという声が非常に多い。
 実は、それだけ中之口の多くの方々が8区に入れて欲しいとおっしゃっているのだから、反対に6区にどうしても置いて欲しいという意見も出てくるものと思っておりました。しかし、それは数からいえば相対的に少なかったと思います。
 出てこないということであれば、私どもは表明されたご意見に従って、しかもそれが理屈に合うものであればそれを取り入れざるを得ない。それがまず一つ。
 それから、もう一つ。私どもの考えた位置づけが成立しなくなることは、大変な問題であります。今後の発展軸とか、いろいろなことを考えて、6区あるべしという方向づけをいたしましたので、仮に、中之口が外れることによって、その方向が疎外されるようなことがあっては困る。しかし、もし中之口が外れたとしても6区としては成り立ちうるだろうと判断いたしました。
 それから、むしろ意見が大幅に食い違う地域が一緒になってしまっては、今後のまちづくりを行う際の疎外要因になるのではないか。そうならば、表明されている住民の意見を取り入れるべきではないか。
 また、中之口地区が6区から8区にいきましても、8区の側にも基本的には障害は生じない。
 行政区というのは特別区と違いまして、あくまでも新潟市の中での一つの機能です。それは何遍も中之口の方にも申し上げたことですが、それでもということであれば、8区にお入りいただいて気持ちよく地域の活動に参加していただく方が良いのではないか。
 そういったことから、ご欠席された検討委員の皆様の意見も伺いまして、会長と一緒にこの様にさせていただきました。
 小田委員は心情的に大変ご不満でしょうけれども、ぜひ私どもの意図をおくみ取りいただければと思います。

小田委員

 理解は出来ます。しかし、少し胸につかえるものがございます。
 今の副会長のご意見のとおり、その住民の要求や考え方が理にかなうものであれば、大いにそれらを参考にすべきものでしょう。
 私も、他の委員の皆さんも、大局的な見地に立って合理的なもの、理にかなったものを主とすべきだという意見が強かったわけであります。ところが、この合理と理にかなうというお互いの捉え方について、ずれが生じている様な気がいたします。
 それから、歴史的、心情的な観点からという説明文がございますけれども、他の区域においても、そういった観点からの要求が多くありました。そういう心情的な面についての波及は考えられないものかどうか。このことについても、少しつけ加えの説明をお願いしたいと思います。

田辺委員

 中之口地区を大きく分けますと、27の集落があります。そういった中で、1つの集落に関しましては、確かに8割程度の方が素案どおりで良い、白根地区を望むといった状況であります。残りの5集落位につきましては半々位、8区希望の人もいますし6区希望の人もいます。残りの集落につきましては、ほとんど8区を望んでいる様です。
 中学生、高校生に聞きますと、学校教育の観念からなのかどうか分かりませんが、やはり8区の方が良いと答える。20年先、30年先を担う世代の人達からはそういった意見が多かったです。
 私は、6割強の方が8区を望んでおられるのではないかと感じております。残りの4割はと言いますと、1割位は素案どおりの6区を要望している。3割についてはお任せしますというニュアンスが強い様です。
 副会長が説明されました心情的な面からということですが、私達は住民の意見を拾い上げるために説明会を開いてきたのではないかと思っております。
 南部軸の玄関先として、中之口を含め6区が考えられたことと思います。そういった中で、正面玄関は8号線が通る白根になるでしょう。もし、中ノ口川がなければ下手玄関という形で中之口も発展要素はあるかと思いますが、実際は中ノ口川があって、橋はほとんどありません。新飯田橋につきましては、一般車は通れますが大型車は通れません。
 この先どう発展するか分かりませんが、もし中之口が外れても、南部軸の玄関としての機能については損傷がないのではないかと思います。

樋口委員

 前回、加藤委員もおっしゃっていましたが、今後のまちづくりのことを考えると住民の心情というものは無視できないと思うのです。あれだけの数が出ているのをなしにすると、その後で6区を中心にしたまちづくりをする時、中之口の人達が、もういくら言っても無意味だ、取り上げてもらえないのではないかと思われることが私は一番怖いのです。
 住民運動というのは本当に、住民の意識から立ち上がってくるもので、それを大事にしないとまちづくりにも影響があると思います。
 それから、これだけの人数の意見をもらいながら、素案のまま6区にするとなると、意見を出した方達にどのような回答を私達が返せるのかなと思うと、私は今回の案で、中之口が8区に入った事を大変嬉しく思いました。

小山委員

 先回の審議会で、旧市町村はなるべく割らないようにということで、曽野木を割るべきではないと申し上げましたら、今回若干の修正をしていただいた様です。
 しかし、3-2の付近図をご覧いただきたいのですが、東曽野木小学校の区域がなぜ3区なのかというのが、私自身素朴な疑問に思っておるところでございます。例えば東京学館は曽野木小・中学校の生徒と交流を深めているという話を聞いております。まさか市民病院がそこに出来るから、4区の方にやりたくないというお考えはないと思いますが。
 私は、鳥屋野潟放水路まで線引きを変えられないものだろうかと思うのです。

江村副会長

 今の小山委員の意見ですが、実は、我々も考えました。まっすぐ線引きする方がすっきりするのではないかと思ったのですが、実はこの排水路のすぐ下に数軒家があります。この人達は、上の上沼と、同一町内会を構成しております。ただし、地籍は太右衛門新田。非常に輻輳しておりますので、どうしたら良いかとかなり悩みました。
 一体性という面から見ると、この数軒のお宅は太右衛門新田とかなり離れていて、上沼と一緒の町内会を構成していて、これを分断するにしのびない。それが一つの理由です。
 もう一つ、曽野木小学校区から右の方は、鳥屋野潟南部開発の共同区域です。鳥屋野潟南部開発を一緒に進めるのに、ここを分けてしまったらどういうものか。鳥屋野潟の沿線は全部同じ区であった方が良いのではないかということも考えまして、この様な境界線といたしました。

長谷川会長

 いろいろと紆余曲折があったわけですね。

斎藤委員

 私も今の小山委員と同じ様に考えます。南部開発全体は、結局市の事業ですね。区の事業ではないわけですから、無理に合わせる必要はないかと思います。あと、曽野木地区の住民が、もしここで切られた場合、なんでそこだけ3区へ行くのかという意見が多数出ると思いますので、その辺りが少し心配です。

早川委員

 今の3・4区の境界線の問題ですが、私自身もこの境界線の意味は何かなと思っておりました。
 しかし、先程の副会長の説明では、上沼との問題からこの線になったわけですね。
 従って、親松排水路を境界線としたことについては、高く評価をさせていただきますし、今の上沼の問題についても、これでいくしかないのかなと思っております。

斎藤委員

 住宅が数軒あるということですけれども、その部分については資料3-3の江口地区2世帯の取り扱いと同じ形でやれば良いかと思います。

江村副会長

 これは、江口地区の場合と状勢が違います。江口地区は部落の大層が亀田の方に入ってしまったから、2軒だけ取り残されるのは困るので、高速道路を越えてここまで線を引かせていただいたという補完措置なのです。今おっしゃるのは、その逆になりますね。

加藤委員

 前回は、高速道路という明瞭なものを境界とすると、将来的にも分かりやすいし、良いという話だったと思います。
 その延長線上で考えますと、それに変わりうる明瞭な地形・地物で分けるのが考え方としては一致すると思います。施設が3区にいくか4区にいくかという話は、審議会の議論には馴染まないと思います。
 今回の案は、これから住民に説明するにしても、県外の方に説明するにしても、高速道路のインターと放水路で分かれていますよと言うのが分かりやすいし、それによって直接住民の利便性が害されるわけではありませんし、学校区の分断も解消されますから、良いと思います。

長谷川会長

 施設の問題は、これからどうやって区の中で発展させるかということで考えていけば良いのでしょうね。
 他にいかがでしょうか。先程の中之口の問題はどうですか。

柳澤委員

 私は、今回の形にした場合、また他の問題が起きてこないかどうかが心配です。例えば、今まで大きな声が出なかった所から、いや、うちだってそういうのが根にあったんだということを言ってくる危険性があるのでないか。それで、前回、素案はあまり直さない方が良いのではないかと意見を言ったわけなのです。

長谷川会長

 私どもは、とにかく修正点は最小限に抑えて、これまで出された意見を踏まえて案を作ってまいりました。それから、この審議会は全部公開でやっております。全ての意見はオープンになっております。こういうスタンスで作った案でございます。

加藤委員

 先程、心情が他に影響しないかというお話がありました。我々がそういう市民の気持ちを察するということはすごく大事なことです。この案を見ますと、町内会等の細かい区画についても、それぞれ様々な意見を考慮して作ったわけですから、審議過程を住民にきちんと説明すれば、それなりに納得いただけると思います。
 それと、前回の会議の時にも、私は、住民意見を聞かないのであれば、方向性としてはむしろ中之口も含めて6区が良いと話しました。ただ、我々が6区にするのであれば、何故6区でなければだめなのかと住民に対して明確に答えてやらなければならない。しかし、明瞭に6区にというのがないわけですね。
 そうであれば、我々としては、民意を重んじる審議会という位置づけで、8区にした方が良いと思いました。

伊藤委員

 先程、田辺委員から地形的な話がございました。橋の話や8区とは地続きだという話、これらは非常に説得力があると思います。
 ですから、地理的な条件を、8区に編入させる理由の一つにすると良いのではないかと思っております。

藤井委員

 私としては、中之口の人達が、どういう方向で将来を考えていきたいのかを尊重するのが重要と思っています。
 答申案にもありますように、インターチェンジを使って潟東と中之口で一緒にまちづくりをやっていきたいというご意向ですので、やはりそれは尊重したいと考えます。
 今回、素案が6区ということでありましたから、8区にして欲しいという意見が出たわけですけれども、もし、素案が8区に入っていれば、6区にして欲しいという意見が多かったかもしれないというのは確かにあると思います。
 しかし、巻・潟東インターチェンジを使って発展したいのだということが表明されていますので、それは大きな要素になると考えておる次第であります。

長谷川会長

 前回、中之口を二つに割るという、非常に発想の転換を図るご意見も出されました。

熊谷委員

 素案から今回修正案が出てきて、大体うまい具合に収まったのかなという印象を受けます。
 1区の北地区の問題、2区の山の下、3区と4区の間の所、これらは微修正の範囲と思いますので、大きな異論はないかと思います。
 やはり一番大きいのは中之口の問題でしょう。中之口の問題は、審議会でも、検討委員会でも、相当の時間を費やしてやってきたということで、この様に収まったのかなと思っております。
 個人的な意見を言わせていただくと、私は今でも中之口は6区が良いと半分思っております。これは、いろいろな方に中之口の生活圏はどちらに帰属するのかと聞いてみても、どうも白根に近いという意見がある。それから、将来の動線ですね。また、国道8号線から考えても6区かなと、今でも思うのです。
 その中で、8区にぜひ入りたいというご意見がとにかく強くて、そのご意向というのは否定しようもない。
 そうならば、中之口を二つに分けたらどうだというのを申し上げたのはこの間の見解であります。しかし、それは現実的ではないとのことでしたね。
 そうであるならば、住民のご意向が強い8区で良いのではないか。私のイメージする発展軸から考えれば、6区の中でまちづくりを摸索した方が非常にスムーズかと今でも思いますが、8区でインターを中心とした開発を将来展望として据えるんだというご意向が強いのであれば、やむなしなのかなと思います。
 それから、一つ大きい修正を認めてしまうと、他の所はどうするかという話ですが、住民説明会を十分やった中、あれほど強いご意向を示された所は中之口だけでしたので、審議会としてはここまででしょう。後は市長の責任の中で行っていただければ良いかと思います。

北沢委員

 中之口ですが、全体の区割りに影響がなかったら、住民意見をとった方が良いと思います。例えば、5年後、10年後に何か問題が起きた時、結局影響を受けるのは中之口の方達です。その際、我々は責任を持てません。ですから、全体に影響がなければ、住民意見を最大限尊重すべきだと思います。

佐藤委員

 先回では、ほぼ6区という案でまとまったというお話でしたね。
 私は、説明会に行って、これは素案でして皆さんの意見を聞きにきたのです。どうぞ自由に発言してください、と言いながら廻りました。何を言ったって委員の方で固めてきている、自分達がいくら言っても通らないのではないかという、やや諦めの意見をおっしゃった方もありましたが、いや、そうではありませんと、極力自由なご意見を承るという姿勢で説明会を行ったつもりです。
 皆さんの意見も十分聞きましたし、中之口はあれだけ大勢して反対だ反対だとおっしゃったわけだから、それは受け入れてあげて、今後の中之口の皆さんが8区に入って本当に良かったと思いながらまちづくりに参加されることが、望ましいと思います。

田村委員

 先日、6区か8区かと聞かれた時には、正直6区と申しました。それは柳澤委員と同じ考え方で、他への波及ということを考慮すればそうだろうと。
 ただ、今日、いろいろなご意見を伺いながら考えましたが、あえて言えば、中之口が6区になろうと8区になろうと、大勢に影響はない。区によって、多大な財政負担を生ずるのであれば、それは80万市民に影響がある。ただ、これに関しては中之口が6区でも8区でもあまりそういうことはないでしょう。
 また、行政区画編成基準を見ていくと、実は6区も8区も甲乙つけがたいわけです。合理的な基準で6区、8区どちらでもありうる場合には、最終的には声が大きければ良いというものでもないですが、他の地域に比べてこれだけ声が出ている所もないと考えますと、8区で問題ないと私は思います。
 もし、5年後、10年後に地域から大きな声があった時に、それはまた市の当局が考えるべきことでしょう。この審議会ではここまでではないかということで、私は他の地域も含めてこの案で良いと考えております。

長谷川会長

 小田委員、今までのご意見を伺った上でいかがですか。

小田委員

 説明会の時に、この区割りの案は未来永劫続くものではございませんので、その時の社会的変化、産業的変化、構造的変化において、当然住民の意向が働いてくれば区割りの変更もありうるものだと思いますし、先行政令指定都市においては事実、区割りの変更もなされておりますという説明がございました。
 先程の田村委員のように、この問題についての私ども審議会における限界も感じております。
 ということであれば、全体の区割りに対して変更をきたさず、また6区の位置づけについて意味合いを損なわないのであれば、中之口の皆さん方の選択に任せるのも一つの手立てかと思っております。

長谷川会長

 検討委員会では、将来のビジョンとか、将来の発展性に重きを置いて作られたと思いますし、審議会でもそういうふうに受け止めたということで、初めの案は成立したと思うのですが、その後の住民説明会等で出された意見というのは、そういう観点とは少し異なっていたのだと思います。

深川委員

 先回は6区の方がという意見が強かった感じを受けておりまして、そうなるのかなと思っていましたが、今回資料を見たら、8区と出ておりました。先回私は、最終的には住民の意見を尊重してくださいと申し上げておりましたので、8区という形になり、今胸をなでおろしております。
 ですから、私も含めて良かったという気分でありまして、申し上げるものはございません。大変ありがとうございましたということを申し上げるだけでございます。

吉田委員

 私もこの前、6区を希望したのでございますけれども、今、お話を聞きますと、住民の意見を十分尊重した方が良いと思います。

長谷川会長

 それでは、中之口の6区と8区の境界の修正に関しては、ご異存ないと解釈させていただいてよろしいですか。
―異議なし―

長谷川会長

 ありがとうございました。

江村副会長

 中之口についてはご了解いただきました。
 他の変更箇所についてはいかがでしょうか。

北沢委員

 2区と3区の境界ですが、前は紫竹3丁目と4丁目の間を分断した線でしたよね。
 今回は新しく境界を変えたのですか。

江村副会長

 これは、紫竹1丁目と本馬越2丁目の境界です。紫竹3丁目、4丁目を分断しないためにここで区切ったわけです。本馬越の下で区切って、紫竹地区全部を2区に入れたということです。

北沢委員

 しかし、紫竹1、2、3丁目は3区を希望している意見が多いですね。紫竹1、2丁目辺りはかつて、ほとんど見渡す限り田んぼだったのです。そうすると紫竹1、2丁目の方はそんな古い昔から住んでいるわけではないと思うし、新しい方達は、信越線で大きく区分けされて向こうとは交流もほとんどないと言っているのです。
 だから、むしろ真っすぐにしてバイパスで分けた方が良いと考えます。もしくは、バイパスで分けると江南小学校区が少しあるので、紫竹4丁目と5丁目の間で境界線を設けるのもやむを得ないかなとも思っております。

江村副会長

 前の審議会でご説明しましたとおり、紫竹連合自治会から、紫竹を分断して欲しくないという強いご要望がありましたし、住民説明会でも紫竹を分けないで欲しいという意見が多く出ておりました。
 確かに、紫竹1丁目は本馬越の3区と一緒でも良いというご意見も出ております。どちらをとるべきかと考えたのですが、全体的な見地からいいますと、紫竹の一体性を考えて、つまり紫竹の町目を分断しないで全部一緒にした方が、より住民のご要望に合致すると考えまして、この線にいたしました。これは、山木戸も同じでございます。
 北沢委員のおっしゃるやり方にすると、再び紫竹の町目の分断が起こることになるのです。
 そういったことで、紫竹は全て2区というのがこの案です。

長谷川会長

 他の問題はいかがですか。

藤井委員

 答申案の1ページで少し引っ掛かる表現があります。
 「諮問事項は、市民生活に身近で重要なものであるため、慎重な審議を進めてきました。」という、この「ため」の部分なのですが、市民生活に身近で重要であろうとなかろうと諮問を受ければ慎重に審議するのが私どもの務めでありまして、少し引っ掛かります。別の表現で工夫いただきたいという希望です。

長谷川会長

 例えば、新しい市の将来のためにとか。

藤井委員

 どういう表現が良いかは、時間をかけなければいけないことだと思いますので、それは事務局にお任せします。

樋口委員

 附帯意見ですが、(1)、この「積極的な情報提供に務め」という部分を入れていただいて大変良いと思いました。
 (5)ですが、「特に区役所から遠隔地にある地域については」と書いてあるのですが、遠隔地だけではなくて、公共交通機関が不便な所というのが、特に2区、3区の皆さんから意見があったので、それを含めたような表現にしていただきたい。

長谷川会長

 交通網は(2)に書いてありますね。

江村副会長

 交通網の意見が多く出ましたので、「交通網の具体的な整備を検討すること」という「具体的」を入れたのですよね。

樋口委員

 (2)もちゃんと読んでいたのですけれども、何となく(5)にきてまた少し引っ掛かったものですから。

長谷川会長

 それから、これは柳澤委員からご指摘のありました2区と7区。特に2区と7区という文言は入ってございませんが、(4)はいかがでしょうか。

柳澤委員

 私が提起した問題ですが、これで良いと思います。

北沢委員

 (3)ですが、「1区とした横越地区の十二前地区」と書いてあります。しかし、1区と固定しない方が良いのではないですか。他にもあると思います。

長谷川会長

 ただ、この地区だけは住民の方がいらっしゃる。

事務局

 河川をまたいで飛び地があるのは不自然ではないかというところで、いくつかそういう所があるのですが、住民の方が住んでいらっしゃる所となりますと、特に問題があるのは十二前地区の部分です。
 また、中央地区と分かれた関屋堀割町について、素案で住民意見を聞いて、必要であれば変更ということはあったかと思いますが、そういう意味からすると、特にご意見はなかったと考えております。

長谷川会長

 その他、伊藤委員から、中之口の問題で、地形の理由も入れたらどうかという意見がございました。

江村副会長

 そうですね。また全体的に見直した上で、会長とご相談させていただきたいと思います。

長谷川会長

 その他、取り上げなかった所については、問題がなかったと解釈してよろしかったでしょうか。
―異議なし―

長谷川会長

 それでは、議論も収束しつつあるようでございます。
 いくつか修正に関するご意見をいただいております。それらについては、またこちらで検討させていただいて、ご相談させていただく場合もあるかもしれません。そういう修正加筆をした上で、答申という形で市長へ提出したいと思いますが、ご了承いただけますでしょうか。
―異議なし―

長谷川会長

 ありがとうございました。小さな修正につきましては、副会長、事務局と相談しながらしっかりと最終的なまとめを作らせていただきたいと思います。
 それでは、今後の予定ですが、8月30日午後、副会長と私とで市長へ答申を持参したいと考えております。しかし、これまで4ヵ月以上にわたって検討させていただいた結果、まとまった答申です。ぜひ、ご都合のつく皆様もその席に同席いただきたいと願っている所でございます。
 私としては、なるべく大勢の皆様と一緒に市長を訪問して、この答申を差し上げたいと願っております。
 当日ご欠席の皆様には、同じ日付で答申書を郵送させていただきます。
 4月27日に市長から諮問いただいた事項について、これまでご審議くださいましてありがとうございました。
 特に検討委員会の皆様におかれましては、詳細な検討、それから現地視察も含めてやっていただきました。
 審議会委員の皆様には、住民説明会にご参加いただきましたし、ご協力いただきましてありがとうございました。
 おかげさまで、この新しい政令指定都市の誕生にふさわしい、我々としては胸を張って誇るべきこの行政区画の編成、それから区役所の位置についての答申が作成出来たと思っております。
 本当に、4ヵ月以上にわたりご協力いただきまして、ありがとうございました。
 しばらくいたしますと、今度は区名の諮問をいただくと伺っておりますので、今後ともご協力をお願いしたいと思います。
 それでは、以上で第8回行政区画審議会を終了いたします。
 ご協力ありがとうございました。

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