第14回新潟市行政区画審議会会議録

最終更新日:2012年6月1日

平成18年2月9日

司会

 第14回新潟市行政区画審議会を開会いたします。
 本日の出席状況でございます。早川委員、与田委員の2名の委員が所用によりご欠席でございます。それから、田村委員から少し遅れるとのご連絡をいただいております。審議会委員が半数以上出席しておりますので、本審議会設置条例第4条第2項の規定に基づき、本日の会議が成立していますことをご報告申し上げます。
 それでは、開会にあたりまして、会長からご挨拶をお願いいたします。

長谷川会長

 委員の皆様、ご多忙のところお集まりいただきまして、まことにありがとうございます。
 区名の審議といたしましては、6回目になります。区名の審議は最終段階に入っているように思われます。審議会としての基本的な方針を堅持いたしまして、慎重に審議を進めてまいりたいと思います。ご協力をお願いして、挨拶としたいと思います。

司会

 ありがとうございました。
 それでは、この後の進行は、本審議会設置条例に基づきまして会長にお願いいたします。

長谷川会長

 議事に入ります前に、本日の次第と資料の確認を行いたいと思います。

事務局

 それでは、次第をご覧いただきたいと思います。
 本日の議事でございますが、区名についてをご審議いただきたいと思います。
 資料でございます。
 資料1、第13回行政区画審議会審議概要。
 資料2、5区の区名案検討にかかる意見について。
 資料3、「政令指定都市調査特別委員会」会議録概要(意見・概要)。
 資料4、前回審議会後に寄せられた意見等。
 資料5、区名意向調査方法について(案)。
 また、その他に検討委員会の報告区名案一覧と、追加提出区名案を机上配布させていただきました。

長谷川会長

 ありがとうございました。
 それでは、議事に入りたいと思います。
 まず、前回の審議概要につきまして、事務局で整理いたしましたので、報告をお願いしたいと思います。
・資料説明・

長谷川会長

 ありがとうございました。
 それでは、本日の審議の進め方でございますが、第13回審議概要にもありましたように、新津と小須戸におかれましては、もう一度お互いに協議していただいて、その結果を2月2日までにいただきたい。そうお願いをしたところでございます。
 また新津、小須戸に限らず、ご意見があれば今月末まで受け付けたいということとしましたので、まずその報告を受けたいと思います。その後に、具体的な審議に入りたいと思います。

金城委員

 1区についてです。検討委員会の報告区名案一覧と、追加提出区名案という資料がございます。1区から8区までの追加区名案ということなんですが、1区の欄だけ書いてありません。先ほどお話がありましたように、1月末までに意見を提出すれば入れるということになっていたのですが、当地区としましては、東みなとということで申し入れをしていたわけでございますので、追加提出案の中に東みなとを入れてもらえないでしょうか。

長谷川会長

 ありがとうございました。その件につきましては、後ほど審議をしたいと思います。
 審議事項としては旧市町村名の取り扱い、意向調査にかける区名候補の数、それから各区ごとの区名候補の絞込みといったことになるわけでございます。順次そういう形で審議を進めさせていただきたいと思います。
 まず、旧市町村名の取り扱いについてです。新津と小須戸の両地域審議会の協議状況、それから議会等からの区名に関するご意見等ございます。
 それでは、資料についての説明を事務局よりお願いします。
・資料説明・

長谷川会長

 ありがとうございました。
 それでは、ただ今の報告を受けまして、初めに旧市町村名についてご審議をいただきたいと思います。
 先ほどの報告にもありましたように、前回私どもは新津と小須戸の地域審議会、それぞれの会長と副会長にお越しいただいてお話しを伺い、最後には歩み寄りの期待も生じたように思い、それで再度協議をお願いしたわけです。
 しかし、小須戸地区からの文書は、改めて協議の場を設けても何等の変化も進展も考えられないというような、残念なご回答でございます。新津地区からも同じようなということでありますけれども、こういったことを踏まえて皆様からのご意見を伺いたいと思います。

伊藤委員

 大変残念な結果だと思っております。
 新津、小須戸両地域審議会のご意見を聞いたわけでございますが、やはり意思は固い。しかし、他の区でも区名を使いたいという意向は心の底にあると考えられます。他の区はそれを抑えている。こういう状況を鑑みますと、旧市町村名を区名にするのはふさわしくないのではないか。
 旧市町村名を使いたいという意向があるとすれば、それを町名として残すという方向で、市に町名変更の要請をする。そういうことで旧市町村名を残すというのが一番良いのではないかと思います。
 そういったことが、市が一体となって未来に向かって進んでいくことにつながるのではないでしょうか。旧市町村名に固執することは、決して生産的な仕事を生まないと認識しておりますので、意見を述べさせていただきました。

田辺委員

 区割りの時、中之口が6区につくか8区につくかで議論がありました。しかし、どちらの区についたとしても、全体でみれば、そう迷惑はかからなかったのではないかと思っています。
 今回の5区の件ですが、2つの地区があるので、両方が旧市町村名が良いといえば、それは受け入れて良いでしょうが、片方が困るということであれば、これは通らないのではないでしょうか。
 そこで、片方の民意があまりにも強いことを考慮して、5区に関しては、二段階式のアンケート方法をとりまして、小須戸地区については人口割合で6倍・7倍にして換算する。人口比率に合った形で意見を聞いて、同等となる形で調査できればと思います。

小田委員

 先回おいでいただいた両地域審議会の会長の発言、その後の地域審議会での議論の様子をニュース等で聞いて整理をしてみますと、このまま議論をしても、おそらく100%平行線のままだろうと思います。
 行政区画審議会の今までの議論の方向は決して誤ったものでないはずですし、それは委員各位も信念を持っていることだろうと思います。一部地域審議会においては、その本意を少し曲折した方向で捉えてしまったり、報道は私どもの言おうとしていることと異なった表現で市民の方に伝えたりすることもございましたので、問題が混沌としてしまいました。
 各々の地域審議会でも困ったと感じていらっしゃるはずでありますし、先般お出でいただいた4人の方はなおのこと、何とかしなければいけないという気持ちをお持ちだろうと思うんです。
 私たち審議会も、この問題にいつまでも時間をかけていることはできないことは事実であります。
 そこで、5区の問題について、私ども審議会で落としどころを具体的に地域の方に提示をするべきだろうと思います。
 その落としどころとはいかにあるべきか。今の町名として残すのも1つかもしれませんが、区名案の中からでも妥協案は提示できるのではないかなと思っております。各々の地域で応募数上位のものを候補に入れる。変則的ではありますけれども、妥協点として両地域の人たちに納得いただけるんではないかと思っております。

原山委員

 第13回審議会におきまして、5区の件について2月2日まで話し合いの締切りをお待ちいただいたということで、その点に関しましては感謝申し上げます。
 しかしながら、残念な結果に終わってしまいました。
 私もいろいろな団体等のご意見を頂戴しながら、行政区画審議会委員として考えた結果といたしましては、先ほど小田委員からお話がありましたとおり、このままではもう平行線で、落としどころも見つからないというのが現実でございますので、各区の公募結果の1位のものを区名案の中に盛り込んでいただければ、5区に関しましては両地区の合意がとれるのではないかと思っております。
 他の区でも旧市町村名を使いたい住民の方は多くいらっしゃるというお話を踏まえましても、全ての地区で1位に限り区名案に盛り込んでいただくのが一番の落としどころになるのではないかと感じております。

長谷川会長

 小田委員は1位を入れるということでしたか。

小田委員

 私が先ほど申し上げましたのは、決して1位を入れるということではございません。旧市町村名そのものを使うということは避けるべきだろう。議論を積み重ねてきた経過もございますし、一体感を図るという意味からも、1位であっても旧市町村名を区名候補として挙げるのは避けるべきだろうと思います。

樋口委員

 前回、新津の方と小須戸の方のお話を聞いていて、去年の豊栄市がなくなる時のことを思い出して、新津の方の気持ちもとてもよく分かったんです。でも、政令指定都市を目指して14市町村が一緒になって力を合わせていくということで合併したと思います。他の市町村もすごく熱い思いを持っているのだけれども、新しい新潟市を作るという気持ちで旧市町村名をなくして一緒になっているので、旧市町村名は使わないで新しい区として一体感を感じる名前を考えていったら良いのではないかと思います。

柳澤委員

 先ほど小田委員も樋口委員も言われたように、全市的に見て考えていかないとならないのではないか。そういう面から旧市町村名は規制をしていかなければならない。
 こういうことで、東西南北についても、新潟市民には分かるかもしれませんが、市以外の方には分かりにくいのではないか。できるだけそういうものは避けていこうという話をしてきたわけです。
 そういう中で、何としても片方は前の地名を継承していきたい、片方はそれは反対だということで議論が続き、時間も経過したのですが、もうそろそろ最終的に決断をしなければいけない時期にきているのではないでしょうか。また持ち越すということはできないと私は認識しています。スケジュールからみてこれ以上遅らせることはできない。
 そういうことで、今日決断をしていただきたいとお願いするわけです。

阿部委員

 皆さんがおっしゃるように、こういう問題をいつまでも長引かせていては、これからのスケジュールに支障も出てくるのではないかと考えます。
 この辺で落としどころといいますか、区名候補を出していただいて、それに賛成討論や反対討論をしていく方が良いのではないか。
 私は5区に住んでいて、新津の名前にはこだわりがございます。また愛着の気持ちもございますが、現在の状況のままでは先へ進みませんので、仮置きされた区名候補に追加として上位の案をお願いするわけでございます。

伊藤委員

 先ほど小田委員から両方の区名の折中案も考えられるのではないかというお話がありましたけれども、それには危惧があります。
 例えば、今、金融機関で2つも3つも名前をつけた金融機関が多くあります。しかし、これから未来永劫子孫に残していく区名としてはいかがなものでしょうか。そういう妥協的な、例えば新津小須戸区のように、足して2で割るような区名が果たして良いのでしょうか。そこはよく考えないといけないと思っております。

羽田委員

 私は北地区ですが、北地区としてもいろいろ協議をしました。そして、豊栄市という名前をなくすのは忍びがたいという意見もあったわけですが、一体感を持つためにはその名前を使わないことにしましょうということになりました。これが、5区で旧市町村名を使うことになった場合、他の区でも使いたいということになってくると、各区でもめる要素になるんじゃないかという気がします。ここで決めていただいて、各地区の人たちにも大きな心を持って取り組んでいただきたいという気持ちを持っております。

小林委員

 前回、新津地区地域審議会の方は、旧市町村の新津ということを主張しているのではないとおっしゃっていました。新津の方は新津郷として使ってきた、もっと広い歴史的な地名として使わせてもらったんだと、だから候補にしてほしいという要望だったと思うんです。
 私、以前に審議会で質問したことがあるんですが、先ごろまで使っていた旧市町村名でなければ良いのかと。そうすると、今回の新津というのは、そういう昔の名前だという主張になっているんですね。
 ただ、その名称が旧市町村名の新津と同じなので、これは旧市町村名に準ずるものと話を聞いていたんです。
 今、落としどころの話が出ています。新津の方からは、これだけ多くの人たちが新津を候補にしてほしいと言っているのに、何で取り上げないんだという意見が相変わらずございます。そして、小須戸の方からは、その際に小須戸に挨拶もなかったという話があった。片方が良いといって持ち回った時に、小須戸の方は嫌だと拒否しているわけであります。新津は泥がついたということかと思います。ここまでくると、新津を使うことは難しいのではないかと思います。

長谷川会長

 ありがとうございました。
 検討委員会の委員長として、江村副会長からご意見をお願いします。

江村副会長

 旧市町村名の使用の是非につきましては、当検討委員会が審議会に投げた問題であり、いろいろご論議をいただきましてありがとうございました。
 ただ、その一方で市民の方々からは歴史と愛着のある地名を大切にしたいという意見も沢山いただいております。
 そこで、改めて私ども検討委員会がこの問題についてどう考えたかということを説明させていただきたいと思います。
 この問題のポイントは、従来の旧市町村が、いくつかまとまった新しい行政単位、いわば上位の行政単位としての区の名称と、これまでの各市町村の地名を、同列、イコールで考えているところに問題があるのではないかということが委員会で話し合われました。
 私どもが論議をしました結果では、上位単位である区の名称は、当審議会のものさしである基本的な考え方に沿いまして、未来志向で新しい一体感のあるものを選んでいく。
 一方で、それぞれの地域で各々の愛着のある地名があるわけです。これはどこの地域でもそうですから、どうしてもその地域が望む場合には、区名の下の町字に残す。例えば〇〇区新津桜町とか〇〇区亀田新町とか。手直しをすることで、地名に対しての愛着をカバーすることはできないかということを考えました。
 町字名の変更につきましては、地域住民の合意があれば、現行法制上可能であるというお話をしたと思います。
 そういうことで、今の地名問題と上部行政単位である区名の問題に折り合いをつけられないものかということで、私どもの旧市町村名を区名には使わないという判断について審議会にご確認をお願いした次第です。

長谷川会長

 ありがとうございました。町名としては残すことができる。変更も可能である。そういうことも可能だという説明でございました。もちろん、皆様のご賛同が得られれば、この審議会としての報告には、附帯意見として市長には申し上げることができるんじゃないかと思います。
 先ほどからご意見がありますように、とにかくいつまでも時間はかけていられない。私としても、もはや十分に意見が出尽くした気がいたします。
 いかがでしょうか。私はそろそろ結論の段階ではないかと思います。
 1区と8区につきましては、区内の統一見解として、旧市町村名を使用しないということでご報告をいただいております。
 4区と6区ですが、ここでは区を構成する各地域で統一された意見に集約されてはおりません。しかしながら、まとまってはおりませんけれども、お互いの立場やお考えを理解していらっしゃるということでよろしいんじゃないかと思うんです。
 5区ですけれども、先ほども報告を受けました。当審議会としても何とか5区の中で解決を期待したわけであります。妥協点がないか、歩み寄りは可能ではないかということを、再三にわたってお願いしたわけでありますが、それが困難な状況であるということが分かりました。
 このような状況ではやはり区名についての基本的な考え方の1つ、区の一体感の醸成が図られるものとするという観点から、旧市町村名の使用には疑問が残る。
 そこで、私会長としては、全ての区で旧市町村名を区名候補としないということをご提案申し上げますがいかがでしょうか。

柳澤委員

 私も会長さんがおっしゃったことについて、賛成を申し上げます。そういうことを当初から審議会で確認した上で市民の意向を聞こうということになったわけですから、それを今さらここで変更するということになりますと逆戻りしてしまいます。やはり、筋を通していくべきであると思います。

長谷川会長

 ありがとうございました。柳澤委員、基本的な考え方については当初から我々は決めておりましたが、旧市町村名使用の結論については、議論を重ねて到達したところだと思っております。

原山委員

 私は、旧市町村名を使わないという意見に関しまして反対でございます。5区の件に絞らせていただきますが、旧市町村名を使わないとなると、それこそ一体感は全く反対の方向、対立の体制に向かうと思います。
 確かに組織的な票も考えられるかもしれませんが、新津という名前が区名案募集結果の1位になっており、その方々の民意を行政区画審議会の皆さんは考えておられるのかなと疑問に感じます。
 使わないということであれば、小須戸地区の方々の意思の尊重ということになるわけですが、逆に新津を残していただきたいという民意の保全はどこでとっていくのかなと思います。
 今日の資料に、政令市調査特別委員会の議事録が載っておりますが、これは市議会議員の方々で組織している委員会で出た意見、要望ということだと思うんですけれども、これは事務局から読み上げられただけで、議論は何もないんでしょうか。いわゆる住民の代表の市議会議員たちが会議の中で言っていることというのは、全くここで議論をする時間もないんでしょうか。それも疑問に感じております。

長谷川会長

 これは冒頭で報告しており、各委員の方々がそれを念頭に置かれましてそれでご発言なされば、十分だと思います。

原山委員

 分かりました。ただこの内容を見る限り、5区のこともそうですし、いわゆる旧市町村名の取り扱いについてもおかしいと思われているわけですね。それを踏まえた中で、今ここで意見を出していただき、議論を重ねているとは思うんですけれども、全くこの会議の議事録の内容は無視されたような発言ではないのかなと思っているんです。
 あと皆様に考えていただきたいのは、新津地区の民意を、旧市町村名を排除した場合にどのように保全していくのかということです。

江村副会長

 市民の代表である市議会議員の方々が熱心にご論議いただいたことは傾聴に値すると思っております。ただ、この議事録はランダムに並んでおりまして、どちらの意見が多かったか、あるいはどちらが正しいかとか、市議会がおやりになったことに我々は論議する権限はございません。
 民意についての考え方については前にお話したことですが、もう一度やらせていただきます。
 民意というのは、その時によって、いろいろな捉え方があります。だから、数が多いのは民意であるということは一概には言えないんですが、民意を議論する前提というのは市民の方に対して民意を測る同じ基準を示して、その範囲でアンケートをお願いする。従って、その基準は厳密に守る必要があろうと我々は考えております。
 区名案募集に関しては、応募の多寡は審議の参考とするが、必ずしも多いものが採用されるわけではないということをはっきりお示しして、その前提で募集をお願いしております。
 従いまして、当審議会の審議にあたりましても、この前提は順守しなければならない。
 市民の皆さんも、この主旨を理解してお出しになった。とにかく幅広いご意見をいただきましょう、その中から良いのを選びましょうということでお願いしたわけですから、いわゆる人気投票とか数によって決めるという主旨ではなかったはずであります。
 ただ、そうは言っても、数が多いということは審議の参考にはなります。ご指摘のように、今回出ましたのは上位1位はすべて地名ないし方位。もっと言うなら旧市町村名ないし方位でありました。旧市町村名ないし方位をどうしてとらなかったのかというのは、既に説明をしたとおりであります。当審議会の皆さんもご承知のとおりであります。
 ただ、後ほど個別の各区の区名の論議の中でいろいろ調整して、方位が良いかどうかというのはまた出てくるわけですが、旧市町村名に関しては、私が申し上げたような前提でやってきておりますし、当審議会が当初の考えからぶれているというご指摘がありますが、絶対にそういうことはない。これも前回皆様にご確認いただいたとおりであります。
 繰り返しますけれども、今回の区名の応募における民意の捉え方というのは、募集の主旨にそって応募の多寡に関わらず、寄せられた区名案を取り扱うこと。これが、応募者の民意を最も尊重することになるだろうと考えております。
 これは、検討委員会委員長としての見解でございます。

長谷川会長

 原山委員、いかがですか。民意ということ。

原山委員

 江村副会長のお話は、十分私も理解しております。応募の多寡に関わらないということ、これも理解しております。しかし、5区の半数以上の方の意見というのは、旧市町村名とは別に、新津という名前を残したいんだというものですね。これが、例えば旧市町村名でない名前であれば良いのか。
 例えば、新須という名前であれば、それは旧市町村名じゃないから良いのか。もし、それが区名案の募集結果で一番多かったとすれば、当然民意をくんで候補にも残したと思うんです。同じように旧市町村名でなくて新津という呼称に愛着を感じて、それをぜひとも残したいということで、皆さん公募されたわけです。
 そう思っている方が大勢いらっしゃるというのを十分理解していただいた上で、もう一度再検討していただきたい。
 それと先ほどのお話のとおり、民意と言ってしまうと非常に話が偏ってしまうんですが、新津という名前を残したいといった方々の心の保全を今後どう考えていくのか。その辺りを教えていただきたいと思います。

小林委員

 私が申し上げたいのは、新津を区名として残そうという時に、小須戸が納得しているならば、まだ筋道はついたかもしれません。
 いくら大勢であっても、これから一緒にやろうという人たちがこの件についてだめだと言っているのを、それでもこっちにするというのは話が違うと思うんです。少数の方たちが、そのことについては相談に預かってなかったことをこの間の経緯でおっしゃっていましたから、そういうことを鑑みた時に、それは本当に大勢なんですかということを問いたい気持ちですね。
 少数者のことは考慮に入ってこないという状態で、新しい区の運営が行われるということになったら悲劇的だと思うんです。
 新津が多かったということだけでは民意とはならない。そこで、先ほどお話のありました、民意の捉え方について、もう一度戻って考える必要があるのではないかという気がいたします。

小山委員

 5区につきましては、前回の審議会で、新津と小須戸の両地区の会長、副会長が細かく説明されたわけでございます。新津と小須戸の考えは、合併、区割り、区役所の位置については全面的に握手をして進んできた。ところが、区名になったら新津が小須戸に何にも話をしないで一方的に新津という名前を残そうと運動を起こした。これが5区にわだかまりができた原因であろうかと思います。
 前回の審議会の時、何とか仲直りできないか、何かあったら会長に申し出ていただけないかという話がありましたが、今の段階ではないようです。
 私たちは、基本的な考え方というものを協議した経緯がございます。それから、応募の多寡で決まるものではないということも協議しました。
 今さらここで意見が多く出たから我々の基本的な考え方を変えるといったら、これはますます混乱が起きると思います。
 私は、審議会の基本方針どおり決断をしていただきたいと思います。

斎藤委員

 今の5区の件ですけれども、こうして話し合っても平行線のままだと思います。そうかといいまして、ここで新津を切ってしまうと、大勢の旧新津市民の意思を全く無視するようなことになるかと思いますので、とりあえず候補の中に新津を残して、最終的に決定するのは審議会ということで、まずは旧新津市民の意見を尊重していただければと思います。

佐藤委員

 新津はとりあえず候補に残すという案で妥協しますと、結局、新津と小須戸の住民の方に最終決断を迫るということで、私たちの責任逃れになります。数の力では新津が残ると思います。それでは争いの種をずっと長く残してしまいますので、やはりここではっきり、新津を候補から外すべきだと思います。

江村副会長

 先ほど私が説明した検討委員会の見解につけ加えまして、私から1つご提案申し上げたいんですが、それは、答申に附帯意見を1つ、本審議会の意見として付けていただきたいということです。
 内容は、地域が希望する場合は、区名の下の町字名に旧市町村名を残すことの方法について、市行政当局に現実的にご検討いただきたいと思うということです。これは法制上はできることになっているんですが、お分かりにならない方もいるので、そういう格好でどうしてもという方は、市と相談していただいたらというのを附帯意見に付けたらどうかと思います。

長谷川会長

 いかがでございましょうか。田村委員。

田村委員

 私の意見は小林委員、佐藤委員がおっしゃっていたことと同じなんですけれども、まさに副会長がおっしゃられた住居表示ですね。区名も大事ですけれども、最も大事なのは地名でありますし、住居表示というのは、いろいろ混乱があった中で、最近では歴史的、文化的な地名を大事にしましょうということで、法律に盛り込まれています。それをしっかり尊重していただく。また、その手続きについては、地域の方々の意見を最大限尊重して、町名変更等を行政当局にしっかりやっていただくということで解決を図るしかないと思います。
 ですから、今のような附帯意見については最も望ましいと思われます。

原山委員

 新津区にしてほしいと言っているわけではないのであって、候補の中に残していただきたいということでお話を申し上げているわけです。候補の中に残していただいた中で、5区の両地区で、例えば新津という候補に理解していただく活動や、話し合いをしていくことを、新津の名前を残したい方々は望んでいるんです。
 候補にも残していただけないということであれば、議論の余地も歩み寄りの余地も全くないということになってしまいますので、それこそ区の一体感の醸成が全く反対の方に向かう。簡単な言葉でいえば、両地区の戦争が始まると思います。
 それこそ訴訟のような行動がとられることも十分予想されるわけですので、候補にはぜひ新津を残していただきたいと要望いたします。

小田委員

 区名に旧市町村名を入れないということは、当然候補にも加えないということでありますから、これははっきりしていると思います。大方の意見が会長の提案には賛成のわけであります。私ももちろん賛成でございます。
 そこで、果たしてどういう判断をしたら良いかというのですが、今日の資料の中で、メールやはがき等で寄せられた区名案が出ておりました。5区のところで3案出ております。蒲原、中蒲、そして新津緑。様々な情報を聞き、分析をしてみますと、この新津緑という表現も双方にとって魅力ある表現のように聞こえてまいります。
 そこで、新津緑という表現は、地名というカテゴリの中に入るものなのか、あるいは別のジャンルとして分類できるものなのか。
 例えば1区の豊浜については、合成語というアイデアに基づいてお寄せいただいたと思っておりますし、5区の新須もそうだと思います。
 安易な合成語については、大勢の方が懸念をいだいております。
 確かにそれは、ある新聞の記事でも載っておりましたように、できるだけ避けるべきだろうとは思っておりますけれども、新津緑のような、捉え方によっては今の閉塞状況を解決できるかもしれないニュアンスを持っているものがどのカテゴリに属するものか聞きたいと思います。

江村副会長

 これは難問ですね。新津緑というのは応募案にはありましたか。

事務局

 あります。

江村副会長

 そうですか。それは、ご審議いただく段階で、各区の案と同じように取り扱ってよろしいんじゃないでしょうか。区名案募集結果に入っていたのであれば、検討対象になると思います。

北沢委員

 新津の名前ですけれど、応募の中に新津という区名は、新潟県新潟市新津と、「新」の字が多いから良くない。それで、「にいつ」と平仮名で書いた方が良いというのが住民の意見で出ているんです。こういう平仮名で書くのも、旧市町村名ということで悪いという考え方なんでしょうか。

江村副会長

 これは皆さんにご審議いただくことになります。これから各区の候補を考えていきますが、その時にご発言をお願いしたいと思います。

阿部委員

 確かに小田委員が言われたように、新津緑というのは、新津も小須戸も花と緑ということで一生懸命考えて出てきた候補名であると思います。
 そこで、新津緑というのを候補の中に1つ追加して審議会で再度検討していただければありがたいと考えております。よろしくお願いします。

長谷川会長

 ただ今のご意見は、また区名の具体的な検討の時に伺いましょう。

熊谷委員

 この問題で随分と時間をとって、聞く方からはご意見を聞いて、その上での今日の議論だろうと思っております。いろいろな方の意見を聞いておりました。ここでの議論の中では、民主主義ですから、反対も賛成もあって普通でございます。しかし、議論の体制としては完全に1つの方向を向いているのかなと、私は皆さんの意見を聞いていて思っておりました。
 今、新津緑とか「にいつ」はどうかという派生的な話が出てくるようになってきて、せっかく収束感が出てきているのにと、少し残念に思ったところです。もう議論は出尽くしたという感じがしておりまして、旧市町村名の扱いについては、賛否をとっても良い段階と思っております。
 それから、「にいつ」とか新津緑というのは市町村名かどうかというのは、派生的な問題だからそういう詰めをする必要はあまりないかと思います。
 とりあえず、ここで旧市町村名の取り扱いについてどうするかということを結論として出して良いと思います。つけ加えると、江村副会長のおっしゃっている附帯意見についても加えればもっと方向性がはっきりするのではないでしょうか。

長谷川会長

 ありがとうございました。確かに別な方面の意見まで出かかっております。既に旧市町村名を区名候補にするかということに関しては、意見が出尽くしたように私も思います。
 そういうことで結論を出したいと思います。多くの委員の方は使わないという考えかと、私はこの席から拝見していて感じました。
 附帯意見については、区の下につく名前には、その地域のご意見やご希望に沿って行政的な措置ができるということですね。
 まず、旧市町村名を区名候補とするかということを決めたいと思います。その次に、附帯意見をどう取り扱うか。

藤井委員

 附帯意見をつけたものが最初に提案されたような印象を持っております。もしそれが否決されれば、旧市町村名で再度提案なさるという形でいかがかと思います。

長谷川会長

 分かりました。
 それでは、地域のご意見、ご要望によっては区の下に旧市町村名をつけることも可能であるという、先ほど副会長が申し上げましたようなことを附帯意見として、それを条件として旧市町村名を区名候補から外すということについて結論をいただきたいと思います。
 それでは、ただ今の提案に対して、賛成の方、挙手をお願いいたします。
・賛成多数・

長谷川会長

 ありがとうございました。それでは賛成多数ということで、審議会の意見としては、旧市町村名を使わないということにしたいと思います。ただし、附帯意見を条件としてということでございます。
 それでは引き続いて、区名案の検討に移りたいと思います。追加の案も出されております。それから、冒頭での報告にあるように、いくつかのご意見も寄せられております。
 まず、最終的に絞り込む数ですね。意向調査にかけるため、検討委員会では各区に5つの名前を候補として挙げております。しかし、3、4、5、6といくつか案があるかもしれません。これについてご意見を。

高橋委員

 数を決める前にお願いがあります。
 新潟県の中心地というのは、県庁所在地である人口81万人の新・新潟市であることは間違いありません。また、新潟市の中心は、8つの区のうち、人口18万を擁して、機能の中枢である3区である。これは誰しも疑う余地のないところだと思います。

長谷川会長

 ありがとうございます。区名案の絞り込みのところで、ぜひそのご意見を賜りたいと思います。

高橋委員

 巷の声は、3区は中央区と呼称することが自然の成り行きと考えておられる人々が大多数であります。この際、意向調査の際に、5つの区名候補にとらわれずに、中央を候補の1つとして採用していただきたいと思います。

長谷川会長

 まず、数を決めてから、区名案のご検討をお願いしようかと思ったんですが、数についてはいかがですか。

高橋委員

 いろいろ出ておりますので、数は5つにこだわらないで、6つでも7つでも良いと思います。

藤井委員

 今後の進め方ですけれども、数を決めた後は、その数はどういう経過をたどることになるんでしょうか。

長谷川会長

 検討委員会から5つ候補が出ておりますけれども、その他に審議会委員から追加の案が出ております。また、いろいろな地域からもいただいております。これを1つずつ各区ごとにご検討いただいて、その数が決まれば、例えば5つと決まれば5つに入るように外したり入れ替えたりということになります。
 それから先は、一括してご承認いただければ意向調査にかける。

藤井委員

 対象となる人は。

江村副会長

 それは、後ほどご相談しなければならないと思っているんです。

長谷川会長

 各区、その居住者だけに限るか、それとも全市に広げるかという選択もありますね。

藤井委員

 その際は、どれか1つに決まる場合は、最終的には審議会でどれか1つに決めるわけですね。その場合は、意向調査の結果は1つの参考意見として審議会の判断で決めるのか、それとも単純に多数決で決めるのか。
 それは、まだここでは審議しないということですね。

江村副会長

 検討委員会で検討しました段階ではそういうことで、数の問題と意向調査のやり方と最終的な絞込みをどうするかということにつきましては、この審議会にお任せするということになっておりました。ですから、これからお決めいただければよろしいと思います。

長谷川会長

 確かにいろんなことをきちんと決めておきたい。後で難しいことにならないようにしたいと思います。
 まず数を決めることが、区名候補を考える上でも必要なことではないかと思うんです。

伊藤委員

 先ほど1区に東みなとという案がございましたが、それを入れますと6つなんですよね。そうすると、5つにすると削らなくてはいけない。まずは候補数を6から始めて、例えば同じ名前があるから削ろうとかしていくことによって、6つを5つに収斂するのは結果としてあると思うんです。とりあえずは、上限6ということでいかがかと思います。

長谷川会長

 そういうご意見もありますね。上限6としてやってみようと。

佐藤委員

 最初、私は3候補位の方が考えやすいかなと思ったんですけれども、今こうやって皆で考えたいという気運が高まっている中で、あまりに数を少なくするのは良くないかなと思うようになりました。今、これだけの候補に絞られているということは公表されておりますので、減らしてしまうと、あれもだめになった、あれが好きだったのにという意見が出るかもしれない。ですから、審議会で新しい案が入ったとしても、5つにするのが良いかと思います。

長谷川会長

 いきなり入れ替えというのは少し大変かもしれませんね。

金城委員

 せっかく検討委員会が5つということで出しておりますから、新しく出てきたものと複合しまして、削除するものは削除して、最終5つ位にするのが妥当かと思います。

江村副会長

 金城委員にお伺いしますが、1区の場合、東みなとを入れるとすると、何を外しますか。

金城委員

 例えば、豊北というのを外しても良いかと思います。

小林委員

 私は、6つの案が良いと思うんです。なぜかと申しますと、検討委員会が検討された5つには、それなりの検討経過があると思うし、もう一度私どもがどうだこうだと詰めていくのは容易なことではないでしょう。また後で検討委員会で審議して5つにするなら賛成ですけれど、そうでなくて進めるならば、6つでお願いしたいと思います。

長谷川会長

 確かにごもっともですね。佐藤委員、小林委員のご意見に従って、上限6位に考えましょうか。

高橋委員

 数の問題ですけれども、新しく出たものを交えて5つというようなお話がございましたが、第13回審議会の時に、検討委員会の区名案の他に検討したい案があれば出していただきたいという文言があったわけです。それに基づいてそれぞれ出てきたわけでございますので、検討委員会で決めました5つの他にプラス、新しく出てきたものを数にしたらいかがかと思います。

長谷川会長

 分かりました。6つ位を頭においてということにしましょう。よろしいですか。
・異議なし・

長谷川会長

 1区からまいりましょう。東みなとですが、これは地域のご意向でもあるということでもございますので、いかがですか。

北沢委員

 東西南北というような応募数で上位を占めていたものの取り扱いなんですけれども、今回追加提出区名案の中にも東西入っております。検討委員会の報告区名案にも一部入っていますし、政令指定都市調査特別委員会でもご指摘がありますので、東西南北につきましては、候補にも入れておいてよろしいのではないかと提案させていただきます。

長谷川会長

 既に区名案に出ておりますし、方位については自由度を持たせようと思います。ただしそういたしますと、重複という新たな問題も出てくるんですね。この辺りもお考えいただきたいところでございます。
 1区は、東みなとを加えるというのが一番大きな問題だったと思います。

伊藤委員

 東みなとの「みなと」を平仮名にするということについて、私はあまり抵抗感がないんですけれど、他都市では平仮名の市が出たり、区が出たりしておりますね。果たして平仮名が良いのかどうか。
 我々は漢字を知っていて、平仮名の意味が分かるのですよね。ところが、平仮名だけの字で、これからの子孫が漢字を想定できるのかと考えると、安易に平仮名を使うのはどうかと私は個人的な意見として持っております。

長谷川会長

 検討委員会では、平仮名については何か話されましたか。

江村副会長

 特にこだわらなかったですね。語感などから含めまして、平仮名も案に入っております。

長谷川会長

 案の提案の時には、理由も併せて説明していただければと思います。金城委員、東みなとについてはいかがですか。

金城委員

 1区には、東港という大きな港がございます。国際港でございますし、大きな貿易もやっております。
 それと、全市から見て、1区には最北端と最東端がございます。
 そういうことからいたしまして、東と港を強調したい。
 今ほど平仮名で「みなと」というのはどうかというお話がございましたが、漢字2文字で東港という場所が現実にございますから、区名にそのまま使うのはどうかということで、平仮名で東みなとということでお願いしたいと思います。

長谷川会長

 要するに、東港という1つの場所が決まっている。それを区名にするのはいかがかとお考えになったということですね。
 そういったご意向ということで、平仮名にしますか。
 2区ですが、いろいろな追加案を見てみますと、2区、3区、4区というのは皆関連しており、重複ということもありえますので、この辺りも調整が必要かと思います。
 2区については、東と王瀬。
 東というのは東新潟ということで今まで親しまれていたというような事情を考えてのことのように思いますが、これについてはいかがでしょうか。
 また、港というのが3区の追加案に入ります。また、中央もございます。
 港というのは、五大港の歴史を考えると、3区の方が港ということなんですね。

小林委員

 2区の王瀬ですが、王瀬長者の伝承地で、近世文書に旧沼垂町の根源と伝える由緒があるということで、長者伝説は周囲に広く知られていることもあっていかがかということで挙げさせていただいたわけです。
 それから、3区で中央をご主張の方がずいぶん大勢いらっしゃるようでありますが、私は近代の夜明けを告げる新潟というのが五港開港の地に選ばれて、そこで発展してきたんだという点から、これを外すべきではないだろうと思います。
 こういうことで挙げさせていただきました。

長谷川会長

 港ですけれども、2区よりも3区という理由は。

小林委員

 2区は大正3年の築港によって大きく発展していった所でありまして、古来新潟、蒲原、沼垂というのは元は山の下の方にあったので2区にもなるんですけれども、しかし、主流沼垂の地も今は移っており、中央埠頭も3区になりますので、港は3区にふさわしいかと思います。

長谷川会長

 元の税関もそうですね。
 それから、3区は中央というのがありますね。
 それからメール、はがきで寄せられた区名案ということで、中央東というのもあるんです。
 それから、4区に中央。地理的に中央にあるという理由のようですけれども、この辺、2区、3区、4区と調整が必要かと。なるべく重複は避けたい。

江村副会長

 その方がよろしいと思います。
 1区に東みなとを入れますと、2区に港東というのがありますね。これがどうなるんだろうというのがあります。
 それから、方位の使用については特に制限はないですけれども、旧新潟市域における東西南北の使い方と、合併して大きくなった新潟市の東西南北が違うんじゃないかということがありましたが、検討委員会としては全市的な整合性を考えました。ただ、西新潟、東新潟というのは、旧新潟市では一番馴染みのある名前であるわけです。
 だから、どうしてもというご意見が多いのであれば、使い慣れた名前ということで、例えば2区に東を入れるとか、7区に西を入れるというのは差し支えないと私としては思っております。

小田委員

 その方位の整合性は、1つ整理をしておかなければならないかと思います。
 例えば1区で北があるのならば、他の区についてもそれぞれ東、西、南というような表現で東西南北を設置することも考えなければならない。
 1つの区で全市からみた方位を採用して、他の区では旧新潟市の表現にすることになると、一連の整合性が欠けてくるおそれがあります。

藤井委員

 提案ですけれども、このような大きな会議の場で各自ばらばらに意見を述べれば、期日までには間に合わないと思うんです。
 それで、再度検討委員会を開いていただきまして、最後の見通しまで、例えば意向調査をしてその結果をどのように扱うのかということまで含めて原案を作っていただいて、次回の審議会では、検討委員会の案について意見を交換する方が、時間の節約にもなるかなと思います。

長谷川会長

 ありがとうございます。
 それにしても、検討委員会からご報告をいただいて、それについて全体的なご意見をまだここで伺っていないものですから、今、このようにご意見を伺っているところです。
 確かに、まとめ方は藤井委員がおっしゃったようなことが能率が良いかもしれませんね。

田辺委員

 東西南北の件ですけれども、区名案募集結果の中で、2区の東、3区の中央、7区の西というのは1位なんですね。数は関係ないのかもしれませんが、参考として受け止めなければいけない数字ではないかと思うわけです。
 1区に北と6区に南が入っている中で、2区、3区、7区の1位の案はなぜ外れたのかなというのが疑問に残ります。私も子どもの時から、旧新潟市の住所を聞く時、信濃川を挟んで西新潟だ、東新潟だという形で言われることが多かった。旧新潟市民の方は、西新潟、東新潟ということで愛着があったんじゃないかと思うんです。
 そういった意味で、区名案募集結果の数もそうですし、愛着ということも含めて、東西南北というのはあっても良いかと思い、2区には東、7区には西というのを追加してもらいたいと思うわけであります。
 また3区の中央ですが、これはむしろ3区以外の方からの意見が多いわけです。
 よって、全体で中央と認めているわけですので、中央を入れた方がよろしいんじゃないかと思います。

伊藤委員

 中央という名前は差別化をするというご意見もあるかと思うんですが、私はそれは考えすぎかと思うんです。
 例えば、おへそは真ん中ですのでセントラルですね。これは中とは言わないんです。やはり中央というのはそういう意味なのかと思います。
 ただそうすると、4区が真ん中かという話になってくるんですけど、郵便局にも中央という名前がついているんですが、中央郵便局というのは、全国47都道府県の中で1つずつあるんです。それは、県庁所在地にある郵便局を代表として中央郵便局としている。
 そう考えると、中央という言葉は差別化ではなくて区別化をする言葉だと私は認識しておりまして、3区の中央は排除する理由がないのではと思います。

藤井委員

 区の名称でございますけれども、区と区の間がどういう関係になるのか、そういう観点も考えなければいけないだろうと思うわけです。
 郵便局に中央郵便局があるというのは存じておりますけれども、それは新潟県全体の郵便局の権限関係、あるいは新潟市の郵便局の権限関係も反映されているだろうと思うわけです。
 だから、区と区の関係についていえば、それはどの区も対等の関係でありまして、一方が中央で、他方が中央でないという議論は成り立たないと思います。
 従って、中央というネーミングには反対でございます。

小山委員

 私も中央ということについて一言意見を申し述べたいと思います。中央というのは何かということです。いわゆる場所、位置を示すものであると思います。
 そして、一般的に中央とは、中心、真ん中という意味があると思います。確かに、県庁所在地とか官公庁があるとか、商業地域、人口密度が、昔の新潟の発祥地という意味も分かりますけれども、それが果たして中央という意味をなすものか。
 そのことから考えますと、3区の中央というのは疑問に感じる次第であります。

長谷川会長

 ありがとうございました。関連していかがですか。

柳澤委員

 7区について申し上げますが、汐美だとか夕映なんていうのは読めないと思います。読めない区名を使ったのでは、という意見がかなり多かったです。
 それで変更できないのかということで、旧新潟市から見れば、坂井輪、西地区事務所、黒埼支所、これを入れて西にあるんじゃないかと。
 民意の流れを見ても、約1,000票位が西と言っているわけです。私も西というのはあまり味気がないんじゃないかという気がしたんですけれども、多くの方たちの話を聞くと、西が良いんじゃないかということだったのです。
 それから、佐潟というのはどこから出たのか不明ですが、区名案募集結果で約30票位入っています。これが外れて夕映と汐美が入ったということだろうと思いますが、外すのはそういう考え方でお願いしたい。そして、西は入れていただきたいということです。

長谷川会長

 方位についての検討委員会の考えもあるわけですが、これまで親しんできたというような別の観点から追加案が出てきたと考えております。
 佐潟は説明ありますか。

小林委員

 歴史的地名というその次に、自然で地域の今後の個性といいますか、特色づくりにつながっていくと良いかなという意味で挙げさせていただいたわけです。
 それから、4区に沢海を入れさせていただいたのは、これも北方博物館があったりするものですから、この区の候補に歴史的地名がなかったこともあり選びました。
 ただ、5区の金津は、前の審議会で(カナヅ)と申し上げたんですね。しかしながら、応募では(カナツ)で出てきておりまして、それで(カナツ)とした経緯はあるんですけれども、(カナツ)というのも新しい区づくりには良いのかなとも思います。
 なぜかと申しますと、今の石油の里の金津は、文字を見ると大体皆さん(カナヅ)と読むように伝えられてきたと思うんですけれども、「津」を(ツ)とも(ヅ)とも読んだりしてきているんですね。
 そういう意味で、私がここに理由として挙げました金津保というのは中世末のものでありますから、これを(カナツ)と読むことには推定ではありますが、歴史的には可能であるということで、このまま(カナツ)で良いだろうと思っております。
 ただ、その辺は変更がきくのならば、どちらが良いのかというのは後ほどあろうかと思います。

樋口委員

 2つありまして、まず1つが中央なんですけれども、3区の方と4区の方が挙げているかと思いますが、やはり中央というのは物理的というか、位置的なイメージだけではなくて、いろいろな意味のものをイメージされると思います。中央というのは、周辺があっての中央だと私は思うので、使わないでいただきたいと思います。
 もう1点が、2区の港東。1区で東みなとが加わったわけで、港東と似ていてとても紛らわしいんですよね。豊栄の人間からすると、東港というのは昔からずっとあって、大きくてそこにあるものなんです。それで、港東と言われると、特に子どもたちは混乱するのかなと思いますので、2区の港東は外していただきたいと思いました。

長谷川会長

 港東というのは2区にふさわしくないというご意見ですね。

北沢委員

 2区についてなんですけど、今ほど言われたように、私も港東というのは東港を逆にしたみたいですし、新潟港と東港と両方あって、バイパスには東港インターがあるし、分かりにくいので、港東よりも東にした方が良いのではないかと思います。そこで私は、東を出したんです。
 これは、区名案募集結果の中で2区では一番多く、それは2区に住んでいる方の中でも多いし、2区以外の方でも一番多い区名ですので、ぜひ東というのを2区に入れてほしい。5区にも東というのがあるんですけれど、方向的に2区の方がふさわしいと思っているので、東を2区に入れてほしいということです。

長谷川会長

 ありがとうございました。2区に王瀬というのもありましたね。

小田委員

 王瀬も含めてですが、小林委員が先ほどお話になりました、非常に歴史的なカテゴリの中からの表現でございますので、これはこれで価値があろうかと思いますけれども、副会長が説明の時に、歴史的カテゴリについては遡れば大宝律令までという表現をお使いになりました。
 どこまで遡るかということの意見を述べられたわけでありますけれども、この王瀬長者の伝説、私どもは知っておりますけれども、王瀬についても金津についても、中世の非常に古い時代の歴史的な呼称でございまして、現在の皆さん方は、歴史の中では勉強はしますけれども、なじみとしては少し薄いのではないかと思っております。
 6区の小吉についてはなおのことであります。小吉は範囲も広く、深い歴史を持っております。現実の問題として、8区の旧中之口村の中ノ口川沿いの一部が昭和29年まで西蒲原郡小吉村でありました。それから、明治33年までは中蒲原郡小吉村。歴史を遡れば小吉郷の中には全て包含されるのでありますけれども、地域の人たち、特に6区と8区に分断されている所に、まだ高齢の方でそれを承知している方もおられます。
 また、小吉という発音のイントネーションが西蒲原の方たちと中蒲原の方たちと異なる歴史もございます。
 ですから、6区が採用すると混乱が出るかと思います。

長谷川会長

 ありがとうございました。
 それから、西ですね。7区に西を入れてほしい。そうすると8区はどうなりますか。西蒲についてもこの間ご意見がありましたね。

深川委員

 まず、角田、多宝というのがあるんですけれども、若い人にはあまりなじまないですね。地域によっては特定地域を指す形になるのでやめた方が良いという意見が多いんです。
 それと、西蒲については、若い方たちからは西で良いんじゃないかという意見が多い。7区でお話はあったんですけれども、新しい新潟市になって一番西なのは旧西蒲原なんですね。そういった意味で、西蒲よりも西の方が良いんじゃないか。
 もう1つは、追加で越王とか出ていますけれども、越王といっても若い人は分からない。これは、一部の方がおっしゃったという経緯があるので、使い慣れない問題があるんじゃないか。
 私は角田、多宝、西蒲を外して西にしてほしいということで要望したいと思っております。

田辺委員

 8区の話になりましたので、述べさせていただきます。
 私も8区の西というのが良いのかなと思っていたんですけれども、8区に関しましては応募数の数からいきますと西というよりも西蒲のほうが上にあったわけです。
 そういうことから、西は7区の方が圧倒的に多かったものですから無視できないのかなということで、7区にお譲りして、8区は西蒲か蒲原が良いかなという感じがします。
 同じく、角田、多宝という件につきましては、私たちにしますと、角田は分かりますけれど、多宝山って何だろうという感があります。また小学校、中学校の校歌に出てくるのは、ほとんどが弥彦山なんですね。角田は分かりますけれども、区の象徴にはならないんじゃないかなと思いますので、外した方が良いと思います。

藤井委員

 東西南北の使用ですけれども、7区が西かどうかというようなお話もございますけれども、区名というのは新潟市内の住民の方が使用するのではなくて、全国、あるいは世界の方が使用するわけですから、一番西にあるわけでもないのに西だというのは、新しい未来志向で区名を考えるという点ではそぐわないと考えます。東西南北を入れることに反対ではありませんが、入れるのであれば新しい新潟市の区域に即したネーミングでなければいかんだろうと考えております。

長谷川会長

 ありがとうございました。
 5区に蒲原とか中蒲、新津緑というのがありますが、これはどうしましょうか。
 それから、金津。
 東は入れるとすれば重複するわけですね。

阿部委員

 金津、東の代わりに、新津緑を入れていただきたいと要望いたします。

小林委員

 私は5区に金津のことを申しましたが、6区の小吉、8区の越王と、小田委員からなじまないだろうと言われたんですけれども、それは地域の教育力というのが今の現状を表しているということだと思うんですけれど、ここは高齢の方も多いようなので、そういう方たちの見識というのを発揮していただくわけにいかないだろうかと挙げたわけです。
 越王で申しますと、日本海側最北の前方後円墳があって、そこに葬られているのが越王(コシオウ)だと。それを地元では(コシワ)と呼んでいたというので、応募数はいくつかあったと思うんですが、そういう点で、検討していただきたい。少なくとも、若い人になじまれないんじゃないかというだけの理由で排除しないでいただきたい。

北沢委員

 3区の区名なんですけれど、信濃というのが挙がっているんです。これは削った方が良いと思うんです。信濃川というのなら意味は分かりますけれど、信濃というのはまた意味が違うんです。信濃は隣の長野県の国名です。
 例えて言えば、長野市役所のある中心部を越後区と言うようなもので、新潟市の中心部を長野県の昔の国名で出すのは不適切であり、これは削った方が良いと思います。

田村委員

 候補数が6では無理かなと思います。今、外した方が良いというのがかなり出てきましたので、もしかすると入れ替えせざるを得ないのかなと。4つか5つか分かりませんけれども、要は1つの区だけ3つで、ある区が5つというのはやりにくい。そうすると5つで、例えばこれがプラスならどれかマイナスにするとか、そういうふうに割り切らざるを得ないんじゃないかと思います。

藤井委員

 先ほどの田村委員のご意見でありますけれども、原案をどこで作成なさるかという問題も関連いたしますけれども、検討委員会の報告案を基にしていろいろご意見をいただいているわけでありますが、確かにいろいろご意見を伺いますと、6つは難しいかなというのもございます。
 ただ、6つにしましょうというのは先ほど決めたばかりでございまして、だけどそういうことを言い出すといつまでたっても決まりませんので、6つということで決めたのであれば、敗者復活戦ではありませんが、今まで区名候補を沢山いただいておりますので、その中のものをもう一度検討することも含めて、6つというのを原案の中で出すというのでいかがかと思います。

田村委員

 正直言って5つでも6つでも良いんですが、どの日程でやるかですよね。日程がある程度あるのであれば私は6つでも7つでも良いと思うんですが、その辺をお示しいただいた上でこれからどう議論するのか。
 もっと大事なのは資料5だと思うんです。区名意向調査の対象をどこまでにするか、そことリンクしているんですね。

長谷川会長

 それについては、次回までにご検討いただきたいと思います。

北沢委員

 全体的な意見なんですけど、多くが昔の地理とかそういったものでして、81万の田園都市を目指すというのに、そういう名前がほとんどないんですね。候補としては、結果的には今の候補に挙がっているような名前が選ばれるかもしれませんけれども、未来志向の名前もあった方が良いのではないかと思います。
 2区を見ても方向やそういうのばかりですし、これからという名前がほとんどないので、先ほど検討委員会でもう1度検討するというような案もありましたが、その時には、未来志向のものを各区に入れてほしいと思います。

長谷川会長

 ありがとうございました。
 そろそろ今日はこの辺りにしたいと思いますが、検討委員会に再度お願いしましょうか。

江村副会長

 検討委員会にお預けいただいてもすぐに出ませんね。

長谷川会長

 藤井委員は検討委員会でとおっしゃっているわけですね。

江村副会長

 私のご提案ですが、今皆さんからお話いただいた方向で、もう少し、例えば未来志向なら未来志向の名前を皆さんで拾いあげていただけますか。そうでないと、焦点が定まらないままうろうろして結論がでませんので。各委員の方からこれに加えるのはどれだかということを出していただければ、外すのは簡単ですね。だけども、この中から検討委員にさらに選べといわれても、それは難しいと思います。

熊谷委員

 私も検討委員ですが、検討委員会でやってほしいと言われてもしんどい。ただ一方で、検討委員会の3倍の人数がいる審議会で、果たしてまとめられるものかどうかというのも、確かに疑問があると言わざるを得ない。
 藤井委員がおっしゃるとおり、検討委員会でもう一度やってみたらどうだろうというのは現実的だと思いますが、検討委員会にも検討委員会の哲学がございまして、例えば方位を使う時も検討委員会で何となくではなくて、ちゃんと哲学を整理して、全新潟市の中で西、東ですよねと。だから途中に挟まっている所が西というのはおかしいよという議論も十分してやっておりますので、これがもう1回ここで議論として出てきたということが今の現実なんだろうと思います。
 皆さんそれぞれ哲学をお持ちで、この30人でやるのは大変だというのは先ほど申したとおりで、検討委員会でお引き受けするのも良いんだけれども、その場合は、議論したものも含めて検討委員会の思想というか、検討委員会は検討委員会のそれなりの踏まえた哲学がありますので、ここを十分尊重していただかなければお引き受けできないと思っております。
 方位についてもそうですし、例えば先ほどの東みなとと港東というのはおかしい。こういう似たような議論は十分検討委員会ではやっているんです。ですから、ざっと出した中から重複のあるもの、意味的にも重複のあるものを削る作業も全部やっておりまして、何かこの5つの案は未来志向がないとかいろいろご批判もあるんですが、アイデア出しをしていただいたあの全体の募集団の中から、入れたり出したりしながら必死に選んだ結果でございまして、それぞれ1つずつ受けて立てるぐらい言いたいことはいっぱいあるんです。、もし検討委員会で収束させるというのであれば、改めていろんなご意見があろうとも、我々の哲学というのをまず尊重していただかなければいけないということを申し上げたいと思っております。

柳澤委員

 私は基本的には検討委員にお任せするというのは良いのですが、ただ西について。果たして端でもないのに西が良いのかどうかですが、西地区事務所というのが内野にあって、これは合併した時点からずっと続いてきているんです。その時からその名称を使っているので、非常に親しみがある。だから多くの票も入ったんですね。
 私もまちづくりをするのに東西南北を使うのはどうかと最初は思っていたんですが、地域の人たちに聞くと、信濃川を挟んで西というのが今までも通用してきたんだと、そういうことから西を入れてほしいという要望がかなりあったものですから。ですから、そういう点をご理解いただきたいと思います。

加藤委員

 私も検討委員会のメンバーですし、今回のお話を踏まえてやるというのもそれぞれの自己主張があるというのでなかなかできないかなと思います。
 今のお話を聞いていますと、それぞれの区でどういう観点が足らないのかとか、こういうのを入れてほしいというのが大体見えてきている部分があると思うんですね。これで1つの区を決めるのであればかなり慎重な議論がいるかもしれませんけれども、まだそれぞれの区の課題なり追加、削除が見えてきているので、それについて、事務局か会長か案を作っていただいて、そこからまた議論をすると良いのかなと思います。

柳澤委員

 7区は、警察も新潟西警察になっているわけです。郵便局も新潟西郵便局です。そういうことから、住民も自然に西が良いなと思うのかなと考えます。

長谷川会長

 ありがとうございました。
 それでは、こういうことにさせていただきたいと思います。会長と副会長が検討委員会の方々とご相談しながら、最終案に対するたたき台をご提案申し上げるということでいかがでしょうか。
・異議なし・

長谷川会長

 検討委員会を開くということをここで決めるというわけにもいかないようなので、ご相談させていただいて作り上げるという作業をお任せいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 それでは時間がまいりましたので、本日はここまでにしたいと思います。次の審議会では、最終的な案のご検討、それから意向調査の方法についてもご検討いただきたいと思います。
 それでは事務局から、次回の審議会の日程について説明をお願いいたします。

事務局

 それでは、第15回審議会の日程についてご説明させていただきます。
 第15回審議会は、2月14日火曜日でございます。午後1時半から、会場はホテル新潟を予定しているところでございます。
 正式なご案内は後日発送させていただきますので、よろしくお願いいたします。

長谷川会長

 以上で第14回新潟市行政区画審議会を閉会とさせていただきます。
 ありがとうございました。

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