公民連携の窓口[新潟市援(しえん)]
最終更新日:2023年1月30日
新着情報
- NEW 主な連携実績を追加しました。
公民連携の窓口[新潟市援(しえん)]とは
新潟市では、多様化する市民ニーズにお応えしながら、さらなる行政サービスの充実に取り組んでいますが、未だ行政だけでは解決が困難な課題が多いのが現状です。
今後も少子高齢化は避けられず、人手不足、財政的な厳しさも増すことが想定される中、民間事業者の皆様と行政が相互理解を深めながら、お互いの強みを活かし、新たな価値の創造や地域課題の解決を実現していくことは、ますます重要になっていきます。
新潟市では、これまでもPFIや指定管理者制度をはじめ、民間事業者の皆様との連携協定や、実証実験への協力、サウンディング型市場調査等を通じた公民連携を進めてきましたが、公民連携の窓口[新潟市援(しえん)]では、新潟市が抱える課題やテーマを公表し、その解決に向けた相談や提案を募集しています。
提案方法
提案には、「テーマ型提案」と「フリー型提案」の2種類があります。
テーマ型提案
本市が抱える課題・テーマに対して、民間事業者の皆様から提案やアイディアを募集します。
提案方法◆
1.下記「課題・テーマ一覧」から提案するものを選択
2.提案内容を「【テーマ型】対話の申し込み兼提案書」に記載
3.行政経営課宛に電子メールにて提出
※提出後、行政経営課から日程調整等についてご連絡します。
課題・テーマ一覧
No. |
課題・テーマ |
概要 |
詳細等 |
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1 | 地域コミュニティ協議会・提案事業者・本市の3者による協働事業の事例形成について | 持続可能な地域づくりを目的に、地域コミュニティ協議会(以下、「コミ協」という。)・提案事業者・新潟市の3者による協働事業により、地域課題の解決のみならず、コミ協の安定した運営(資金・人材面等)に関する提案を募集します。 | |
2 | 働く女性・働きたい女性の支援について |
女性の活躍推進とワーク・ライフ・バランスの実現に向け、より実効性の高い事業に関する提案を募集します。 | |
3 | 次世代自動車の普及促進について | 新潟市では、運輸部門のCO2排出量が比較的多いことが課題となっていることから、電気自動車(EV・PHEV)や燃料電池自動車(FCV)の普及促進に関する提案を募集します。 |
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4 | ゼロカーボンシティを実現するための公共施設のZEB化について | 新潟市はCO2の排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティの実現に取組んでいます。 |
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5 | ゼロカーボンシティを実現するための公共施設を活用したパッシブ技術の実証・研究について | 新潟市はCO2の排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティの実現に取組んでいます。 |
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6 | 建設技術者(建築、電気設備、機械設備)の人材育成について | 新潟市の公共施設の多くは老朽化が進んでいるなか、人口減少などを踏まえた施設の適正配置に加え、建物の安全性を高めることで災害に強いまちづくりに取り組んできました。 |
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7 | 区役所窓口におけるコミュニケーションを円滑化について | 区役所の窓口ブースには新型コロナウイルス対策としてアクリル板が設置されています。窓口職員との会話を文字認識させ、アクリル板又は透明ディスプレーに文字をリアルタイムに表示させるシステムの実証実験に関する提案を募集します。 | |
8 | IoT技術を活用した地域全体で取り組む子どもの見守り活動について | IoT技術を活用し、持続可能かつ地域全体での子どもの見守りにつながる提案を募集します。 | ![]() |
9 | バス待ち環境の充実について | 新潟市内のバス停周辺において、快適にバスを待てる環境づくりにつながる提案を募集します。 | ![]() |
フリー型提案
新潟市と連携を希望する内容をテーマを問わず自由に提案できます。
提案内容に応じて、担当部署を行政経営課にて決定します。
提案方法◆
1.「【フリー型】対話申込書兼提案書」を作成
2.行政経営課宛に電子メールにて提出
※提出後、行政経営課にて担当部署を決定したのち、日程調整等についてご連絡します。
提案様式および提出先
(提案様式)
(提出先)
行政経営課
電話:025-226-2437
メールアドレス:gyokei@city.niigata.lg.jp
件名:対話の申し込み兼提案書
主な連携実績
ダイキンHVACソリューション新潟株式会社
ダイキンHVACソリューション新潟株式会社から市の建築系技術職員の人材育成に係る研修会をご提案いただき、開催しました。
この研修では、ダイキングループの社員向け研修「ZEBノウハウ獲得に向けたWEBPRO演習」を基に、『WEBPROの入力方法、体系的な整理』や『既存建築物をZEBに近づけるためのノウハウや勘所』について、実際のプログラム(WEBPRO)の入力を通じてご講義いただきました。
参加した職員からは、「実際に操作することで、ZEB化を達成するための勘所をつかむことができた」など実務に直結するノウハウを獲得できたと好評を得ています。
PR TIMES:公民連携の窓口「新潟市援(しえん)」を活用し、公民連携で公共建築のZEB化に向けたノウハウを獲得(外部サイト)
第一建設工業株式会社
第一建設工業株式会社から市の建築系技術職員の人材育成に向けた、マンションの新築現場の活用をご提案いただき、現場研修会を開催しました。
近年、市発注の新築工事が減少する中、技術職員も建築物が完成するまでの過程を実際に目で見る機会が不足しています。
マンションの新築現場では、上階における鉄筋や型枠の加工から下階における内装工事の現場まで同日で見ることができる特徴があり、これらを活かした研修を行いました。
参加した職員からは、「初めて建築物ができていく現場を見ることができて、疑問に思っていたことが解消できた」や「改修工事の計画には、新築時の作業手順を細部まで理解していることが大切。この経験を今後の改修工事の計画に活かしていきたい。」などと好評を得ています。
関連リンク
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