令和元年10月11日 魅力いっぱいの南区を見て、体験して、味わってください

最終更新日:2019年10月11日

 
 先週は台風などの影響で暑い日が続きましたが、最近、朝晩涼しさが感じられるようになり、やっと秋らしく過ごしやすくなってきました。ただ、明日からの3連休には大型の台風が接近するため、皆さんからも十分な備えをお願いしたいと思います。
 先日、今年の水稲の1等米比率中間結果が報道されましたが、早生米は比率が高かったものの、コシヒカリはお盆頃のフェーン現象などが影響し、県産比率は2割に満たない状況と聞いています。その中でも南区産コシヒカリは3割以上で、他の地区よりも良い状況とのことでした。
 また、桃や早生種の梨、ブドウは農家の皆さんのご努力により台風の影響もあまり受けず、糖度も高くいつもにも増して美味しく、皆さんに喜ばれています。
 南区は桃・梨・ブドウの生産量は県内トップを誇り、特に洋梨 ル レクチエは日本一の生産量で、11月下旬の解禁日が今から楽しみです。
 洋梨ではラ・フランスが日本一の生産量を誇っており、山形県が大きな生産地となっていますが、ル レクチエは、その芳醇な香りや滑らかな舌触りなど、「洋梨の貴婦人」とも呼ばれ負けてはいません。
 南区では現在、「ル レクチエのブランディング事業」に取り組んでいます。昨年、フランスで「ル レクチエの里帰り事業」として取り組み、洋菓子マカロンでお馴染みのパティシエ、ピエール・エルメさんと南区のまちづくりアドバイザーがお会いし、ル レクチエの素晴らしさをお伝えしたところ、11月に来日して、南区にもお越しいただくこととなりました。
 エルメさんは都内でも店舗を構えており、そのお店でル レクチエを使ったスイーツを作っていただく予定です。また、国際線ファーストクラスのスイーツにもエルメさんのお菓子が使われていますので、ル レクチエのスイーツがデビューすることに大きな期待をしています。

 白根のまちなかで、昭和6年に大火がありました。今から88年前になりますが約400軒が焼失したそうです。しかし、白根の人たちは大火の後、たった2年で復興を成し遂げ、それを祝って昭和8年に復興祭を行いました。その際に行われ、その後途絶えていた「白根子行進曲」というイベントを、今年、商工会が中心となって復活することとなりました。元気がなくなって来ている商店街をみんなの力で盛り上げることは、まちの活性化のためには大変重要であると思っています。
 人口減少が進み、シャッターが下りている店舗が多くなってきている現在、このイベントがまちの活性化に繋がることを期待しています。
さらに先日開催された「風と大地のめぐみ」では、白根の大凧の魅力を使って、情報を発信しようと「ウォルト・ディズニー・ジャパン」からお声掛けいただきました。「スター・ウォーズ」が公開されてから42年を迎え、今回が完結編になることから、42畳の“特大”スター・ウォーズ大凧を揚げるイベントが開催されました。 
 当日は、県内外から大勢の方にお越しいただき、白根の大凧のすばらしさを皆さんに知っていただけたものと思います。このように交流人口を増加させることが、地域を活性化させる近道と考えています。
 南区には本当に素晴らしい行事や、舌を唸らせる食がたくさんありますので、ぜひ来て、体験して、味わってください。
 新潟はこれから日ごと寒さが増し、厳しい冬に向かいますが、残り少ない秋を大勢の皆さんからお越しいただきたいと思っています。

令和元年10月11日
南区長 渡辺 稔

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