南区意見交換

最終更新日:2015年7月23日

(1)

ICカードについて

(2)

ICカードの入手方法について

(3)

障がい者の青山での乗り換えについて
(4) なぜ乗り換え方式としたのか。
(5) 乗り換えの待ち時間について
(6) BRT導入の予算と経済効果について
(7) 車いすでのバスの利用について
(8) 故障時の対応や日ごろの整備体制について
(9) バスが減便されないよう新潟交通としっかり協定を結んでいただきたい。
(10)

料金について
トレーラーバスの危険性について

(11) 高速バスについて
新規ウインドウで開きます。(12) 白根バイパスについて

質問1

ICカードについて

発言者

 りゅーとカードやのりかえ現金カードはどこで手に入るのか。また、そのカードに有効期限はあるのか。

市長

 できればりゅーとカードを利用してほしいというのが新潟交通と市の基本的な意見である。今後は、りゅーとカードにポイントが貯まるサービスも開始する。例えば、健康づくりで頑張った方に「健康マイレージ」、環境面で良いことをされた方には「にいがた未来ポイント」を差し上げているが、今後はりゅーとカードに貯められるようになる。
 また、社会実験で行っていた「シニア半わり」を今年度は拡充し、区バス・住民バスに拡大する。9月5日以降は、BRT路線や他の市内の営業路線にも、70歳以上を想定し、シニア半わりなどを導入していく。
 ICカードを使ったことがない方は、お年寄りが中心だと思う。これから体験乗車を行うときに、ICカードの使用も体験してもらい、特別な理由があってICカードが嫌だという方以外はできるだけICカードを使ってほしい。

都市政策部長

 のりかえ現金カードの申込書は区に置いてある。申込場所は新交通推進課なので、郵送またはファックスで送ってもらうことになる。通常のりゅーとカードやのりかえ現金カードに有効期限はない。

質問2

ICカードの入手方法について

発言者

 りゅーとカードは新潟交通の案内所や営業所で購入するそうだが、お年寄りにとっては非常に遠く、車がなければ行けない。また、のりかえ現金カードも、発行窓口が限られている。区役所や出張所、大型のスーパー等にも置いてもらえればもっと利便性が出るのではないか。

都市政策部長

 基本的にはりゅーとカードを使っていただきたい。のりかえ現金カードについては新潟市役所新交通推進課で発行しているが、申込書は区役所にも置いてあるので、FAXや郵送でも申込可能となっている。

質問3

障がい者の青山での乗り換えについて

発言者

 青山の乗り換え地点での障がい者へのサービスについて、どのような対応を考えているのかお聞きしたい。目の不自由な方や字の読めない知的障がい者の誘導をどのようにするのか。

市長

 基本的には、障がい者協会にお願いして乗車体験をしてもらえれば一番ありがたい。特に、目の不自由な方には今回のような説明会方式では分からないとのご指摘もいただいたので、日にちを定めて、乗り換えを体験してもらう形で進めていきたい。
 知的障がいのある方についても、基本的には体験してもらう。かかえている障がいもそれぞれ違うと思うので、最後は個別に対応する。ご苦労をおかけするが、体験乗車などにご協力いただければありがたい。

都市政策部長

 9月5日のオープンからしばらくの間は、皆さまがお困りになると思うので、乗り換え拠点にアテンダントという形で職員、もしくはお手伝いする方が常駐する。なるべく混乱が起きないように、改善の必要性が出てくれば対応していきたい。

質問4

なぜ乗り換え方式としたのか。

発言者

 なぜ乗り換え方式としたのか。時代に逆行していると思う。

市長

 乗り継ぎ・乗り換えについては大変恐縮している。しかし、現在、乗り継ぎ・乗り換えをしないで公共交通が発達しているまちは日本にも、世界にもないと思う。新潟交通も、乗り継ぎ・乗り換え方式を認めてもらえれば、持続可能なバス交通になるよう大いに頑張ると言っており、これまでのような路線の減便や廃止に歯止めをかけられる。乗り継ぎによる負担をできるだけ軽減する形で乗り継ぎ・乗り換え地点を整備しているので、何とかご協力いただきたい。

質問5

乗り換えの待ち時間について

発言者

 目的地まで乗り換えなしで行けるのがバスの最大のメリットだと思うが、青山であえて乗り換えをしなければならないのは大変不便である。日中はどのくらいの時間待てば、乗り換えのバスに乗れるのか。

市長

 基本的に朝夕のラッシュ時には、だいたい3分おきに来る。日中については、時間帯によって少し差が出るが、5分あるいは10分で到着する。夜間はもう少し間が空くので、ダイヤを確認して、その時刻に合わせて乗り換えをしてもらいたい。
 6月5日に新潟交通からダイヤが示された。ダイヤについては、皆様から議論してもらい、改善したほうが良いものについては改善し、1カ月前に最終ダイヤを提示する。今後は、運行ダイヤや、バスの運行状況を調べやすくするスマートフォン対応の様々なサービスも充実させていきたい。

質問6

BRT導入の予算と経済効果について

発言者

 BRTを導入するための予算はどのくらいか。また、どのくらいの経済効果があると見ているのか。

市長

 現在、区バス・住民バスの補助や営業バスの支援に約2億7,000万円支出しており、このまま何も手を打たなければ、3億、5億円と増え続けていく。今回、5年間の協定を結び、議会に認められた新潟市の支出は6億5,000万円であり、連節バス4台の購入や、乗り継ぎ・乗り換え地点の整備などに使用する。バスは15年から20年くらい運行でき、乗り継ぎ・乗り換え地点も当然15年以上は利用できるので、6億5,000万円を10年で割り返すと6,500万円、20年なら3,250万円で5年間は営業走行キロ数を減らさずに維持できる。6年目には運行できるバスと使用できる乗り継ぎ地点が残った段階で新潟交通と新たに協定を結び直す形になる。事業効果はかなり高いと思う。

質問7

車いすでのバスの利用について

発言者

 先ほど、目の不自由な方や知的障がいのある方の話があったが、車いすの利用者は一人で利用できるのか。また、重度障がい者の場合、介助付きでも利用できるのか。

市長

 基本的に、BRT路線には連節バスも含めて超低床バスが運行される。特に、連節バスの乗車口にはなだらかな斜面が作れるので、そこから乗ってもらうことになる。連節バス内では、身体障がい者の席や、車いすの席は前方の車両に用意してあるので負担感が少なく、段差なく乗ってもらえる。
 朝夕のラッシュ時についても、事前に連絡してもらえば対応できるし、日中は運転手を含めてしっかりと介助していく。段差のある他のバスに比べるとバリアフリーになっているので、体験もお願いしたい。

質問8

故障時の対応や日ごろの整備体制について

発言者

 バスがスウェーデン製とのことだが、機械なので急に不具合が生じることもあると思う。そのような故障時の対応や日ごろの整備体制について配慮しているのか。

市長

 現在、連節バスを国産で製造している会社がなく、やむをえず外国製が提案されたものである。
 基本的に大概のメンテナンスは新潟で行える。大きなメンテナンスのときには県外の施設で行うことになっている。ご意見のとおり、メンテナンス体制は非常に重要だと思っている。

都市政策部長

 安定した走行をするために、新潟交通でしっかりと技術的な対応をしていくと聞いている。また、連節バスの導入に当たってスウェーデン側との窓口になった日本の会社についても、海外だから部品が入らないというようなことがないように、日本国内で十分なバックアップ体制をとるという話を聞いている。

質問9

バスが減便されないよう新潟交通としっかり協定を結んでいただきたい。

発言者

 営業走行キロ数は5年間変わりないという説明があったが、BRTを導入することによって新潟交通全体の運行ダイヤが変更され、また減便というようなことにならないか少し不安である。バスは地域の人たちの大切な足であり、とりわけ通学をする子どもたちにとっては大事である。減便されるようなことがあっては非常に大きな問題になるので、新潟交通としっかり協定を結んでいただきたい。

市長

 新バスシステムを採用することの一つとして、新潟交通と協定で明確に約束をすることが大きなポイントだと思っている。これまで、新潟交通がこの路線を廃止すると言ったら新潟市も住民も止めることができなかった。国も止めることができないという結果、今のバス交通となっている。今後5年間、営業走行キロ数をキープする中で、人が乗らない路線を減らして多くの人が必要とする路線の便数を増やしたり、路線を新設したりといった多少の動きはあると思う。しかし、そのような動きは地域にしっかり説明ができなければならない。
 また、新潟駅よりもむしろ燕三条駅としっかり結びつけてほしい、三条方面と白根方面の路線を増やしてほしいという話もいただいている。来年度に確実に増やすと今すぐには約束できないが、できるだけ利用者を増やして、その中で重点エリアが良くなったと思ってもらえるように頑張ることを市長選挙のマニフェストで掲げている。
 三条市あるいは燕市との近接地域も良くなったという例を5年間の中でできるだけ多く作りたい。バスの利用者が増えれば新潟交通にしっかりとお願いすることができる。

質問10

料金について
トレーラーバスの危険性について

発言者

 バス利用者が少なくなるのは料金の問題である。これから料金を安価にしていくような形をとらなければ、企業も通勤定期を買うことはできない。料金システムをどのように考えているのか。
 また、雪国にとってトレーラーバスは非常に危ない車である。運転する方はどの程度理解しているのか。連節バスの3軸の真ん中が駆動であることが一番の問題である。トレーラーの仕組みは、真ん中の軸で後ろのタイヤを引っ張って前のタイヤを押すが、雪国には大変合わない。

市長

 料金については、全域ですぐに改善できるわけではないので、例えば、お年寄りの方には半額で乗ってもらえるようにして、できるだけお年寄りの外出機会を増やしていく方向で進めていきたいと思う。また、富山市などでは様々なソフト面での改善、実践をしているので、そのようなものを参考に、料金面でもお得感が出てきたと言われるようにしていきたい。
 また、連節バスはトレーラーバスではない。免許もトレーラーバスの免許とは違う。

都市政策部長

 連節バスの特徴として、くの字型に中折れする。そこの部分はきちんと金具で固定されており、構造的には一体になっている。
 トレーラーの場合は、荷台の部分とエンジンを積んでいる部分が離れており、ジャックナイフのように折れ曲がってしまうこともあるが、全く構造が違う。連節バスについては、現在、新潟交通のバスの運転手も習熟のために乗っているが、普通のバスと変わらない。
 駆動軸については、3列あるうちの一番後ろの軸が駆動軸になる。真ん中は軸だけで、最前列が方向舵になっている。
 また、この連節バスは雪の降るヨーロッパの地域でも実績を上げており、10センチメートル程度の除雪基準の中であれば、通常の走行については問題ないと思っている。

質問11

高速バスに乗った場合の乗り換えについて

発言者

 高速バスに乗った場合、黒埼インターで降りて青山で乗り換えをしなければならないのか。そのまま新潟市内まで入れるのか。

都市政策部長

 高速バスについては従来どおりである。今回、青山乗り換えになるのは南区方面では大野・白根線と味方線であるが、全てが乗り換えとはならず、朝夕のラッシュ時については直通便も17本ほど運行される。また、江南高校前経由のものについては従来どおり新潟駅南口まで乗り入れる。

質問12

白根バイパスについて

発言者

 この3月に白根バイパスが開通した。当初の予定では立体交差となるので、国道460号の渋滞はなくなるとの話だったが、現実は平面交差となり、朝などはかなり渋滞している。早く本来の計画どおり立体交差にしてほしい。また、短期的な対応として、市道の鰺潟古川線を早く開通させ、交通の流れを誘導できないか。

都市政策部長

 白根バイパスについては、現在、国が整備を行っているが、本市としても最終的な完成形になるように強く要望している。いくつか具体的な混雑の状況をお聞きしたので、関係者にお伝えする。

このページの作成担当

市民生活部 広聴相談課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

注目情報

    サブナビゲーションここまで