秋葉区意見交換

最終更新日:2014年7月10日

(1)

JR新津駅西口地区について、道路に並行して流れている覚路津大通川を埋めるなどして渋滞対策をお願いしたい。新しい区長はぜひ現場を見て、解決策を出して頂きたい。

(2)

新潟薬科大学の増設に伴い、医療・看護など各種国家資格が習得できる学校建設をお願いしたい。

(3)

高齢者の医療費削減にも繋がるスポーツ振興について、市の方向性や具体的な取り組みがあるのかお聞きしたい。
(4)

市の予算について、市債が膨らんできているが、返済について方策があるのかお聞きしたい。

(5) 踏切の横に架かる鉄板に穴があき、その脇に細かいひび割れが入るなど危険な状態になっている。事故が起きる前に修理してほしい。
(6)

年金で生活しているが、国民健康保険料や介護保険料が高くて困っている。障がい者で施設入所者のうち希望者を対象に免除制度を作ってほしい。

(7) 11月9日の市長選に向けてコメントをいただきたい。また、新たに就任した秋葉区長にエールを送ってほしい。
(8) 市議会議員がまちづくりトークや地元の重要な式典に出席しない。市長から出席するよう要請してほしい。また、手紙を持ってきたので帰りの車中などで読んでほしい。
(9) BRTに関して、新潟交通の社員が罪を犯した件について、新潟交通から本市に対して謝罪はあったのかお聞きしたい。また、それに対する市長の考えをお聞きしたい。
(10) 新潟県職員がヨウ素剤配布を怠った問題と同様の職員による失態が、市の措置入院の手続きにおいても行われた。もう一度内部体制をチェックしてほしい。
(11) 雑誌などでも本市にとって耳の痛い記事が掲載されている。その中でも退職債の問題など、重要なものについて市長の考えをお聞きしたい。

質問1

JR新津駅西口地区について、道路に並行して流れている覚路津大通川を埋めるなどして渋滞対策をお願いしたい。新しい区長はぜひ現場を見て、解決策を出して頂きたい。

発言者

 JR新津駅西口地区では渋滞が続いており、排気ガスによる環境の悪化が心配である。渋滞を解決するには交通量の分散が第一だが、道路をいくつも造るわけにもいかない。そこで、並行して流れている覚路津大通川を埋めるなどして、渋滞対策をお願いしたい。新しい区長には、ぜひ現場を見て、解決策を見出していただきたい。

市長

 覚路津大通川の所管は県である。調整がつかず、また優先順位から着手できない状況である。次期総合計画の中に、この渋滞対策が加えられるかどうかを、現地を見て、検討していきたい。

区長

 現状については承知している。区役所側はカルバートにして歩道として使用しているが、道路としての使用は難しい状況にあると認識している。通行量を正確に把握していないが、渋滞が起きている事実は認識している。短期的には信号機の調整、将来的には渋滞をどこで分散させていくのかという検討をこれから行っていきたい。

質問2

新潟薬科大学の増設に伴い、医療・看護など各種国家資格が習得できる学校建設をお願いしたい。

発言者

 秋葉区にある新潟薬科大学の増設に伴い、医療・看護・はり・灸・整体・栄養士・調理師など、国家資格が習得できる学校建設をお願いしたい。

市長

 新潟薬科大学については、JR新津駅西口と東口にキャンパスを拡充し、一部新しい学科が設置される。また、新津駅のまちなかの賑わいにも配慮することを考えているようだ。意見交換をしていく中で、資格取得など就職につながる取り組みを重視することや、ニューフードバレー、国家戦略特区等に資する人材の育成についてお願いしていきたい。

質問3

高齢者の医療費削減にも繋がるスポーツ振興について、市の方向性や具体的な取り組みがあるのかお聞きしたい。

発言者

 高齢者の医療費削減などにつながるスポーツ振興に関する今後の動きについて、方向性と具体的な取り組みなどがあれば教えていただきたい。

市長

 超高齢社会における健康寿命の延伸は、人口減少への対応とあわせて大きなテーマである。そのためにも、市民の皆さまには健康づくりに取り組んでいただきたいが、健康教室など開催しても、熱心な方が何度も参加するにとどまり、健康づくりの考え方や取り組みの浸透が難しい。
 それを解消する方法の一つが、まちづくりと健康づくりを連携させるという取り組みである。通勤で公共交通機関を利用し、歩くことが常態化している東京では、特に男性の平均寿命が長い。地方都市ではマイカー依存度が非常に高いので、公共交通機関の利用促進や環境整備といった取り組みも非常に重要だと思っている。
 楽しみながら健康づくりに取り組み、まちなかへ行きやすくするためシニア半わり制度を今年度拡充する。市の中心部まで来るとバス料金が安くなるなど、高齢者をまちなかに呼び込むための取り組みや、健康マイレージのような楽しみながら体を動かす取り組みを今年度本格的に行っていきたいと思っている。また、「総おどり体操」という健康体操をこの夏から普及させていきたい。
 スポーツ振興については、多彩なスポーツを楽しんでいただき、頂点を目指し、また裾野を広くするという取り組みも同時に行っていきたいと思う。様々な形で、結果的に体が動く、心が軽やかになる取り組みを、さらに拡大していきたい。

質問4

市の予算について、市債が膨らんできているが、返済について方策があるのかお聞きしたい。

発言者

 市の予算を見ると、市債が膨らんでいる傾向が見える。この借金返済の方策はあるのか。市長にはもう1期出馬していただいて、借金返済を断行していただきたい。

市長

 残念ながら、本市も借金が増えている状況である。合併建設で施設や道路などを造っていることのほかに、国からの交付金である臨時財政対策債が増加している。この臨時財政対策債は、廃止を求めているが、良い回答が得られない。別に整理をしていく必要がある。市の借金がピークになるのは2、3年後で、その後は緩やかに減っていく。今後財政計画を立てて、持続可能な財政運営にしていく中で方向づけをしていく必要があると思っている。他の政令指定都市と比較して、新潟市の財政は問題があるというレベルではなく、借金が毎年減っていく方向に戻していきたい。また、合併建設計画を行う際の基金の取り崩しは、予定よりも少ない範囲で収まっている。そういう面でも、次期総合計画策定の中で、市議会とともに財政運営の方向や市の財政状況などを市民の皆さまに示して、取り組んでいきたい。

質問5

踏切の横に架かる鉄板に穴があき、その脇に細かいひび割れが入るなど危険である。事故が起きる前に修理してほしい。

発言者

 信越線が通る結川口の第一踏切の横に架かる鉄板が壊れている。鉄板に7センチから8センチくらいの穴が開き、細かいひび割れが入るなど、いまにも崩壊しそうな状態である。普通自動車のほかに、大型ダンプや、特殊自動車なども通るので、傷みが進んでいる。事故が起きる前に修理をお願いしたい。

市長

 至急点検を行い、その結果については後ほどお届けする。

質問6

年金で生活しているが、国民健康保険料や介護保険料が高くて困っている。障がい者で施設入所者のうち、希望者を対象に免除制度を作ってほしい。

発言者

 私の主人は平成10年8月に脳梗塞になった。自宅で10年間介護し、今は施設でお世話になっている。年金で生活しているが、施設の支払いや介護保険料、国民健康保険料が高く、生活困難になってきている。障がい者で施設入所者のうち、希望者を対象に免除制度を作ってほしい。

市長

 制度で認められている中で運用していかないと公平感が保てない。減免などの対象になるのか、個別に聴き取りさせていただき、対応をお話しさせていただきたい。

質問7

11月9日の市長選に向けてコメントをいただきたい。また、新たに就任した秋葉区長にエールを送ってほしい。

発言者

 11月9日の市長選に向けてコメントをいただきたい。また、4月から新たに就任した秋葉区長にエールを送っていただきたい。

市長

 当面は今の市政執行に集中していく。国家戦略特区の区域計画策定に向けて、新藤国家戦略特別区域担当大臣に参加していただき、第1回の会議を来月開催する。全力を挙げて良い計画にしていきたい。また、次期総合計画策定に向けて様々な資料等を市民の皆さまから見ていただき、そのうえで市議会の皆さまと、次期まちづくりのレールを敷いていくことが、私の役割ではないかと思っている。
 秋葉区長については、大変良い人から応募いただいたと思っている。区長のアイディア、地域のことを熟知しているということを踏まえた提案、意見については最大限尊重していきたい。皆さまからも区長を活用していただきたい。

質問8

市議会議員がまちづくりトークや地元の重要な式典に出席しない。市長から出席するよう要請してほしい。また、手紙を持ってきたので帰りの車中などで読んでほしい。

発言者

 今日のまちづくりトークに秋葉区の市議会議員は2人しか出席していない。なぜこのように重要な場に市議会議員が出席しないのか。私の地元の議員は、矢代田駅の竣工式、新津の体育館の竣工式を欠席した。行政と議会は車の両輪である。その片方のタイヤがパンクしている状態である。市長からも出席するよう言っていただきたい。
 まちづくりトークは、市民の声を直接行政に反映できる、日本では画期的且つ斬新な方法であり、有意義な制度である。市長自ら率先して、市民の声に耳を傾けた市長はこれまでいなかった。私の声を市長に届けたく、手紙を持ってきたので車中で読んでいただきたい。

市長

 議員の皆さまは、議会報告会を開催して市民の声を聞く機会を作っているようだが、人が集まらないという問題もある。今回、次期総合計画を策定するにあたり、市議会が全面的に関わり、議員同士で意見交換や議論をしていただいた。これまで市議会としての考えを示していただけなかったが、今回は、議会の意思を示していただきたいということを、議長、副議長などにお願いしてきた。そういう面でも、今回は大きな前進があったのではないかと思っている。 

質問9

BRTに関して、新潟交通の社員が罪を犯した件について、新潟交通から本市に対して謝罪はあったのかお聞きしたい。また、それに対する市長の考えをお聞きしたい。

発言者

 新潟交通の社員が罪を犯して捕まった。そのことについて、新潟交通は市と議会に対して謝罪に来たのかお聞きしたい。また、それに対する市長の考えをお聞きしたい。

市長

 新潟交通で不祥事があったことについて、新潟交通から市に対して、陳謝があった。今後、さらに信頼されるように体質を改善していくということなので、ぜひその方向で取り組むようにお願いをした。

質問10

新潟県職員がヨウ素剤配布を怠った問題と同様の職員による失態が、市の措置入院の手続きにおいても行われた。もう一度内部体制をチェックしてほしい。

発言者

 県庁の職員がヨウ素剤の配布を怠ったという問題があった。これは一職員の失態である。同様のことが市の措置入院の手続きでも行われている。もう一度、市の内部体制をチェックしてほしい。

市長

 県庁のヨウ素剤の問題については個人が引き起こしたことであるが、ここまで気づくのが遅れる、対策が遅れるというのはあってはならないことである。
 市では、いつもダブルチェックしているか、長期間一人の人間に一つの仕事を任せきっていないかを、市の組織を総点検するということで指示をしている。一人が間違ったことをしても、早期に発見、是正され、市民、県民に迷惑をかけないようにしていくことを行政は心がけていく必要があると思う。

質問11

雑誌などでも本市にとって耳の痛い記事が掲載されている。その中でも退職債の問題など、重要なものについて市長の考えをお聞きしたい。

発言者

 雑誌などで本市にとって耳の痛くなる記事が掲載されている。大和再開発問題、秋葉区では文化会館のひび割れ問題、秋葉区の区長の退職債問題などの記事を読んだ。その中でも、退職債の問題など、重要なものについて市長の考えをお聞きしたい。

市長

 退職債については、しっかりと財政運営をしているという自治体にだけ認められるものである。借金のピークが膨らまないように、持続可能な財政運営にしていくという面から、利用できるものについては利用していくということで退職債を選択している。

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電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

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