西蒲区意見交換

最終更新日:2013年1月16日

(1)

災害時の情報提供についてお願いしたい。

(2)

現在、新潟市では、西区と江南区の焼却場を候補地に、がれき受け入れを進めているが、住民が反対した場合、変更になるのか。
また、大槌町のがれき処分が終わった後、他の地域からの搬入があるのか。
新潟市を含めた5市の市長が、県知事と意見が違っているように感じられるが、自治体として差し支えがないのか。

(3)

火災の罹災者に対して、市営住宅を原則30日利用できる制度があるが、利用できる市営住宅が2か所に限られる。西蒲区での市営住宅の整備か、罹災者が公的な理由により移動する場合の扶助をお願いしたい。
(4) 最近、空き巣や窃盗の被害が増えている。パトロールを強化してほしい。
(5) 巻や岩室や越後曽根を起点としたバス増便の社会実験が始まっている。できるところから公共交通空白域の改善に取り組んでほしい。
(6) もぐり橋ではなく、以前のように堤防から堤防まで橋をかけてもらえないか。
(7) がんばる農家支援事業について、各区によって認定基準が違うのか、教えていただきたい。

質問1

災害時の情報提供についてお願いしたい

発言者

 4月3日に爆弾低気圧が通過した際、私の住んでいる地区は午後10時過ぎに停電になったが、何も情報がなかった。今後、災害時に、分かり次第、ライフラインに関する情報を、防災無線などで知らせてほしい。

市長

 市では、7年前の大停電の経験を踏まえ、東北電力との情報伝達の連携を強化してきた。今回の爆弾低気圧では、7年前の停電とは違うタイプだったため、対応が遅れて混乱したようだ。
 災害時の情報伝達については、東北電力からより迅速に情報をもらえるように申し入れを行うとともに、行政として早期に状況を把握し、迅速に情報を伝達できるように、していきたい。

質問2

現在、新潟市では、西区と江南区の焼却場を候補地に、がれき受け入れを進めているが、住民が反対した場合、変更になるのか。また、大槌町のがれき処分が終わった後、他の地域からの搬入があるのか。新潟市を含めた5市の市長が、県知事と意見が違っているように感じられるが、自治体として差し支えがないのか

発言者

 新潟市では、西区と江南区の焼却場を候補地としてがれきの受け入れを進めているようだが、もし、住民が反対した場合、候補地が変更になるのか。
 また、大槌町から新潟市を含めた5市にがれきの搬入という話が出ているが、もし大槌町のがれき処分が終わった後に、他の地域からの搬入があるのか。
 さらに、新潟市を含めた5市の市長が、県知事と意見が違っているように感じられるが、そういう状況であっても、自治体としては差し支えがないのか。

市長

 市では、がれきを受け入れるにあたり、受け入れるがれきの放射能濃度を100ベクレル未満と設定した。新潟市を含めた5市で、木質系のチップの状況確認や放射能の計測に行きたいと考えている。
 県とも意見交換をし、また、知事の発言内容も踏まえながら、国に再確認したり、先行して処理をしている自治体や専門家などから話しをお聞きして、市民に説明できるよう備えていく。一つひとつ不安な部分を埋めていき、できるだけ多くの方からご理解をいただき、予定している焼却施設を変更せずに進めていく。
 大槌町が終わった後の、次の受け入れについては、まず、今回の試験焼却のための勉強と準備にエネルギーを集中していきたい。
 知事の心配されることはもっともな部分もあるし、我々も勉強したほうがよいと思う部分もあるが、国際的な理解や常識を踏まえ、安心・安全を確保できるように頑張っていきたい。

質問3

火災の罹災者に対して、市営住宅を原則30日利用できる制度があるが、利用できる市営住宅が2か所に限られる。西蒲区での市営住宅の整備か、罹災者が公的な理由により移動する場合の扶助をお願いしたい

発言者

 火災の罹災者に対して、市では市営住宅を原則30日利用できる制度があるが、市営住宅が2か所に限られ、西蒲区からは少し遠かった。
 西蒲区にもそういう目的にも利用できる市営住宅の整備、あるいは、公的な理由により移動する場合の扶助などが頂ければと思う。

市長

 市営住宅の中で、すぐに住めるという点や規模の面で、常に入れる部屋があるのがその2か所であったが、入居が若干遅れてもよいという選択肢があるなら、それも含めて提示させてもらい、その中で選んでもらう方法が考えられる。
 昨年、西蒲区は火事が多かったので、まずは、火災予防の啓発活動を徹底していく。そして、西蒲区の周辺の市営住宅の状況なども再把握しながら、入居に関する複数の選択肢の可能性を探るなど、より親身になってきめ細かい対応を徹底していきたい。

質問4

最近、空き巣や窃盗の被害が増えている。パトロールを強化してほしい

発言者

 4月末から5月の連休にかけて、空き巣や窃盗の被害が多くあった。
 周りが見えにくいなどの地域事情もあるが、安心・安全のまちづくりという観点から、パトロールの強化を申し入れてほしい。

市長

 空き巣に入りやすい地域や家屋というものがあるようだが、警察の指導を受け、鍵掛けの啓発活動を実施したり、ながらパトロールに地域で取り組んでいただいたり、子どもたちの見守り隊であるセーフティスタッフの方たちにも協力をいただきたい。
一度、警察と相談して、具体的に動いてみたい。地域の方との共同作業になると思うので、ご協力をお願いしたい。

質問5

巻や岩室や越後曽根を起点としたバス増便の社会実験が始まっている。できるところから公共交通空白域の改善に取り組んでほしい

発言者

 巻や岩室、越後曽根を起点としたバス増便の社会実験も平日に限り始まっている。車社会になり、公共交通の空白域が広がっており、西蒲区だけではなく、他区も同様の問題を抱えていると思うので、できるところから改善してほしい。

市長

 バス路線の再編は、あくまでも持続可能にするための路線再編という方向で、必要性をある程度は認めざるをえない。これからは、できるだけJRの駅と地域が結びつくようなバス路線になるよう新潟交通に申し入れしていくほか、空白地域は区バスや住民バスでできるだけ埋めていくことになる。
 しかし、利用者が少なければ本格運行できないので、デマンド交通などを必要に応じて実験し、効果を検証していくこともよいと思う。
 このほか、地域の皆さんと話し合いながら、その地域に適した公共交通のより効率的な手法をご提案いただき、市としても積極的に進めていきたい。

質問6

もぐり橋ではなく、以前のように堤防から堤防まで橋をかけてもらえないか

発言者

 去年の新潟・福島豪雨のときに、小須戸橋と臼井橋がもぐり橋ということで、1週間くらい交通止めになったが、以前のように堤防から堤防まで橋をかけることができるか考えをお聞きしたい。

市長

 臼井橋については、県が実施していた事業を新潟市が引き継ぎ、平成27年度の完成を目指して進めている。一方、小須戸橋の整備については、国へ早期改善を要望しており、緊急的な整備を行っていただく方向で進めている。
 大きく迂回する必要のないように、臼井橋をまずしっかりと完成させて、そのあと、国、県と意見交換をしながら、治水面と道路面、両方から防災対策を前進させたいと思っている。

質問7

がんばる農家支援事業について、各区によって認定基準が違うのか、教えていただきたい

発言者

 がんばる農家支援事業について、各区によって認定基準が違うのかどうか、教えていただきたい。

市長

 がんばる農家支援事業は、今年度3億円の予算を計上したが、予算の枠を相当オーバーする形で申請が挙がってきている。新潟市の制度として統一基準を決めて、事業を実施していきたい。
 できるだけ多くの皆様から納得いただけるような形で対象農家を決めさせていただきたい。

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市民生活部 広聴相談課

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