中央区意見交換

最終更新日:2018年8月6日

(1)

まちなか活性化について

(2)

情報公開・個人情報保護審査会の委員とにいがた総おどりについて

(3)

震災特別納税について

(4)

市長選挙について

(5)

BRTについて

(6)

基本方針と組織の評価を一致させてほしい

質問1

まちなか活性化について

発言者

 新バスシステムの推進とまちなか活性化がセットのようになっている。私の地区はりゅーとリンクが走っているのだが、現在は、県庁の職員など県庁前のバス停から新潟駅に向かう人のほとんどは鳥屋野線を利用しており、りゅーとリンクはがらがらの状態である。これは、りゅーとリンクが市役所を結節点としているからだと思う。
 また、上所、下所、女池、堀之内の住民は、新バスシステムになってから一度も古町に足を運んでいないという人が多い。まちなか活性化にどのくらいの予算を使うのか分からないが、このように古町へ行く足がない状態で、まちなか活性化の成果が上がらなければ、その予算は無駄になると思う。その点についての対策をどのように考えているのかお聞きしたい。

市長

 基本的に新バスシステムになり、古町、本町のバス停の利用者は増えている。一部の地域では、古町に行きにくいところもあるとは思うが、公共交通であるため、全体がすべて良くなるということは難しいと思っている。しかし、私どもはこれが完成形だとは思っていない。現在、連続立体交差事業が第一期開業を迎え、2022年には駅の下を乗り換えなしでバスが通るようになるという時に、私どもは循環線を作りたいと思っている。まずは東大通から弁天通までが乗り換えなしで行けるようになるので、そうすると弁天通から公園線、新潟市民病院までが、かなりの幹線になると思っている。次に新潟市民病院から千歳大橋の方面に線を延ばしていくと、現在の万代橋ラインに結び付くので、そうすると大きな環状線になる。それを目指していきたい。
 もう一つは、笹出線を使った小さな環状線もできるだけ早期に作りたい。そうすると新バスシステムが日の字形になるので、多くの方が乗り換えなしで古町に行けるようになる。
 現在の状態が完成形だとは思っていないが、少なくとも利用者がどんどん減って、バス路線が廃止、減便されるという悪循環は脱することができたと思っている。

質問2

情報公開・個人情報保護審査会の委員とにいがた総おどりについて

発言者

 情報公開・個人情報保護審査会の委員に弁護士が2名おり、そのうち1名が新潟市の顧問弁護士である。できれば、情報公開・個人情報保護審査会の委員は、市の顧問弁護士でない方にしていただきたい。
 また、私たちは、にいがた総おどりと総おどり体操に一生懸命取り組んでいるのだが、新潟開港150周年記念事業と水と土の芸術祭では、にいがた総おどりと総おどり体操は行わないと聞いている。踊りはすごく動員力がある。万代島に良い広場も出来た。これらのイベントにおいて、ぜひ踊りを実施してもらいたい。

市長

 まず、情報公開・個人情報保護審査会の委員についてだが、市の顧問弁護士ではない方が良いのではないかというご意見は一部でいただいている。一人は県の弁護士会から推薦をいただいており、もう一人は市のさまざまなトラブル、係争などを一定程度知っている方に入っていただいたほうが良いのではないかということで、市の顧問弁護士を入れていたのだと思う。他都市の事例なども確認し、もう一度検討してみたい。
 次に、にいがた総おどりあるいは総おどり体操についてだが、総おどり体操は健康寿命の延伸にもつながる。水と土の芸術祭の市民プロジェクトには採用されなかったということかもしれないが、できるだけ多くの方に新潟開港150周年記念事業や水と土の芸術祭にご参加いただくことは、私どもの求めていることである。大かま(万代島多目的広場)の脇に、さまざまなことに利用できる万代島多目的広場ができたが、あそこはにいがた総おどり祭などに適しているのではないかと思う。野外の部分にご参加いただけないかを検討させるので、後日連絡させていただく。
※後日、広聴相談課より、発言者へ以下について説明を行った。
・にいがた総おどり祭は、新潟開港150周年パートナー事業であり、水と土の芸術祭2018のプロジェクト「にいがたJIMAN」の一つにも位置付けられているため、万代島多目的広場(屋外広場)でも、ワークショップや参加団体の演舞が行われる。
・県内外から多くの方に訪れていただけるよう、水と土の芸術祭や同時期に開催されるみなと新潟「光の響演」(9月14日(金曜)~9月17日(月曜・祝))等、開港150周年記念事業と連携しながら、にいがた総おどり祭を盛り上げていく。

質問3

震災特別税について

発言者

 平成26年度以降から、震災特別税が年間3,000円から3,500円にアップになり、納税している市民の人数をかけると、けっこうな金額になると思う。しかし、予算や決算で、収入と支出の項目がはっきり見えない。
 また、すべてを使わず蓄えて大きな財源となったときに、特別財源というような意味合いで皆さんに公開していただきたい。皆さんから集まった税金の収支バランスを明記してもらいたい。

市長

 震災復興の特別税は、国が実施して、それを新潟市が肩代わりしている部分があるのかもしれないが、これについては至急調べ、後で情報をお届けする。そして、市民からいただいた税金がどのように使われているかということについては、できるだけ分かりやすくお示しすることに努めていかなければならないと思っている。

※後日、財務課より、制度の趣旨は既にホームページに掲載しているものの、さらにわかりやすくするため、実施した事業の一覧をまとめ、ホームページに公表し、引き上げ分がどのような事業に活用されたかを市民にお示ししていく旨、発言者へ説明を行った。

質問4

市長選挙について

発言者

 市長は次の市長選挙には出馬するのか。このまま市長がずっと続けるのであれば、これをお願いしたいという意見があるのだが、先の不安があって言えない。いつ表明していただけるのかが非常に心配である。

市長

 せっかくのご質問だが、まだ決めていない。新潟市政の継続性は、執行部と市議会が両輪であるため、執行部のトップが代わっても、市議会に承認いただかなければ市政は進められない。10月下旬に市長選挙があるが、市議会議員も来年の4月に統一地方選がある。この二つの選挙で新潟市の方向が決まっていくので、皆さまには投票にできるだけ行っていただきたい。

質問5

BRTについて

発言者

 4区の議会報告会の中で、東区の男性がBRTについて、市議は仕事をしているのか、なぜ住民投票をさせてくれなかったのかとおっしゃっていた。また、本会議では、市民のために市民の代弁をしてくださっている市議は、無所属の方と共産党の方だけだった。
 私たちは、市職員も検証していないBRT連節バスについて検証を行った。始発から最終まで排気ガスに酔いながら検証したところ、人が乗らなかったバスが7台、1台に15人しか乗らないバスもあった。そして快速と言っている連節バスは、3分遅れだった。皆さんは快速という言葉を信じて乗るのである。嘘はやめるべきだ。

市長

 少なくともBRTになって定時性は格段に向上した。一方、まだまだ新バスシステムは改善する余地があり、皆さまからいただいた要望を区でまとめて、それを交通事業者と話し合って決めていくことできるようになった。皆さまの要望を私どもがしっかり受け止めて、交通事業者と交渉ができるようになったということは、大きな進歩だと思っている。

質問6

基本方針と組織の評価を一致させてほしい

発言者

 基本方針と組織での評価を一致させてもらいたい。例えば、お笑いでは笑いやエンターテイメントで楽しませることで評価され、それで場が良くなっていくという現象を見たことがある。それと同じで、貢献したことが評価され、ランク付けされれば、そのような方針はあるし、人から喜ばれるということで、組織や地域がもっと生き生きしてくるのではないか。

市長

 まずは組織として内部評価、そして第三者評価を突き合わせなければ価値が定まらないということだと思う。
 現在、一般市民の方にもさまざまな場で、大きな社会貢献を行っていただいている。これについて一定の表彰基準はあるが、今の超高齢社会の中で、あるいは健康づくりがこれだけ重視されている中で、その評価が本当に適当かどうか、今の時代に合っているかどうかということを含めて検証・改善し、市民の活動を積極的に評価していく必要があると感じている。
 私も朝散歩をしていると、早朝から毎朝のようにごみを拾ってくださっている方や、草を刈ってくださっている方など、頭の下がる活動をしてくださっている方を目にする。市職員、幹部職員、副市長、市長は、市民の皆さま方がこれだけのことをしてくださっているのに私たちはこれでいいのかということを考える時間も持つ必要がある。そのためにはいろいろなところに顔を出すことが必要である。これからも表彰のことなど、改善を考えていきたい。

このページの作成担当

市民生活部 広聴相談課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

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