江南区意見交換

最終更新日:2021年12月28日

コロナ関連

(1)

新型コロナワクチンを接種した高齢者へのタクシーチケットの配布について/古町地区の家賃について

新規ウインドウで開きます。(2)

ふるさと江南区宅配便について/10年後の未来の取り組みについて

新規ウインドウで開きます。(3)

宴会事業の助成について
市政・区政全般

(4)

農村部の地域振興について

(5)

中央環状道路の整備について
新規ウインドウで開きます。(6)

NGT48グループの応援について

(7)

歴史的資産、資源について

(8)

高齢者のスポーツ活動及び文化活動の助成について
新規ウインドウで開きます。(9) 地域活性化のための施策について

新規ウインドウで開きます。(10)

自転車のマナーについて

質問1

新型コロナワクチンを接種した高齢者へのタクシーチケットの配布について/古町地区の家賃について

発言者

 私は通院している医療機関で2回目のワクチン接種を終えたが、配布しているタクシーチケットをもらえなかった。周りで、接種後にチケットをもらった人もいたが、配り方を誤っていないだろうか。もっと配布について検討したほうがよかったのではと感じている。
 次に、古町についての意見であるが、家賃が高く、知り合いで物件を借りられずに閉店した飲食店もある。物件オーナーから家賃について柔軟に対応してもらえれば、古町も発展すると思う。

市長

 新型コロナワクチンを接種された65歳以上の方に配布させていただいたタクシーチケットであるが、ご自身で車の運転が出来ず集団接種会場までの移動が難しい、また重症化しやすい高齢者の方と、新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けているタクシー業界への支援のため、高齢者へチケットを配布したものである。
 財源については、新潟市の「新型コロナウイルス感染症対策協力基金」を設け、市民の皆さまからのご寄付であったり、議員報酬や市幹部職員の手当削減分を基金に充て、そこからの一部を活用して配布したものである。
 古町地区の家賃については、ご意見として承る。

質問2

ふるさと江南区宅配便について/10年後の未来の取り組みについて

発言者

 今年度、ふるさと江南区宅配便事業で、県外に出られた新潟市出身の学生に対し、手紙を添えて江南区の名産品を送っていただいた。江南区が素晴らしい活動をしていることへの感謝と、今後もそういった活動をぜひ継続するようお願いしたい。
 また10年後の未来について考えると、子育てや、高齢化の話が出てくるが、若者や高齢者といったカテゴリーで分けて考えると、分断や差別化がうまれるので、今後の市政運営では、各世代をうまく融合した取り組みを期待している。

区長

 ふるさと江南区宅配便は、江南区だけではなく、新潟市から県外へ出られた学生の方600名に対し、江南区の産品や各種企業の方からの協力により送ったものである。受け取った学生からは感謝の手紙やメール、その品物を並べた写真をSNSに配信するなど、好評価を頂いた。逆にいうと、それだけ学生さんは苦労しているのが垣間見られたところであり、引き続き、この宅配便に限らず、学生への支援に取り組んでいきたい。

質問3

宴会事業の助成について

発言者

 11月から、お弁当の補助事業を再開していただき、料理屋を代表して市長に厚く御礼申し上げる。 
 しかしながら、宴席を持つ我々の業態は、営業時間の短縮が終わり、11か月ぶりの県の警報解除となっても、さっぱり芳しくない。ぜひ宴会事業にも助成をしていただき、これからの忘年会や新年会に向けた支援をお願いするとともに、大人数の宴会が開催されるよう市長からアピールをしてほしいと思う。

市長

 飲食店の皆さまからは、8月10日からの大変長い期間の間、営業時間の短縮にご協力いただき、御礼申し上げる。
 皆さまの協力によって現在新潟市内の感染が激減し、少しずつ市民の人たちの動きが見られるようになってきているが、大人数の宴会となると、非常に慎重であると考えている。我々も何とか支援したいが、まずは、Oh!弁当で地域のお店応援事業を1月末までやらせていただこうと考えており、そちらを有効に活用していただきたい。
 先般、県では技術実証として、百数十人がホテルで宴会をするなどの取り組みを実施しており、そうしたことを繰り返し行うことで、感染を防ぐことが最優先になるが、市民の皆さまの意識も、感染が減っていくと同時に変化をしていくのではないかと思っている。市としても今後も絶えず何ができるかを考えていきたい。

質問4

農村部の地域振興について

発言者

 地域振興についてお尋ねしたい。江南区は昭和32年に合併した両川、曽野木、大江山と平成の大合併での亀田、横越の5地域から成る区である。亀田、横越地区は、合併建設事業の採択により、一層活性化したが、両川地域は非常に苦しんでいる。
 昭和41年から始まった新潟市、亀田郷土地改良区の事業主体による農業改善事業で、近代化あるいは優良農地に生まれ変わったが、現在その優良農地が足かせになり、全く開発が出来ない状況である。両川の面積の60パーセントが農地であり、児童数の減少も非常に激しく、10年前に統合し出来た新しい学校が、またどこかと統合しなければいけないという話も出てきているので、農村住宅としての住宅開発、宅地開発について、市長よりぜひお力をいただきたい。

市長

 新潟市はさまざまな地域や、旧市町村の合併によりここまで来たと思っている。両川は旧新潟市の中でも優良農業地帯で、市街化にならずに、現在も昔と状況が変わらない地域であると思う。
 また一方で、新たに宅地化されて、新しい世代が移り住む地域もある。しかし、市内をみていると、農業地帯ではあっても農地の中で宅地を造ることによって、その地域の方の次の子どもたちが、新しい家を造って移り住んでいるところもあるので、今後、既存集落の開発のご相談については、市の担当にお問い合わせいただきたい。
 総体的に、両川地区では、今後、中央環状道路をはじめ、道路の整備が進んでいくので、その変化をとらえながら、地域の発展について皆さんと一緒に考えていきたい。

質問5

中央環状道路の整備について

発言者

 もともと酒屋地区は新潟交通のドル箱路線といわれるほど公共交通が充実していたが、今では交通弱者の地区となり、子どもの通学でJR荻川駅への送迎をしたりしている。今後、道路整備が行われ、また、整備が考えられている江南駅とつながると非常にアクセスはよくなるが、それはまだ先の話と聞く。中央環状道路は私が子どものころから出来るといわれて未だに出来ておらず、このような交通インフラ計画は、予算が必要なのはわかるが、速やかな整備をお願いしたい。
 中央環状道路の整備や江南駅の建設は、我々の市民生活の向上に繋がるため、市長、区長の方からもお力添えをいただき、県と協力して速やかに進めてほしい。

市長

 新潟中央環状道路については、西蒲区の角田から東港まで四十数キロの区間であるが、県から引き継いで現在は市が整備をしており、かつては大外環状線という名称だった。市の中心地ではなくて、外を環状で走らせるため、当時、ここを通るいくつかの市町村で、この道路整備を何としても地域の活性化のために造ろうと合意した。このように大変時間がかかり申し訳なく思うが、現道と新しい道路をつなぎ、早くその効果が実現できるよう、市として全力で中央環状道路の早期の完成を目指し努力していきたい。

質問6

NGT48グループの応援について

発言者

 NGT48のグループが新潟に来てから10年以上になる。内容は分からないが、何かの事件で市も県もあまり応援しなくなり、それ以来、テレビに映ることがほとんどなくなった。今はどうなっているのか心配だが、全国に何か所もなく、グループに入ることを目標に、近県から新潟を目指してくる子たちを、市は応援してやったらどうか。すでに何かしてくれているのかもしれないが、全国からグループを見に来る人たちもおり、そういった活動をうまく活用し、応援してあげてほしい。

市長

 私も詳しいところまでは分からないのだが、ファンの皆さまと身近に交流ができる新潟にあるグループとして、大変人気もあり、また、これまで新潟の魅力を全国にPRしてくれてきたと思っている。

区長

 私も、市長よりは若干知っているくらいでしかないが、おっしゃるとおり、NGT48は新潟だけではなくて、全国からメンバーになりたい方や応援される方が来県し、劇場でライブを行っている。その方たちが新潟市にお金を落としてくれている状況もある。最近では、徐々に地元のキー局のテレビを中心に活動しているが、新潟には、NegiccoとかRYUTistという地元のグループもあり、それと人気を二分するような形になっている。一緒になって新潟を応援していくという形で取り組ませていただき、新潟を代表するアイドルでもあり、我々も一生懸命応援できればと思っている。

質問7

歴史的資産、資源について

発言者

 江南区には、北方文化博物館など歴史を感じられる街がたくさんあるが、新潟市全体では歴史的資産、資源を活用したまちづくりが他県、他市からみると少し遅れているのではないかと感じている。例えば、金沢市や村上市など歴史的資産を活用したまちは、交流人口が増えていると感じる。新潟市の歴史的資産を活用したまちづくりを、市長はどのように考えておられるのか、お聞きしたい。

市長

 少し「にいがた2キロ」のお話をさせていただくが、なぜ「にいがた2キロ」を活性化するかというと、私は、そこに新しく街をつくるのではなく、ビルを建てたりするのでもない。そもそも「にいがた2キロ」は新潟の発祥の地であり、かつては江戸時代に北前船が新潟のみなとから大阪や北海道のほうに向かい、川を活用して米などの物資を運び、郊外のほうまで経済が成り立っていた。
 「にいがた2キロ」には歴史も文化もあり、芸妓文化、料亭文化なども残っている。そういった歴史や文化を生かしたまちづくりに取り組んできているが、さらにそこを深めて、魅力を磨いて、よりよいエリアにしていきたい。
 「にいがた2キロ」という名称をつけたが、郊外の皆さんからは、「にいがた2キロ」は都心エリアだけではないかという批判が、ともすると出て来るかもしれないが、そうではなく、そうしたことに発想を得て、どこの地域においても歴史や文化があることに地域の皆さまが気づいて、自分たちも活性化していく取り組みで、繋がっていければと私は期待している。いずれにしても、各地域において、歴史や文化を大事にしながら、まちづくりに取り組んでおられる皆さまに敬意を表しつつ、市としても応援していきたい。

質問8

高齢者のスポーツ活動及び文化活動の助成について

発言者

 私は介護や医療費のお世話にならないよう、病気対策や健康寿命に取り組んでいる。高齢者の体力及び精神の保持を目的としたレインボープラン(生きがい対策推進事業)を通し、江南区では約200名の60才以上の会員が活動をしてきたが、本年3月末をもってこの事業は廃止となった。今まで通り、高齢者に対して、スポーツ活動費や文化活動費、場所等の支援を今後も要望する。

区長

 レインボープランのスポーツ支援という活動について、旧亀田町の時代から続けてきた部分を廃止させざるを得なかったことについては、例えば公民館の活動などと重複するような内容があったり、財源的な理由により全市的に公民館の活動と一本化していく流れの中で、やむを得ず廃止させていただいたところである。健康寿命の延伸のため、スポーツ活動を通し、高齢者の体力をつけていくなど、我々として別な形で支援していければと考えている。

質問9

地域活性化のための施策について

発言者

 新潟市だけではないが、全体的には人口減少していることについて、市長のお考えをお聞きしたい。曽野木地区は大きい農家がある地域であり、そのお子さんたちが、近くに戻り、新しく造成した場所に家を建てていることが多く見られ、今は子供たちも増えてきている。一方で、曽野木ニュータウンなどは高齢化が進み、空き家が発生しているところもある。高速道路による地域の寸断など、子どもたちの生活環境としては安全とは言えず、非常に特殊な地域である。周辺近隣には市街化調整区域もあり、大規模でなくても構わないが、地域活性化のため、条例等を変更するなど、住みやすい環境整備を行うことは出来ないだろうか。ハードルが高いのは承知しているが、部分的にでも起爆剤となる地域も必要なのではないか。
 子どもを増やしていくための子育て世代、これから家庭を持ち子どもを育てていこうとしている人たちに対しての市長の考えをお聞かせいただきたい。

市長

 人口減少については、新潟市内においても、人口減少局面に入っているという認識にある。こうした中で、子育て世代の皆さまをしっかり応援し、医療費助成の拡大など、さまざまな取り組みをさせていただいているが、今後とも、皆さまが安心して子育てができるよう支援していきたい。

区長

 曽野木という街が出来てからだいぶ経つが、人口が減ってきていることについては、大江山や両川ほどまでには至っていないと感じている。そういった中で、市街化調整区域から市街化区域への変更というような考えもあるが、既存集落の開発が実は江南区では進んでおり、8区の中で断トツに開発の件数が多い。
 既存集落の開発が進むことによって、逆に若干だが、子どもが増えている地域もある。曽野木地区においても既存集落がたくさんあるので、開発を地道に行うことも一つの手と考えている。宅地開発は、子どもだけではなく人口減少をくい止める、非常に強い力を持っていると考えているので、曽野木地区でもご検討いただければと思っている。

質問10

自転車のマナーについて

発言者

 私は自転車のマナーについて、特に力を入れ、自転車乗りの人にも注意を促している。朝は交通量が激しいので歩道を走るのはやむを得ないが、日中、殆ど誰もいない状態であっても、歩道を自転車で走る人が多く、なんのための自転車レーンなのかと思う。行政は、造りっぱなしで、何も指導していないのではないか。自転車のマナーに関する注意喚起のステッカーが貼ってあっても、見てない人が殆どであり、ぜひ市からも、何か手を打ってもらいたい。
 また、横断歩道をみんな自転車に乗って通行しているがこれは間違いであり、自転車は車両と同じ扱いなので、横断歩道を渡れないと考える。警察に聞いたところ、自転車は降りて渡るのが普通だが、見つけても罪としては認めないと言っていた。市としても、交通マナーの協力をよろしくお願いしたい。

市長

亀田は高校がいくつかあり、学生も多いので、学生の自転車のマナーが悪いということでいろいろご心配をおかけしている。確かに自転車は、二人乗りやスピードの出しすぎ、スマホを使用しながらの走行など、大変危険な場面が潜んでおり、歩行者に恐怖を与えている部分がある。引き続き、警察、学校と連携し、生徒の皆さんに交通安全教室などを行い、生徒の安全運転マナーの向上に努めるよう、市としても、各機関に働きかけていきたい。

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市民生活部 広聴相談課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

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