中央区意見交換

最終更新日:2019年12月12日

健康寿命の延伸

(1)

内視鏡による胃がん検診が隔年実施となったことについて

子育て支援

(2)

少子化対策として経済的支援を
その他

(3)

Noismよりもアート・ミックス・ジャパンに助成を

(4)

市内の歩行者信号と横断歩道上の道路の損傷について

(5)

外国人による土地・建物の所有について条例による規制を

質問1

内視鏡による胃がん検診が隔年実施となったことについて

発言者

 配布資料によると、本市の胃がん罹患率は全国的に見て上位にあるとのことだが、その一方で、市の実施する胃がん検診については、昨年度まで毎年受けられたのに、今年から隔年に変更となった。市の財政事情が一番の理由だと思うが、いただいた胃がん検診のパンフレットには、毎年検査を受けても2年に1回でもあまり変わらないという説明が大きく書いてあった。ところが医者には、毎年受けなければならない人と2年に1回でいい人がいると、あなたの場合は毎年受けてくださいと、そう言われた。
 実際には私のように、毎年受けた方がいい人がいるのではないか。その辺のところも勘案して、今後対応を検討してもらいたい。

保健衛生部長

 内視鏡による胃がん検診については、パンフレットにも書かせてもらったとおり、2年に1回受診した方と、毎年受診した方の統計的な生存率に差が無いという国の方針に基づき、本市でも2年に1回に変更を行った。これはあくまでも統計的に差がないということなので、お医者様もおっしゃったように、現在のお体の状態や生活の様子などによって個人個人の差はあるとは思うが、市の統一した制度としては、国の方針を受けて変更させていただいたということである。

質問2

少子化対策として経済的支援を

発言者

 子育てにはお金がかかるから、2人目、3人目の子どもを諦める人がいると聞く。少子化を少しでも解消するために、2人目や3人目の子どもを産んだ際の特別な支援など、他の市町村とは別に、市独自で検討してはいかがか。

市長

 本市としても、ある程度の人口を維持することで活力の維持を図っていくことが大事だと考えている。お話のとおり、昔と比べて子どもを育てることに大変お金がかかるということで、少子化対策の一つとして経済的支援があると思う。その中で、今年度、子ども医療費のうち通院費の助成対象を、中学3年生までに拡充させていただいた。財政的な兼ね合いはあるが、子育てしやすい新潟市になるよう、今後も皆さまのご意見を踏まえて一つひとつ取り組んでいきたい。

質問3

Noismよりもアート・ミックス・ジャパンに助成を

発言者

 私たちは毎年、春のイベント「アート・ミックス・ジャパン」を楽しみにしている。有料公演だが、2年後から集中改革プランのもとで、市として助成額の減額を予定しているとのことを聞いた。一方ノイズムは、市および国から各 5,000万の助成がある。同じ文化でどこが違うのか。また、ノイズムは無料招待券が多すぎる。3,000人のイベントで、うち1,800人は私たち市民が有料で入場し、残りの1,200人は市の関係者が無料券で入っていると聞いた。無料招待券はやめてほしい。アート・ミックス・ジャパンは若者が育てた文化イベントである。もう1度立ち止まって考えてほしい。育ててほしい。
 また、市長は当選後、市民のために必要なことはいかなる抵抗があっても決断すると言われた。議会で、給料カットするような、それに近いことを言われたが、市長一人だけでなく、やるなら皆統一してやってほしい。
 あと、これは要望だが、私は色々な人の代表で「市長への手紙」を出しているが、最近回答に本当のことが書かれていない。情報公開も請求しているのでわかる。面倒がらずに調べて回答してほしい。

市長

 アート・ミックス・ジャパンについては、私も市長になってから1度拝見している。これは民間のイベントだが、市としても積極的に応援している。日本各地で活躍するアーティストに出演してもらい、伝統芸能を気軽に楽しみながら学べる和の祭典ということで、多くの伝統的芸術が新潟に一同に集まって皆さまからお楽しみをいただいているところだ。
 一方ノイズムは、15年前、金森穣さんにりゅーとぴあの舞踊部門の芸術監督に就任いただいた際に、新潟から世界に向けて文化を発信するという提案をいただき、市として採用したものである。
 簡単に言うと、アート・ミックス・ジャパンは民間のイベントとして市が応援しているもの、ノイズムはりゅーとぴあ専属の舞踊カンパニーとして、年間を通して国内外に向けて地域の芸術を発信しているということ、そこに、大きな違いがあると思っている。
 また、無料招待については、あくまでも芸文財団主催のイベントの中で、必要最小限どうしても招待をする必要がある関係者、概ね5パーセント未満を招待していると聞いているが、ご意見を踏まえて、いま一度その必要性・妥当性について検討させていただく。

質問4

市内の歩行者信号と横断歩道上の道路の損傷について

発言者

 学校町3番町辺りの横断歩道にある押しボタン式の歩行者信号について、開かずの踏切のように赤信号が長い。ということは、無視をする人も出てくると思う。そうなると事故にもつながる。下町の方の押しボタン式歩行者信号は、押すとすぐ青になって、また赤に戻る、必要な時に渡らせてくれる。そういう信号だと良いと思う。
 また、市外に行くと感じることだが、新潟市の横断歩道の青信号は、非常に短いような気がする。例えばユニゾンプラザの前もそうだ。ユニゾンプラザは介護用品も取り扱っているので体が不自由な人も行くと思うのだが、フレイル予防をうたっていながら、これでいいのだろうかという気がする。
 それから、横断歩道上の道路の損傷が幾つかある。私が分かるのは一つ二つだが、市内のあちこちにあると思うので、調べて直していただきたい。

区長

 信号は警察の所管で、道路環境や交通環境によって警察が交通安全を主眼に置いて決めているが、ご指摘の箇所については、区としても足を運んで見てみたいと思う。後ほど場所を教えていただきたい。
 また、横断歩道上の道路の損傷についても、同じく現場を確認させていただきたいと思うので、場所を教えていただきたい。

質問5

外国人による土地・建物の所有について条例による規制を

発言者

 本日の会には、一般市民の方がどの位参加されているのか。魅力ある新潟市にするために、市長と直接意見交換できる大切な機会であるから、日時の設定をよく考えて開催していただきたい。
 近年、新潟市でも、外国人による土地や建物の所有が非常に頻発している。県では条例で、水や山等の購入に対して制限をしているようだが、新潟市としても、市内に土地や建物を所有する外国人が、例えば国に帰るとかあるいは県外に転出する時は売却をして行くように、というようなことを条例で決めるわけにいかないものか。というのは、外国人が転出してしまった後、居住地が分からなくなれば売却ができず、空き地や空き家になる原因となる。国もいろいろなかたちで動いているが、新潟市としても条例など制定できないのか、市長から直接回答をいただきたい。

市長

 明日大型の台風が予想されるからなのか、それともご指摘いただいたように、今日の日にち設定が良くなかったのか、夜という時間が悪かったのか、いま一度検討して、次回の開催時には大勢の皆さまからご出席いただけるような開催日時の設定をさせていただきたい。
 それから、外国人の土地等の所有について、一時国の方でも大きな問題になったが、土地の所有については法律上規制ができないのではないかと思っている。従って、法律で出来ないということは、県や市の条例で外国人の方が土地を所有したからといって条例制定ができないのではないかと、私としては今そういう認識にある。今後、外国人の土地等の所有に関して、市長として関心を持って推移を見守っていきたい。

このページの作成担当

市民生活部 広聴相談課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

注目情報

    サブナビゲーションここまで