連載第10回 新潟市の公共交通の施策は何を基に進めているの?

最終更新日:2013年7月12日

 公共交通に関連した本市の取り組みは、平成20年に策定した「にいがた交通戦略プラン」を基に進めています。

 これは、市政運営の基本指針をまとめた「新・新潟市総合計画」や、今後の都市づくりの方向性を示した都市計画基本方針(都市計画マスタープラン)に基づき、本市の交通政策をまとめたものです。「超高齢社会」「環境問題」「まちの活性化」などに対応し、誰もが移動しやすい交通環境を実現するための行動計画などが盛り込まれています。

 その取り組みの柱は、地域内の生活交通の強化、都心へのアクセスの強化、都心部での移動の円滑化の3つで、これが本市の目指す公共交通体系の基本となります(下の図参照)。これまで説明してきたBRTの導入や全市的なバス路線の再編も、これらの柱を踏まえて検討が進められています。

 そのほか、過度な自動車依存の軽減に向けた啓発などを、市民や事業者らと連携・協働して進めることが示されています。

にいがた交通戦略プランの3つの柱を説明した図

にいがた交通戦略プラン 取り組みの3つの柱

1 地域内の生活交通の強化

各地域では、主要なバス停や駅に接続する区バス・住民バスなどの支線交通を充実させ、日常生活の足を確保。地域内の移動を便利にします。

2 都心へのアクセスの強化

各地域から都心部へ向かうバスや鉄道では、増便や待合空間の整備などを実施。利便性向上を図り、便利で快適な交通環境を目指します。

3 都心部での移動の円滑化

都心部では、BRT導入などによりサービス向上を図ります。誰もが利用したくなるよう「便利で」「わかりやすく」「魅力的な」公共交通を整備します。


市報にいがた2420号(平成25年7月14日)掲載

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