着衣着火による火災に注意しましょう
最終更新日:2018年6月21日
こんろ、ストーブ、ローソクから着ている衣服に火がつき、火傷する火災が発生しています
新潟市の火災事例
- 料理中、ガスこんろの火が衣服に着火した。
- やかんを火にかけ換気扇を回そうとした際、ガスこんろの火がパジャマに着火した。
- やかんをストーブにかけ沸騰したので消そうとした際、ストーブの火が着衣に着火した。
- 仏壇のローソクに火を点けローソク越しに物を取ろうとした際、ローソクの火が着衣に着火した。
- ゴム手袋をしたままたばこに火を点けた際、手袋に着火し衣服に燃え移った。
発火源はこんろ、たき火、ストーブ、ローソクなどが多く、負傷した方の行動では換気扇のスイッチを操作しようとした際、物品を取ろうとした際に裾等に着火する例が多く、着衣着火による負傷者の半数以上が65歳以上の高齢者となっています。
また、着衣着火すると、火傷を負う可能性が高くなります。
新潟市では、平成22年から平成29年まで25件の着衣着火による火災が発生しています。25件すべての火災で負傷者が発生し、そのうちの3件で死者が発生しています。
着衣着火を防ぐには
- 毛羽立ったり、ひらひらした衣類で着衣着火が多くおきています。
- 火を使う時は、衣服に火がつかないよう十分注意しましょう。
- ガスこんろの奥には調味料等を置かないようにしましょう。
- 火のついているガスこんろには近づきすぎないようにしましょう。
- こんろの溢れ火、ローソクの火に注意しましょう。
- 着衣着火を防ぐために防炎製品を使いましょう。
防炎製品について知りましょう!
以下のホームページに防炎製品に関する様々な情報が公開されています。
服に火が着いてしまったら
- すぐに水をかけるかたたいて消しましょう。または、服を脱いで水をかけ消しましょう。
- わき腹や背中側に火が着くこともあります。床に寝転がり、左右に転がることも有効です。
- やけどとなった場合、無理に服を脱がず、服の上から水をかけましょう。
