身近に潜む電気火災の危険

最終更新日:2023年5月1日

市内では、電気関係の器具や配線が原因となる火災が多く発生しています。

たこ足配線は危険です

差込口が足りない時に便利な電源タップ(電源コード、テーブルタップといった配線器具)は、電気製品をたくさん接続してたこ足配線をしてしまいがちですが、電源タップは使用できる電力量が決められています。また、使用できる電力量を上回ると、コードが異常発熱し発火する危険がありますので、使用可能電力量を確認しましょう。

たこ足配線のイラスト

差込口のお掃除を

お家にあるコンセントの掃除はしていますか?コンセントとプラグの隙間にたまったほこりが、空気中の水分を吸収することで、発火するトラッキング現象により、火災となる危険があります。定期的にプラグを抜き、乾いた布でほこりを取り除きましょう。また、プラグカバーや、トラッキング現象防止機能付きの電源タップを使用するとより安全です。

電気コードの扱いは丁寧に

  • 電気製品のコードが傷ついた状態で使い続けると、異常発熱や発火の原因となります。コードが家具などの下敷きになっていないか、また、折れ曲がったり挟まったりして傷ついていないかを確認しましょう。
  • コードの部分を引っ張ると内部で断線する恐れがあります。コードではなくプラグの本体を持つようにしましょう。
  • コードを束ねたり、ねじれたままの状態で使わないようにしましょう。

長年使用している電気製品に注意

長年使用している電気製品は、構造に問題がなくても部品や材料が劣化して、事故や火災につながることがあります。動作や音、においなどで変化や異常があったときは使用をやめて、メーカーや販売店にお問い合わせください。

リチウムイオンバッテリーによる火災に注意

リチウムイオンバッテリーは、スマートフォン、電子たばこ、モバイルバッテリーなど身の回りの多くの電子機器で使用されています。しかし、内部には燃えやすい液体が入っているため、高温下での放置や破損により発熱・発火する危険があります。また、市内でもリチウムイオンバッテリーが原因となる火災が年々増加しています。

注意事項

  1. 落下させたり、強い衝撃を加えない
  2. 夏の暑い車内など、高温下での充電・放置はしない
  3. 変形したものは、使わない
  4. 充電は専用又は適合する機器を使い、差しっぱなしにしない
  5. 必ず説明書を読み、使用方法を守る

関連情報

Nite(独立行政法人製品評価技術基盤機構)が発表したリチウムイオンバッテリーの事故に関する資料です。
動画など各種データが掲載されていますのでぜひご確認ください。

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消防局 予防課

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