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令和2年 秋のあいさつ

最終更新日:2020年10月27日

いにしえからの手紙

 
 いつの間にか夜に虫の鳴き声が響く季節になりました。大好きな夏野菜も食卓に上がらなくなり、少~し寂しい今日この頃です。でもこれから旬の梨を使って酒のおつまみメニューを開発してみようと思っています。
 さて、そんな秋の江南区に歴史的(いろんな意味で)なニュースが飛び込んできました。新聞でご覧になった方も多くおられると思いますが、横越の「曽我墓所遺跡」で環状瓶と鳥形容器が出土したとのこと!いつもは“食欲の秋”で終わる私に“文化の秋”に触れるチャンスがやってきた???ということで、同遺跡と両川地区で発掘が行われている「道正遺跡・岡崎遺跡」を見学させていただきました。
 現地では歴史文化課と発掘に携われている皆さんから、大変丁寧にご説明いただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
 まず感じたのは何よりも発掘される皆さんの遺跡発掘に対する熱い思いと使命感です。扱っていただいているのはまさに地域の宝、日本の宝となるものですが、びっくりしたのは土のわずかな差異から遺構の場所と種類を判断する観察力と、米粒より小さな種を見つけるというその技と集中力!強い“遺跡愛”がなければ到底出来ることではありません。「私もいつか発掘してみたい!」と行った時にはワクワクしていましたが、最後は「私には無理かぁ...」と少々諦めモードになってしまいました。
 案内していただいた職員の方が「本当は遺跡の保存という観点からすれば誰にも気づかれず、地下に眠っていたほうがいいのだろうけれど...」と話されていました。遺跡の発見はもちろん地域の歴史・文化を知る学術的なチャンスになるわけですが、少しロマンチックに?捉えると、“いにしえからの手紙”を受け取ったということになるのだと私は思います。この手紙を受け取ったからには隅から隅まで丁寧に読み、理解し、そして敬意を示すことが、計らずも“眠りから起こしてしまった”遺跡に対する現代人からのせめてもの償いでもあるのかなとも感じました。
 発掘されたものはどれも本当に素晴らしい宝です。区の皆さんにあらためてご覧いただく機会がもてればと思っています。
 発掘に携わっている皆さま、寒くなってきましたので体調を崩さないよう暖かくしてご従事ください。
 最後に一句 「足元に 何が眠るや 砂の丘」 お粗末でした!


江南区長 米山弘一(よねやま ひろかず)

曽我墓所遺跡の発掘現場。何かの工事現場のようで、一瞬見ただけではわかりません。

新聞にも載った、奈良時代に作られたと思われる環状瓶(右)と鳥形土器の頭部(左下)。環状瓶の脚は水鳥の脚のような水かき状のものが付いている。昔の人も遊び心があったんだなぁと思わせます(曽我墓所遺跡)。

平安時代の遺構の発掘現場(道正遺跡)。柱の跡が沢山出てきて、同じ場所に何度も建て替えられたのが解る...のが凄い!

縄文時代晩期の土器(道正遺跡)。2700年の眠りから覚めた「逸品」です。どんな人がどんな思いで作ったのでしょうか?

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