北区役所だより 第309号(令和2年2月16日) 2ページ
最終更新日:2020年2月16日
ふるさと自然と文化
期間限定の企画展で、さまざまな道具を初公開!
テーマは昔の「住まい」
北区郷土博物館では、約50年前から70年前まで使われていた「住まい」の道具を展示する企画展を開催しています。当時の人々が実際に使った道具を展示し、昭和30年代頃までのこの地域の暮らしを紹介しています。
今回、このテーマで企画展を開催できたのは、テーマに合う昔の道具が、近年、区民の皆さんから相次いで寄贈され、ひとつの企画展を行えるほどの資料が揃ったからです。博物館には、「今、収集しないと消失してしまう」と判断し収集したものの、すぐには公開の機会に恵まれない資料もあります。今回は、そんな「いつかは公開したい」と考え、収蔵庫で長く保存していた昔の住まいの道具も、初公開しています。
この木製風呂=写真=も、1983(昭和58)年に収集し、37年後の今回が初展示です。板を何枚もつなぎ合わせて作られ、職人の技が光る木の風呂は、70年前頃によく使われていました。風呂は、現代の住まいに欠かせませんが、当時は無い家も多く、あったとしても毎日沸かして入浴する習慣はなかったそうです。今とは違い、風呂の準備に手間がかかったからです。子どもが井戸や川へ水をくみに行き、薪を燃やして湯を沸かしていました。夏は、水くみの手間を減らすため、木の風呂を水辺に運び、星空の下で露天風呂に入ることもあったそうです。
この木製風呂のほか、鉄製の五右衛門風呂も展示しています。これらの風呂を懐かしく感じる人も、初めて見る人も、昔の暮らしの一端を当館で直接感じてみてください。
企画展のほか、常設展も
当館では「阿賀北の大地と人々のくらし」をテーマに、北区に関する考古・歴史・民俗・芸術の各分野の資料も常設展示しています。北区で暮らす皆さんが、地域の歴史などを知ると、北区をもっと好きになるかもしれませんので、併せてご覧ください。
北区郷土博物館
曽部 珠世
昭和のくらし展「住まい」の道具イロイロ
水回りや囲炉裏(いろり)の付近の道具・写真など、約80点を展示しています。
会期
5月17日(日曜)まで
※祝日・休日を除く毎週月曜、2月25日(火曜)、4月30日(木曜)、5月7日(木曜)は休館
時間
午前9時から午後5時
関連イベント「手織り体験と実演」
葛塚縞(じま)手織りの会による実演と手織り体験を行います。申し込み不要、当日直接同館へ。
日時 会期中の第2・第4土曜日、午後2時から4時(次回は令和2年2月22日)
その他のご案内
常設展示の内容や北区の歴史をより深く知りたいときは、次の有償刊行物があります。
『阿賀北の大地と人々のくらし学習ノート』
40ページ・300円
『常設展示案内 阿賀北の大地と人々のくらし』
112ページ・1,000円
『ガイドブック 北区のお宝ものがたり』
160ページ・800円
お問い合わせは同館へ 電話:025-386-1081
ござはなレポート
文化財防火デーにちなみ、消防訓練を行いました!
1月22日(水曜)午後に北区郷土博物館と北消防署が行った訓練です。歴史・民俗資料など約5万点を収蔵する同館の湯沸かし室から出火という想定でした。同館職員は初期消火、来館者などの避難誘導、通報、文化財搬出の各訓練を行うとともに、同署は部隊運用、人命救助、放水といった各活動の動きを確認していました。文化財に限らず全てのものは、火事になってしまうと取り返しがつきませんので、日ごろから火の取り扱いには注意しましょう。
北区のスイカ生産者が表彰されました!
左:神田さん、右:菊池さん
1月24日(金曜)に開催された「新潟砂丘地すいか高品質生産品評会表彰式」で、北区のスイカ生産者が表彰されました。
そのうち神田さんは、今年度に新設された部門で「新潟市長賞」を受賞。優れた観察力や技術力をもって栽培を行い、大きさや形などが良好なスイカを生産・出荷した点が、高く評価されました。
表彰式後、神田さんは「今年も皆さまにおいしいスイカを届けられるよう頑張りたい」と、今後の生産活動の意気込みを語っていました。
ハウス作型高品質果実出荷実績の部
新潟市長賞 神田 和一さん(南浜地区)
全作型高品質果実出荷実績の部
新潟砂丘地園芸振興協議会長賞 菊池 蓮太郎さん(南浜地区)
ボランティア清掃活動への支援制度をご存じですか?
ボランティア清掃を実施する団体に対して、
- ごみ袋の提供
- ごみばさみの貸出し
- 集めたごみの回収
などの支援を行っています。
※ボランティア清掃計画書の提出が必要。事前に相談を
問い合わせ 区民生活課生活環境係(電話:025-387-1295)
市ごみ減量推進キャラクター サイチョファミリー
傾聴講座(全3回) 心の支えとなるものを考える「お話の聴き方を学びます」
日時 | 講座 | 講師 | |
---|---|---|---|
第1回 | 3月14日(土曜) 午後1時から午後2時 |
お話の聴き方 ことばをこころで受け止めてもらうこと |
傾聴相談員 (傾聴サロン「にこっと」) |
第2回 | 3月14日(土曜)
午後2時から午後4時 |
死を考えるひとの心の情景を学ぶ 自分の身の回りの[心の支え]を振り返る |
新潟医療福祉大学 社会福祉学科 講師 原口彩子さん |
第3回 | 3月28日(土曜)
午後1時から午後4時 |
心の支えとなることとは [心の支え]となる聴き方 |
新潟医療福祉大学 社会福祉学科 講師 原口彩子さん |
会場 北区文化会館(練習室1)
対象・定員 全3回参加できる人 先着30人
参加費 1,000円(資料代)
申し込み 電話で北区社会福祉協議会(電話:025-386-2778)
みなさんの健康のために(3月)(中止情報あり)
問い合わせ 健康福祉課健康増進係(電話:025-387-1340)
妊婦歯科健康診査(中止)
3月 | 受付時間 | 会場 |
---|---|---|
3日 (火曜) (中止) |
午後1時から午後1時45分 | 豊栄健康センター |
対象・定員 妊婦
持ち物 母子健康手帳
申し込み 当日直接会場
育児相談(身体計測・栄養相談)(中止)
3月 | 受付時間 | 会場 |
---|---|---|
18日 (水曜) (中止) |
午前9時30分から午前11時 | 豊栄健康センター |
24日 (火曜) (中止) |
午前9時30分から午前11時 | 北地域保健福祉センター |
※豊栄会場は歯科相談もあり。計測のみも可
対象・定員 乳幼児と保護者
持ち物 母子健康手帳
申し込み 当日直接会場
離乳食講習会
はじめての離乳食(中止)
日時 3月3日(火曜)午後1時30分から3時
※受付午後1時15分から
会場 北地域保健福祉センター
内容 離乳食の始め方
対象・定員 生後5か月頃の乳児の保育者 先着15人
申し込み 2月19日(水曜)から3月1日(日曜)までに、
市役所コールセンター(電話:025-243-4894)
その他
- 股関節検診・母体保護相談、1歳誕生歯科健診、1歳6か月児健診、3歳児健診は該当者に個別案内をしています。
- はじめての離乳食は偶数月が豊栄健康センター、奇数月が北地域保健福祉センターで実施します。
- 1歳誕生歯科健診時に、同会場で「ブックスタート(初めての絵本体験)」を実施します。
健康相談(栄養相談あり)
予約者優先になります。予約が無くても相談できますが、お待ちいただく場合があります。健康診断の結果記録票がある人はお持ちください。
内容 保健師、栄養士による個別相談
3月 | 受付時間 | 会場 | 申し込み |
---|---|---|---|
10日 (火曜) (中止) |
午後1時30分から 午後3時 |
北地域保健福祉センター | 同センター (電話:025-387-1781) |
25日 (水曜) |
午後1時30分から 午後3時 |
豊栄健康センター | 健康福祉課 地域保健福祉担当 (電話:025-387-1345) |
メタボ予防運動講座(予約制)
にいがた未来ポイント対象事業
内容 運動の習慣化を目的とした講話や実技
対象・定員 40歳から74歳で、他の運動教室などに参加していない人
3月 | 時間 | 会場 | 申し込み |
---|---|---|---|
10日 (火曜) (中止) |
午後1時30分から午後3時 ※受付 午後1時15分から |
北地区公民館 | 北地域保健福祉センター (電話:025-387-1781) |
25日 (水曜) |
午後1時30分から午後3時 ※受付 午後1時15分から |
豊栄健康センター | 健康福祉課 地域保健福祉担当 (電話:025-387-1345) |