このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動


本文ここから

新潟市遺跡発掘調査速報会2020を開催しました

最終更新日:2021年6月1日

最新調査成果が語る新潟市の歴史

新潟市遺跡発掘調査速報会2020ポスター画像

 2020年度の発掘調査速報会を令和3年2月28日(日曜)に開催しました。
 コロナ禍での開催ということで、会場の市民プラザ以外にZoomウェビナーを活用しオンライン配信も行いました。当日は会場が127名、オンラインで78名の参加がありました。

発表内容

発掘調査速報会2020発表内容とスケジュール

発表タイトル
発表者
時間
報告1

平遺跡 河岸段丘に営まれた縄文時代中期・後期の拠点集落

前山精明
(新潟市文化財センター)

午前10時35分から
午前10時55分

報告2 古津八幡山遺跡 明らかになった弥生時代の大形建物の構造

相田泰臣
(新潟市文化財センター)

午前10時55分から
午前11時15分

報告3
道正遺跡・岡崎遺跡 水田下に埋没した砂丘に立地する遺跡
高橋保雄
(新潟市文化財センター)

午前11時15分から
午前11時45分

報告4
曽我墓所遺跡 阿賀野川沿にある奈良時代の交通の要所
龍田優子
(新潟市文化財センター)

午前11時45分から
午後0時15分

  昼休憩
 

午後0時15分から
午後1時25分

講演
ヤマト政権・律令国家と新潟の地域社会

坂井秀弥氏(奈良大学名誉教授・大阪府文化財センター理事長)

午後1時25分から
午後3時00分

当日の発表スライド

報告の部

講演の部

  • ファイルが大きいため、2分割して掲載しています。
  • スライドデータの一部は公開しておりません。

講演会で寄せられた質問について坂井秀弥先生よりご回答いただきました。

遺跡発掘調査速報会講演の部 質問用紙への回答
質問 坂井先生からの回答(一部事務局回答)
渟足柵(ぬたりのき)と牡丹山諏訪神社古墳との関係について、現在のところの見解をお聞かせください。 渟足柵は場所が不明ですので、両者の関係は必ずしも明確ではありませんが、阿賀野川河口付近という立地は共通している可能性が考えられます。ただ、牡丹山の古墳は5世紀前半で継続して古墳が造営された形跡はなく、それから約200年経過して渟足柵が造営されており、時期的にかなり離れています。直接的な関係は薄いといえるのではないでしょうか。
観音山古墳(西蒲区)は、なぜ調査されていないのでしょうか。

【事務局回答】
 観音山古墳については新潟大学による測量調査が行われ、その結果から表面に葺石(ふきいし)を持つ直径約26mの円墳であることが分かっています。
 古墳は山林に立地し、現時点では開発事業や自然崩壊などの懸念が少なく、保護の上で危機的な状況にはありません。
 将来発掘調査をする場合は、古墳の適切な保存・活用にふさわしい学術的水準と客観的視点を確保し、外部専門家などとの連携を図りながら、調査方法や体制、時期について検討していくことになります。

保内三王山(ほないさんのうやま)古墳群(三条市)の中に前方後円墳と前方後方墳がありますが、この2つの系統の古墳が並列することは珍しいことですか。 前方後円墳と前方後方墳が併存することは決してめずらしくはありません。その背景については必ずしも明確ではありませんが、同じ古墳群内でも被葬者とヤマト政権との関係が変わるなどの事情があるかもしれません。
古代の越後国から中央(都)へ運ばれた材木やモノの記録があれば教えてください。 越後から都に納めることになっていた品目については、平安時代の規則をまとめた『延喜式(えんぎしき)』に記載があります。越後を代表するものとして鮭があります。鮭の氷頭(ひず)やせわたなどの加工品のほか、鮭そのもの(おそらく塩引きか干物)は多量に納められたはずです。そのほか漆や紙、絹・麻布、白木の唐櫃(からびつ)(高級な箱)などもあります。詳しくは『新潟県史』通史編1を見てください。
古代の越後国の積雪はどのくらいだったのでしょうか。なぜ新潟のような雪深いところに定住したのかが知りたい。 具体的にどれくらい雪が積もったかはわかりませんが、今と大きく異なることはないと思われます。越後ではありませんが、奈良時代に越前国(福井県)の東大寺の荘園で、建物が大雪で倒壊した記録があります。冬季の雪は、米作りなどの農耕には、今と同じく大きな支障がなかったはずです。豪雪地帯として知られる上越市域は、古代では新潟市域よりも圧倒的に人口が多く、雪が定住の妨げになっていないことがわかります。
(箸墓古墳で)土器が発掘されたことはよくわかりましたが、それ以外の遺物例えば鉄剣(鉄製品)などは見つからないのでしょうか。 箸墓(はしはか)古墳からは、鉄剣などの出土は知られておりません。こうした鉄剣や鏡などは古墳の埋葬施設に副葬されることが一般的ですが、埋葬施設の発掘調査は行われていません。
もし、箸墓古墳が卑弥呼の墓なら、なぜ箸墓古墳は現在ヤマトトトヒモモソヒメの陵墓となっているのですか。 箸墓の被葬者がヤマトトトヒモモソヒメとされているのは、8世紀に編纂(へんさん)された日本書紀の記述によるものと考えられます。一方、卑弥呼の名前は3世紀末の中国側の記録にあるもので、年代の隔たりもかなりあり正確に伝承されなかった可能性もあります。ただ、日本書紀ではヤマトトトヒモモソヒメは聡明でよく物事を予知されたとされ卑弥呼と共通する点、箸墓は、昼は人が夜は神が造ったとされるなど、たいへん興味深いところです。

資料配布について

 当日配布資料については、下記からダウンロードいただけます。
 製本された資料が必要な方は、文化財センターまで取りに来ていただくか、郵送分の切手(1冊の場合140円、2冊の場合250円)を同封し〒950-1122新潟市西区木場2748-1「2020速報会資料希望」あてに送付先の住所・氏名を記載し郵送ください。

当日資料ダウンロード

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページの作成担当

文化財センター(まいぶんポート)
〒950-1122 新潟市西区木場2748番地1
電話:025-378-0480 FAX:025-378-0484

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで


以下フッターです。

  • twitter
  • facebook
  • video

新潟市役所

( 法人番号:5000020151009 )

市役所庁舎のご案内

組織と業務のご案内

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1 電話 025-228-1000(代表)

開庁時間

月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時30分(祝・休日、12月29日から1月3日を除く)

※部署、施設によっては、開庁・開館の日・時間が異なるところがあります。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。新潟市役所コールセンター 電話:025-243-4894 午前8時から午後9時
© 2017 Niigata City.
フッターここまでこのページのトップに戻る