スイセンによる食中毒に注意しましょう
最終更新日:2018年4月27日
他県でスイセンをニラと間違えて食べたことによる食中毒が多発しています。
スイセンとニラが混生していると、匂い等での鑑別が難しくなりますので、食用として採取する際は細心の注意を払い、一本一本よく確認してください。
- 食用の野草と確実に判断できない植物は、
「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」!
- 山菜と有毒植物が混生することがあるので、一本一本よく確認して採るようにしましょう。
また、調理前にも再度確認してください。
スイセンとは
園芸品として、色や形の異なる多くの種類がある。多年草で、冬から春にかけて白や黄色の花を咲かせるものが多い。
有毒成分は、リコリン、タゼチンなどのアルカロイド。
葉は、ニラ、アサツキ、ノビル、鱗茎はタマネギと間違えやすい。
自宅敷地内等でスイセンとニラを栽培している場合、誤食することがある。
ニラは強い臭いを放つので臭いをかげばすぐに区別ができる。葉は、色がニラより少し薄く、厚みがある。また茎の形が異なる。
(写真左上:スイセン 右上:ニラ 左下:スイセンの鱗茎)
スイセンによる中毒症状
- 喫食より30分以内の短い潜伏期間の後に発症。
- 主な症状は悪心、嘔吐、下痢、流涎、発汗、頭痛、昏睡、低体温など。
関連リンク
自然毒のリスクプロファイル:スイセン(厚生労働省)(外部サイト)
このページの作成担当
保健衛生部 保健所食の安全推進課
〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号
電話:025-212-8226 FAX:025-246-5673
