若年性認知症について
最終更新日:2019年11月18日
若年性認知症は、18歳以上65歳未満で発症する認知症を総称した言い方です。
厚生労働省の研究によると人口10万人当たり47.6人とされており、この推計で見込むと新潟市では200人程度になると思われます。
発症年齢が若く、子育て世代・働き盛りの世代にも重なるため、家庭内でも社会・経済的にも、この世代ならではの課題を抱えることが多くなります。
若年性認知症の場合、これまでスムーズに行えていた仕事や家事がうまくいかなくなることが徐々に増え、「何かおかしい」と最初に変化に気付くのがご本人自身であるケースが多いと言われています。「自分は認知症になったのではないか」その不安は計り知れないものであり、不安や悩みを一番感じているのはご本人です。
相談をするのは、初めは勇気がいることかもしれません。相談するまでに数年かかったという人もいます。しかし、不安や悩みを一人で抱え込まず、できるだけ早いうちに相談することで、ご本人らしい生活が継続できるようなサポートが受けられます。
若年性認知症支援コーディネーター
新潟県では、若年性認知症の人や家族を支援するため、「若年性認知症支援コーディネーター」を配置しています。
新潟市内には以下の2つの認知症疾患医療センターに配置されています。
医療、社会保障、就労や社会参加、福祉介護サービス等の相談をすることができます。
名称 | 住所 | 相談窓口電話番号 | 相談対応時間 | |
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総合リハビリテーションセンター・みどり病院 | 新潟市中央区神道寺2-5-1 | 025-244-5566 | 電話相談 | 月曜から金曜(祝日を除く) |
来所相談 | 月曜から金曜(祝日を除く) |
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白根緑ケ丘病院 | 新潟市南区白根41 | 025-372-4107 | 電話相談 | 月曜から金曜・第2土曜(祝日を除く) |
来所相談 | 月曜から金曜・第2土曜(祝日を除く) |
支援ガイドブック
新潟県が「若年性認知症の人と家族の支援ガイドブック」を作成していますので、ご活用ください。
若年性認知症の人と家族の支援ガイドブックはこちらからご覧ください(新潟県ホームページ)。(外部サイト)
若年性認知症コールセンター
電話相談窓口として、若年性認知症コールセンター(社会福祉法人仁至会認知症介護研究・研修大府センター)が設置されています。詳しくは、以下より若年性認知症コールセンターのホームページをご覧ください。
若年性認知症コールセンターホームページはこちらからご覧ください。(外部サイト)
このページの作成担当
福祉部 地域包括ケア推進課
〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-1281 FAX:025-222-5531
