フレイル予防
最終更新日:2020年11月13日
新潟市は、平成31年度より、健康な状態と要介護状態の中間であるフレイル(虚弱)を予防し、健康寿命を延伸することを目的としたフレイル予防事業を実施しています。実施方法として、東京大学高齢社会総合研究機構が考案したフレイルチェックを導入し、チェックを受けていただくことで、フレイルのリスクを見える化し、本人の自覚に基づき、生活改善に取り組んでいただくものです。
フレイルとは
加齢により心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態をいいます。
多くの人が健康な状態からフレイルの段階を経て、要介護状態になると考えられています。
健康寿命を延ばすため、栄養・運動・社会参加を意識し、フレイルを予防しましょう。
「フレイル予防ハンドブック」監修 飯島勝矢 東京大学高齢社会総合研究機構 より引用
令和2年度の取り組み
第2期フレイルサポーター養成講座を開催しました
講座概要
開催日
令和2年7月27日(月曜)、7月28日(火曜)
会場
江南区福祉センター 多目的ホール
内容
・フレイルサポーター育成のための講義
・フレイルチェック・測定の実習
受講者
フレイルサポーター候補者27人、フレイルトレーナー候補者6人
第1期のサポーターが指導役となり、機器の扱い方を学びました
講座終了後、お揃いのTシャツを着て写真撮影
フレイルチェック
今年度は新たに北区と秋葉区の会場でもフレイルチェックを実施しています
8月26日新津地域学園での様子
9月11日北地区コミュニティセンターでの様子
令和元年度の取り組み
東京大学高齢社会総合研究機構とフレイル予防に関する連携協定を締結しました
連携協定締結式
新潟市は、東京大学高齢社会総合研究機構と連携し、フレイル予防を通じた健康寿命の延伸に向けた取組みを通じて、学術研究の向上並びに、高齢者の笑顔あふれるまちづくりの実現に資することを目的に、連携協定を締結しました。
フレイル予防講演会を開催しました
講演会概要
表題
フレイル予防で笑顔あふれるまちを
日時
平成31年4月18日(木曜) 午後2時から午後4時30分
会場
新潟市音楽文化会館
講師
東京大学高齢社会総合研究機構 教授 飯島勝矢 氏
来場者
約380人
多くの方からご来場いただきました。
飯島先生から熱いお話をいただきました。
フレイルサポーター養成講座を開催しました
フレイルチェックは「市民による市民のための取組み」であり、運営ボランティアである「フレイルサポーター」と「フレイルトレーナー」を養成する必要があることから、養成講座を開催しました。
講座概要
開催日
令和元年5月23日(木曜)、5月24日(金曜)
会場
新潟市役所本館3階対策室
内容
・フレイルサポーター育成のための講義
・フレイルチェック・測定の実習
受講者
フレイルサポーター候補者23人、フレイルトレーナー候補者5人
測定の実習を行いました。
フレイルチェックの進め方などを学びました。
フレイルチェック
フレイルチェックは東京大学高齢社会総合研究機構が考案したもので、握力や筋肉量、滑舌などについて機器を使って計測したり、身体や生活状況などについてチェックします。ご自分の元気度を確かめて、日常生活を見直すきっかけとしていただきたいと思っています。半年後にもう1度チェックを受けていただくことで、改善状況が一目でわかります。
平成31年度は中央区の山潟地域としもまち地域でフレイルチェックをモデル実施します。
令和元年6月13日に中央区山潟会館にてフレイルチェックを開催しました。
山潟地域の高齢者28人からご参加いただきました。
東京大学の飯島教授からお越しいただき、フレイル予防についてお話していただきました。
片足立ち上がりテスト
筋肉量の測定
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このページの作成担当
福祉部 地域包括ケア推進課
〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-1281 FAX:025-222-5531
