お正月の定番「餅雑煮」
最終更新日:2012年6月1日
材料|4人分
大根2分の1本
にんじん2分の1本
ごぼう2分の1本
しいたけ2枚
こんにゃく3分の1枚
油揚げ2分の1枚
かまぼこ4分の1本
ねぎ1本
塩鮭2切れ
餅8個
だし汁(煮干しとかつおぶし)4カップ
しょうゆ大さじ2、酒大さじ2、塩小さじ1
cooking DATA
所要時間
20分
栄養(一人あたり)
カロリー/340kcal
塩分/8.7g
脂質/7.8g
作り方
1.大根は長さ4cm、幅1cmの短冊に切ってゆでておく。にんじん、ごぼうはささがきにし、水にさらしておく。こんにゃくは長さ3cm、幅5mm位に切る。しいたけは半分にし、細長く切る。かまぼこ、油揚げも細切りにして熱湯をかけ、油抜きをする。ねぎは小口切りにする。塩鮭は一口大に切る。
2.かまぼことねぎ以外の1の材料を鍋に入れ、だし汁をひたひたより少し控え気味にして火にかけ、しょうゆ・酒・塩で味付けする。最後にねぎとかまぼこを入れる。
3.別鍋にお湯を沸かし、餅を煮ておく。
4.できたお汁の中に、煮た餅を入れ、いただく。
その昔、お餅は一番のごちそう。
昔はいろいろな行事がありましたが、中でもお正月は特別。新潟のお雑煮は“煮餅”が主流ですが、餅が見えないほど具をたくさんにするんです。お餅は一番のごちそうでしたから、家族で競争して食べましたよ。また、「あんこもち」「きなこもち」も一緒に食べるんです。
お正月はお節料理もなくて餅雑煮とのっぺくらいでしたね。それも年夜までに作ってしまうの。餅雑煮に使う“こうとう”(大根をスライスしたもの)も“こうとうつき”で何本も突いておいて。今では拍子切りが多いけど“こうとう”の方が煮るとやわらかく、なめらかになりますよ。ぜんぜん違います。また、餅雑煮を食べる日は一日二食だったんですよ。これも普段は忙しい主婦が休むための知恵だったんでしょうね。
お話:農村地域生活アドバイザー
中央区女池・大坂昌子さん
ここがポイント!調理の道具
こうとうつき/餅あみ
「こうとうつき」は、今でいうところのスライサー。雑煮の具は年末に3が日分をまとめて作ったため、手間を省くために使用しました。また、煮た餅が鍋の底にくっつかないように「餅あみ」を使って調理しました。
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