「新潟フードテックコミュニティ 3夜連続オンラインセミナー」ウェビナー開催レポート

最終更新日:2024年4月1日

「新潟フードテックコミュニティ 3夜連続オンラインセミナー」ウェビナー開催レポート

登壇者の皆様

9月15日(水曜日)~17日(金曜日)、「新潟フードテックコミュニティ 3夜連続オンラインセミナー」を開催しました。
4回目となる今回は3夜連続での開催となり、フードテック分野の中でも特に関心の高い、「コネクテッドシェフ/フードサプライチェーン/プラントベースフード」をテーマに、第1部ではシグマクシスの増田氏による参入ポイント、第2部では共創事業を立ち上げた企業や既存の枠組みにとらわれない活動を行っているシェフからお話頂きました。
それでは、開催レポートをお届けします!

開催の経緯

新潟市では、スタートアップへの新たな支援について、2019年より検討を重ねていました。着目したのは、新潟市内の産業構成及び域内サプライチェーンです。
(1)食品製造業や食品小売、飲食店など、いわゆる食関連産業が、事業所ベースで、全体の約2割を占める。
(2)農林水産業、食料品製造業、卸売・小売業や飲食業等サービス業の間において域内サプライチェーンが形成されている。
この食関連産業を刺激することで、スタートアップとの協業や、新たなスタートアップが誕生する環境づくりができないか、と考えた時、出会ったのが、今、にわかに注目されている「フードテック」です。
新潟市では、フードテックをテーマにウェビナーを開催することで、この無限の可能性が広がっている新規分野への興味を持ってもらうことを目的としています。

9月15日  コネクテッドシェフ

 第1部では、株式会社シグマクシスの増田氏より、食に対する顧客ニーズ、外食市場の現状と展望、そしてコネクテッドシェフの具体的な取組について紹介頂きました。
 第2部では、ONODERA GROUP エグゼクティブシェフの杉浦 仁志 氏にご登壇頂き、現在進行中の様々なプロジェクトについてお話頂きました。参加者からも「コネクテッドシェフが多いに盛り上がっていることがわかって大変有意義だった」と好評な程、密度の濃い内容でした。

9月16日 フードサプライチェーン

 第1部では、株式会社シグマクシスの増田氏より、フードサプライチェーンの現状と展望、そして今後のフードサプライチェーンの姿について説明頂いたのち、フードサプライチェーンの各セクションにおける参入パターンについて説明頂きました。
 第2部では、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社 開発本部マネジャー 業態開発担当 岩崎 修司 氏にご登壇頂き、先日業務提携を発表した、植物工場のスタートアップであるプランテックスとの今後の事業展開や、フードテックの最新製品を試すことが出来る場の提供などをお話頂きました。
 第3部のネットワーキングでは、岩崎氏と市内の事業者でお話頂き、大変盛り上がりました。

9月17日 プラントベースフード

 第1部では、株式会社シグマクシスの増田氏より、代替肉市場についての展望、参入パターンについて説明頂きました。
 第2部では、亀田製菓株式会社 食品事業本部シニアマネージャー 西倉 一郎 氏、グリーンカルチャー株式会社 代表取締役 金田 郷史 氏にご登壇頂き、資本業務提携に至った背景や、提携に至るまでの苦労話など、詳細にお話頂きました。尚、本テーマは皆様の関心の高い分野で、第3部のネットワーキングセッションも盛り上がりました。

終わりに

いかがでしたか?
今回のイベント後アンケートでは、各社のフードテックに係る取組が知れて大変参考になった、と好評でした。
これからも、フードテックに係る取組を通じて、1社でも多くの企業がイノベーションを起こす仕組みを作っていきたいと思います。

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