平成31年3月12日 市長定例記者会見

最終更新日:2019年3月15日

市長定例記者会見

(表)開催概要
期日 平成31年3月12日(火曜)
時間

午前10時00分から午前10時20分

場所 新潟市役所(本館6階 執行部控室)

発表内容

質疑応答

配布資料

市長定例記者会見動画(3月12日開催分)

発表内容

1.新潟市アイスアリーナ 新ネーミングライツパートナーの決定について

 最初の案件は、新潟市アイスアリーナの新たな命名権者が決定したということについてです。
 平成31年4月1日から、愛称は「MGC(エムジーシー)三菱ガス化学アイスアリーナ」となります。三菱ガス化学株式会社からのご提案です。
 三菱ガス化学株式会社は、本社は東京都千代田区にありますが、本市北区に新潟工場があり、60年以上の長きにわたって新潟の貴重な資源である天然ガスを原燃料とし、多様な化学製品を市場に送り出し、新潟で発展してきた企業です。
 現パートナーとの契約が今年度末で満了となるため、新たに名付け親となっていただく企業を公募していました。
 提案のありました「愛称」、「契約金額」、「契約期間」、応募者の「社会貢献活動の実績」などを、選定委員会にて総合的に評価し決定いたしました。
 本年4月から、市はこの愛称を使用していくことになりますので、市民の皆さまにも、少しでも早くこの愛称に愛着を持っていただきたいと思っています。
 契約期間は、本年4月1日から5年間で、契約金額は、年額1,200万円となります。
 本市では、この財源を基にして、氷上スポーツの普及・促進やジュニア層の競技力向上をはじめとした、スポーツ振興事業に活用していきます。

2.「G20新潟農業大臣会合」PRイベントの開催について

 次の案件は、G20新潟農業大臣会合のPRイベントについてです。5月11日、12日に開催される会合まで2カ月を切りました。
 新潟県や新潟市などで構成される「G20新潟農業大臣会合推進協議会」は、会合の周知と機運醸成を図るため、PRイベントを開催いたします。
 FM新潟のG20PR特別番組の公開録音に加え、G20パネル展示、抽選で景品が当たるクイズラリーなどを実施いたします。
 また、先日、新潟駅でお披露目をさせていただきましたが、この度、G20のウェルカムソングを制作いたしました。一部、お聴きいただきたいと思います。
(曲のサビが流れる。)
 素敵な歌を作ってくださったと思っております。この歌を制作しましたシンガーソングライターのTSUNEI(ツネイ)さんによるミニライブも開催いたします。
 開催日は3月31日の日曜日、会場はイオン新潟南店のマリンコートとなります。詳細については配布資料をご覧いただきたいと思います。
 また、資料はございませんが、先日プレスリリースをさせていただいたイベントについてのご案内です。
 推進協議会では、身近な「食」からG20に触れていただくことを目的に、県内の飲食店等とタイアップして「G20グルメサミット」および「G20回転寿司サミット」を開催中です。
 会合の成功には県民・市民の皆さまのご理解とご協力が不可欠です。これらのイベントに多くの方にご参加いただき、楽しみながらG20に触れていただければと思います。

3.「第37回新潟シティマラソン2019」の開催について

 次の案件は、「第37回新潟シティマラソン2019」の開催についてです。
 本市の一大スポーツイベントであります「新潟シティマラソン」を10月13日の日曜日に開催いたします。一昨年から10月の3連休最終日の体育の日に開催していましたが、多くの参加者の皆さんからのご要望を踏まえ、今年は3連休の中日になる日曜日に開催することとなります。
 新潟市民はもちろん、遠方の方も足を運んでいただき、『みなとまち新潟』を気持ち良く走っていただくとともに、大会の前日から翌日まで、新潟の誇る食、そしてお酒などを存分に堪能していただければと思います。
 なお、参加者の申し込みは、4月3日(水曜)から開始するとともに、大会を支えるボランティアの募集もスタートいたします。
 種目は42.195キロメートルのマラソンと11.0キロメートルのファンランの2種目で、大会当日は8時30分にデンカビッグスワンスタジアムをスタートします。
 定員は昨年と同様、マラソンが9,000人、ファンランが3,000人の計12,000人です。
 新潟市民先行枠とメディカルランナー優先枠の対象となる方は、一般の方よりも先行して申し込むことができます。
 ゲストランナーは今年も、ランナーに走る勇気と元気を与えていただいている、シドニーオリンピック金メダリストのQちゃんこと高橋尚子(たかはしなおこ)さんをお迎えします。多くのランナーのご参加をお願いいたします。

※子育て応援パスポートの広域連携について

 案件は以上でございますが、2件資料を配布させていただきました。1件目は、子育て応援パスポートの広域連携についてです。
 子育て応援パスポートは、子育て支援は社会全体で取り組むものであるという認識を地域全体で共有するとともに、子育て家庭の経済的負担を軽減するため、中学生以下の子どものいる保護者などを対象に、協賛企業の店舗でご提示いただくと、割引や特典が受けられるものです。
 この度、新潟広域都市圏内で同様の取り組みを行う聖籠町・田上町と連携協議が整ったことから、新年度4月1日より3市町における相互利用を開始したいと思います。
 これにより、それぞれが発行するパスポートをいずれの市町の協賛店でご提示いただいても同様の特典を受けることができます。
 本市の皆さまが聖籠町、田上町でご利用いただけるとともに、特に聖籠町、田上町の皆さまにとっては本市の約700店ほどの店舗で特典が受けられます。
 これまで以上に相互にお出掛けいただき、ご利用いただければと思っています。

※「新潟市健幸(けんこう)づくり応援食品認定制度」第5回認定について

 2件目は、「新潟市健幸(けんこう)づくり応援食品認定制度」の第5回認定についてです。
 この度、11月に申請を受け付けた食品について、有識者から意見聴取を行い、特定非営利活動法人ゆうーわの「戸頭(とがしら)大麦屋 国産のもち麦」、社会福祉法人親和福祉会の「PEARL(パール) BARLEY(バレイ) もち麦」の2件を認定することといたしました。
 両商品ともに、摂取により腹囲の低減効果が認められた「大麦β-グルカン」を含んでおり、パッケージには市の認定マークと認定文言が表示されますので、市民の皆さまには、商品選択の際の目印としていただき、一層の健康維持・増進にご活用いただきたいと考えております。

質疑応答

G20新潟農業大臣会合について

(記者)

 G20新潟農業大臣会合の件なのですけれども、開催まであと2カ月ということで、徐々にムードも高まりつつあると思います。当日、多くの大臣がいらっしゃると思うのですけれども、市長として、新潟のどのようなところを見てほしいといった考え方があれば、お聞かせください。

(市長)

 農林水産省としては、新潟の先進的なスマート農業をぜひ見たいという要望で、そういったスケジュールを組んでいると思います。また、新潟市としましては、芸妓文化、それから、新潟市はやはり“食”が特徴でありますので、食文化といったものをしっかり見ていただきたいと思っています。

統一地方選挙について

(記者)

 発表外なのですけれども、統一地方選挙の告示まであと2週間ほどだと思うのですけれども、昨年の市長のご自身の選挙を踏まえて、応援など、どのような対応をされるかという、今のところの考えはありますか。

(市長)

 私がこれまでお付き合いをさせていただいてきた議員の皆さまの中で、応援してほしいというご要望があったところが中心になると思います。そうした日程について、これから調整をして、応援を可能な限りしていきたいと思います。

(記者)

 基本的には、支援を受けた議員の応援に伺うという感じなのでしょうか。

(市長)

 応援に来てくれということになりますので、だいたい今おっしゃったところと、昨年、選挙で応援いただいたところと重なっているのかなと思います。

(記者)

 昨年の市長選で保守系が割れていましたけれども、応援の要請があれば伺うというスタンスですか。

(市長)

 そうですね。日程を調整しながら、そうした皆さんの応援に行きたいと思っていますし、また、前回選挙で応援していただいて、勇退をされて、その後継者となる方からも応援に来てほしという要望が上がっておりますので、そうした皆さんの応援に出向くこともやぶさかではないと考えています。

新潟市アイスアリーナ ネーミングライツについて

(記者)

 新潟市アイスアリーナの愛称が決まったということで、どれくらいの応募があって、市としてはどの辺を重視して、三菱ガス化学株式会社を選ばれたかということをお聞きします。

(市長)

 申し訳ありませんが、応募者数やその他の企業名等の公表は控えさせていただきたいと思います。

(記者)

 新潟市が三菱ガス化学株式会社を選ばれた理由、重視した点などを教えていただきたいのですけれども。

(市長)

 三菱ガス化学株式会社に選定した理由ですけれども、本市に工場を構えているということと、とても新潟市に対して愛着を持っていただいている企業でありまして、業績も好調ということで、新たに命名権者となりご支援いただけるということです。

(記者)

 社長が新潟市出身ということですが。

(市長)

 そうなのです。社長が倉井さんという方で、新潟のご出身で、新潟で発展した企業の一つとして、新潟市のスポーツ振興にも貢献したいということで、ネーミングライツに応募してくださったということです。

(記者)

 アイスアリーナの関係で、ネーミングライツが切れて、途切れることなく企業が手を挙げているというところは、新潟市に価値があるのかなと捉えているのですけれども、その辺、市長としてはどのように受け止めておられますか。

(市長)

 今おっしゃったとおりで、ネーミングライツに応募していただいて、契約金もしっかりした金額をいただいていまして、非常にありがたいと思っています。アイスアリーナの利用状況を見ても、毎年13万から15万人の方々から利用していただいておりまして、子どものときからスケートに親しんで、そしてまた成長してからもアイスアリーナに親しんでいただけるということは非常にいいことだと思っています。競技力の面でも、昨年10月に行われた第22回全日本ノービス選手権大会で、9歳から10歳のクラスで優勝したということでありますので、このことも、市長としては大変うれしく感じています。

(記者)

 今後、ネーミングライツの対象となる施設を拡大していくとか、その辺まではまだ。

(市長)

 これから、ネーミングライツについては市民、命名権者の受ける効果などを検証して、今後の導入について検討していければと思っています。

Noism(ノイズム)について

(記者)

 先週、Noism(ノイズム)(りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 劇場専属ダンスカンパニー)のホームページに、2020年8月まで活動を延期するという発表が出ていたのですが、新潟市としては、今まで3年契約だったものを、2020年という1年契約の活動更新になった理由と、2020年8月以降の活動を、市長はどのように考えていらっしゃるのか、考えがあれば教えていただきたいと思います。

(市長)

 私も、先月、Noismのダンスを見せていただきました。とりあえず1年延長になったということは、私が当選して、Noismについて十分な認識を持たない中で判断ができないだろうということで、1年延期を決定したと考えています。今後、私自身の目でしっかりNoismの活動を検証しながら、次の契約について検討していきたいと思います。

(記者)

 前向きに検討していくということでしょうか。

(市長)

 もう少し、これまでの活動の実績などを検討しながら考えていきたいと思います。

(記者)

 先ほどのNoismの関係ですが、視察をされた際に、とても芸術性が高いものですが、一方で、ぱっと見て、一般の方にはよく分からないと思う方も多いと思いますが、市長は具体的にどのような感想をお持ちですか。

(市長)

 正直いうと、すごく良かったなというのが正直な感想です。実は初めて拝見させていただいて、こういう踊りなんだと思って驚きましたし、非常に芸術性が高いと思いました。

(記者)

 今後、そういった文化事業については全体的に前向きに考えていきたいのか、あるいは削減に向けて考えていくのか、いかがでしょうか。

(市長)

 増やすとか、減らすとか、そういった観点ではなくて、市民の皆さんにどれだけ評価されているかとか、今後、必要なものかどうかということで、これから検討していきたいと思っています。

各区文芸誌発刊事業の見直しについて

(記者)

 文化事業の関連ですけれども、北区、秋葉区、南区で発行が続いていた文芸誌の予算を今回の事務事業点検で打ち切りにして、全市統一の「にいがた市民文学」に応募するように促すということですけれども、あらためて、市長として、そのようにしたことへの見解をお願いします。

(地域・魅力創造部長)

 事務事業の見直しの一環で、各所管課の皆さんからご検討いただいたわけですけれども、個別に発行するよりも、全体として統一感を持って発行した方がこの時代に合うだろうという判断を所管課の方でしていただいたので、そういった形で統一をするということです。お金がないからということも確かに現状としてはありますけれども、市民の皆さまにより良い全市的なものを伝えていこうという意図もありますので、そういった観点からも市民の皆さまになお一層愛されるよう努めていきたいと思います。

過去の市長記者会見

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